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大陸の西側で偏西風の影響を受けやすいっていうのはよくわかるんですが、なぜ大陸の東岸だとモンスーンの影響が大きくなるんですか?当然原理的には西岸でもモンスーンが発生するはずですよね?
うーん、難しい…。

A 回答 (4件)

モンスーンは季節風ですね。



夏と冬で、東岸は温度差が大きいです。

陸の気温は東のほうが冷えるし、海の温度は西(=陸から見れば東)のほうが暖かくなる

暖かいほうが上昇気流をおこして、相対的に温度の低い(重たい)空気が流れ込んできます。

冬は陸が冷えますが、夏は陸のほうが熱せらます。
(陸は放射熱で温まりやすく冷めやすい)
そのせいで、冬は陸→海の北西季節風、夏は海→陸の南東季節風になります。(北半球の場合)

西海岸は温度差が少ないので偏西風の影響が大きくなります。
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 モンスーンや台風の元になるのは、ご存知の通り熱帯性低気圧です。

この低気圧が
海からどんどん蒸発する水分を吸い上げ、成長していきます。つまり、モンスーンが
発達するには海からの水分供給が必要で、そのためには暖流の存在が重要となります。
たとえ海に面していても、そこが寒流であれば、水分はほとんど供給されません。

 ところが、大陸の西側には基本的に暖流がありません。自転力などの影響もあり、
太平洋・大西洋では潮の循環が時計回りになるからです。そのため大陸の西側では
北極圏から寒流が南下し、大陸の東側では赤道付近から暖流が北上していきます。
結果として、大陸の西側ではモンスーンに必要な水蒸気が得られないのです。

 なお、大陸の西側はたいてい乾いた気候になっていますね。カリフォルニアやチリ、
オーストラリア西部やアフリカのサハラ砂漠が好例でしょう。ヨーロッパに関しては、
地中海があるおかげでさすがに砂漠はできませんが、それでもフランスやスペインの
大西洋側はかなり乾いています。その気候が多雨の苦手なブドウの生育にとって都合が
いいため、ワイン醸造が産業として成り立つわけです。
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ヒマラヤ山脈の所為なんじゃ…とか見当違いなことを考えていたのですが、検索していたら気になる書き込みを見つけました。



googleで「モンスーン 特定の成因」で検索してみてください。

この書き込みからすると、西岸でも季節風の影響を受けているような…
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 貿易風(言うなれば偏東風)に流されるせいかと思ったんですけど、どうだろう?(ところでモンスーンってどこで発生するんでしたっけ?イ

ンドや中国南部以南、オーストラリア東岸あたりだったら貿易風が吹いているので当てはまりそうな気がするのですが・・)
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