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こんにちは!
小泉首相の靖国神社参拝問題や、歴史教科書問題、そしてそれに対抗すべく民間交流の相次ぐ中止など、今、韓国及び中国と日本の関係が悪化しつつあります。
個人的には、第2時大戦は、悪意ある軍部が善良な日本国民を動かして行なった侵略だったと思っています。そう一言で片付けてしまうのは安直かもしれませんし、また、勉強不足だとも思っていますが、それにしても、第2次大戦で日本が行なった行為を、韓国や中国の方々は、いつになったら許して下さるのでしょうか?
ご家族を日本軍に殺された方々のお気持ちを考えると、愚問かとも思えますが、例えば日本の首相が靖国神社を参拝するか否かは、毎年、この時期になると大きな話題になります。こういう「こだわり」がいつになったらなくなるのかという質問でもあります。
戦争問題に関しては、知らない事もたくさんあり、ご教示という意味も含めてのご回答及びアドバイスをお願い致します。

A 回答 (48件中1~10件)

私の友達は 韓国へ出張した時 みみずかを 見せられ



とても 気分の悪い思いをしたそうです。

こういう「こだわり」がいつになったらなくなるのかという。。。。。

秀吉の出兵もいまだ うらんでいるようです。

許し合うことが 大切だと思います。
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この回答へのお礼

teru77777さん、こんにちは!

早速のアドバイス、どうもありがとうございます。
まず、すごく恥かしいのですが、再びの質問です。「みみずか」って、東京・大手町にある平将門の首塚と同じようなものの事ですか?
もしよろしければ、教えて下さい。

秀吉って、A級戦犯にそういう人はいなかったし、もしかしたら豊臣秀吉のことですよねぇ・・・?
だとしたら、答えは殆ど「永遠に許してもらえない」ですね。

わたしも許し合うことが大切だと思うのですが、加害者の国の国民の末裔なもので、それが言いにくいです。
でも、日本人はアメリカに対して、韓国や中国が日本に対して持つようなこだわり(そのこだわりが良いとか悪いとかは判断できません)は持っていませんよね。
何なのでしょうね、日本人って。

お礼日時:2001/08/02 16:29

ものすごく稚拙なたとえ話ですが・・・


たとえば、adelaideさんのお子さんが、変質者に性的ないたずらをされた上に殺害されたとします。その犯人が起訴され、懲役30年の刑に服し社会復帰してきたとしましょう。その犯人は罪は既に償っているのですから社会的に(表面的に)責められたり迫害されるいわれはありません。しかし、その犯人がレンタルビデオ店でロリコンもののアダルトビデオを借りている姿を目撃したらどう思います?
「こいつはやっぱり・・・」と思って憎悪を新たにするのではないでしょうか?

う~ん私も加害者側一個人の立場からすると「もう勘弁してよ、そんなつもりじゃないってば」とは思うのですが、国の首相としてはやってはならないことだと思うんですがねぇ・・・
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この回答へのお礼

nosukenosukeさん、ご回答ありがとうございます!

例え話の件ですが、過激な回答で削除されるかもしれませんが、わたしは間違いなく、犯人を殺すでしょうね。それも、わたしにできる限り残虐な方法で(小心者なので、大したことはできないでしょうが)。
それに、いまどき、日本で「子供を一人ぐらい殺されたって」懲役30年ということは有り得ないでしょう。長くてもせいぜい18年ぐらいでしょうかね?
・・・話が逸れました。

でも、それは、犯人という明らかな対象が存在するからで、戦争の場合は国対国です。

わたしも、「もう許してよ、戦争を起こした日本人の末裔として申し訳ないという気持ちは持っているのだから・・・」というのが感想です。
小泉首相には、わたし個人としては、参拝に行って頂きたいと思っています。
祖先達の霊に対して参拝する気持を第一にしているからです。
儒教の国・韓国でも、それでも許してくれないのでしょうかね?

お礼日時:2001/08/02 16:45

 靖国神社の問題に関しては俺も中国派です(^_^;


 首相が公的にあそこに行くのははっきり言ってヤバいです。はい。
 もしかしたら、神社の管理者はそんなつもりじゃないのかもしれませんが、「右翼系?」という言葉がそこはかとなぁぁく、俺の頭によぎったりするんです。
 まあ、表向きは「気のせい」ということにしてますが(笑)
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この回答へのお礼

deagleさん、アドバイス、どうもありがとうございます。

ああ、そうですね。確かに、われわれ(?)一般人には、「靖国神社」=「右翼系」というイメージがありますよねぇ。
(・・・あんまりハッキリと書くと、マズイでしょうか?)

お考えが中国派だという事は、「永遠に許さない」ですか?
でも、どうしたら、許してくれるのでしょうか?

お礼日時:2001/08/02 17:02

率直な疑問ですね。

この質問のような、率直な発言さえはばかれる現状に問題があるんでしょうね。
まず、「何時になったら許してもらえるか」ですが、結論を言いますと未来永劫許してもらえないでしょう。逆の立場ならそう思いますし、各地での民族・宗教にまつわる抗争を見ていてもそう思います。許してもらう、と表現すると、あたかも”無かったことにする”と受け止められる可能性があります。事実を認識した上で乗り越えることが必要なのです。乗り越えるためには、何らかの対処や努力が必要ですよね。さて、日本はどんな努力をして来たでしょうか? 努力項目を羅列しても実は余り意味がありません。国民のどれだけが事実を認識しているでしょう? 肝心の教科書は各論をぼやかしていて、何のことかわかりませんね。過去のことですから、全ての事実を洗い出すのは不可能かもしれません。歴史とはそういうものです。ただ、分かる範囲から、どういう理由でどう解釈するか、はできるはずで、そういう意味では日本は国としてのスタンスを明示しているとは言えません。内政干渉だの何だの言う前に、国としてのスタンス(=国民の常識)が無いと、個々の主張だけが飛び交い、全く混沌としてしまうわけです。これは国民として非常に恥ずかしいことですね。小泉さんの靖国参拝についても、個人として何を考えてもらっても良いわけですが、戦後の時間が経過しただけで、何ら対処していないのに反対が無くなるわけないんです。どんなスタンスの人でも、諸外国に文句を言われないような対処を施していないのですから。
靖国参拝については、A級戦犯をともに弔うことになるのが問題なんです。一般の戦没者と戦犯を同時に参拝しないような構造を作れば良いだけのことです。場所を分離するのも一つの手でしょう。戦犯であること自体に疑問をお持ちの方は、戦犯の墓碑を参拝すれば良いし、そうでなければ一般の戦没者を参拝すれば良いのです。
やったことはチャラにはできません。乗り越える努力は当事者と子孫の義務です。御互いよ~く考えていきましょう。
蛇足ですが、本件について見ると、小泉政権の無策が見え隠れしますね。本質の議論が一切成されない。ちょっとがっかり。
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この回答へのお礼

m_chappyさん、アドバイスをどうもありがとうございます。

文面を拝見していて、全部「なるほど~」と納得してしまいました。
実は先日、父とこの事で少し話し合いました。父は軍隊に入り、日本国内で自動車整備関係をしていたそうですので、戦地の悲惨さは体験していません。
少し過激な内容になります。今回の問題以外の事でも、韓国にしても中国にしても、意固地ともとれる国民性(というか、政府の方策?)がありますよね。頑として曲げない部分が彼らにはあるんです。それが、どう見ても、あまり正しくない場合も含めてです。
でも、そこには、何と言うか、信念のようなものを感じるのです。人間として、国としての意地のようなものが。
で、日本はどうかと言えば、アメリカとの関係を顧みてみれば、矛盾だらけの現状をつきつけられているにも拘わらず、何があっても、頑として撥ね付けるような事は全くしていない訳です。
「日本人は、意地がない」と父は言います。
わたしも、そう思います。
例えば広島や長崎で被爆された方々を始め、「アメリカのせい」で、人生を大きく変えられてしまった方々がいまだに多く存在していらっしゃるにも拘わらず、米軍の基地が日本には数多くあります。
アメリカは詫びていないし、被爆された方々は恐らく許していらっしゃらない事でしょう。でも、日本は、「許してしまった形」にしている。時間をかけて、いつのまにか、うやむやに。
これは、伝え聞いた話ですが、昭和天皇が在位中に、フィリピンのアキノ大統領が来日した際、晩餐会の席で、隣に座るアキノ大統領に対し、「I am sorry」と第二次大戦の事を詫びたそうです。事実かどうかはわかりません。
でも、仮にそれが事実だとしたら、宮内庁も政府もそれを国民に伝えてくれていないことになります。
どうしたら、韓国や中国が許してくれるのか?と考えた時、今のままの日本ではやはりだめだろうなと思えます。

お礼日時:2001/08/02 17:36

まず、「何時になったら」ですが、中国・韓国が戦争に対する謝罪を求めるのは


政治的カードの一つですので、何時になっても「許す」とは言わないでしょうし
たとえ国交が上手くいっていたとしても何かにつけ出してくるでしょう。

だいたい侵略したのは日本だけではないはずなのに(特に中国)日本にだけ何時までも
言ってくるのは、日本が「敗戦国」で、その他のイギリスやフランスなんかは「戦勝国」で
極東軍事裁判では同じ「裁く側」に立った中なので言い辛いと言うこともあります。
香港なんてつい最近まで「イギリス領」だったんですよ?
それを中国政府が認めていたのは、やはり政治的判断なわけで、感情論とは別の所にあるはずです。

靖国神社に奉られている人の中には「A級戦犯」と呼ばれる人もいるから参拝するのはどうか?
と言う意見もありますが、「戦犯」なんてのは勝った国が勝手に犯罪人呼ばわりしただけで、
日本国民が「戦犯」としたわけではありません。
小泉首相が言っておられたように日本では亡くなれば誰でも「仏様」と言う考えもあります。
(神社に奉られているのだから「仏神」かな?)ですから日本人の考え方として、戦争で亡くなられた
方の魂にお盆にお参りするというのはとても自然なことと思えます。
その辺の事をもっと諸外国(特に中国・韓国)にじっくりと説明してはどうかなぁと思うのですがね。

そんなところでいかがでしょう?
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この回答へのお礼

koushirou29さん、ご回答ありがとうございます!

なるほど、確かに、政治的または外交上のハートのエースに近いカードですね。
しかし、「謝罪」といっても、どのような形で「謝罪」をすれば、彼らが納得し、許してくれる「謝罪」になるのか、明確な要求はあるのでしょうか?

確かに「侵略」という点で考えると、歴史上、欧州には、もっと残虐であくどい形で他国を侵略した国々が存在する訳ですし、中国もその被害者のはずです。
そう考えると、「なぜ日本だけにいつまでも・・・」とも思えますね。

>小泉首相が言っておられたように日本では亡くなれば誰でも「仏様」と言う考えも>あります。
>(神社に奉られているのだから「仏神」かな?)ですから日本人の考え方として、>戦争で亡くなられた 方の魂にお盆にお参りするというのはとても自然なことと思
>えます。

これは、わたしも全くの同意見です。
でも、じっくりと説明をしても、無駄のような気さえして来ました。

お礼日時:2001/08/03 09:20

 こんにちは。



 日本は、韓国や中国などを占領していた時、
その国の母国語の使用を禁止し、日本語を強要しました。
「その国の言葉を取り上げる」というのは、一番やってはならない事で
大変な恨みをいだかれてしまいます。
 親と子の間で言葉が理解できず、会話ができなくなってしまった、
という悲劇が多数起こりました。
 もし、アメリカが日本に対して同じような事をしていたら
現在の対米感情はもっと違ったものになっていたと思われます。

 また、靖国神社の問題にしても、もっと慎重になるべきです。
「お国の為に死んでいった人に敬意を祓わなければいけない」
という小泉総理の発言は、確かにその通りだと思いますが、
それとこれとは話が別だと思います。
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この回答へのお礼

ice001さん、ご回答ありがとうございました。

どこかで見たか聞いたかの話ですが、某局の旅行番組で、韓国に行った無知なオネエサンリポーターが、戦争当事に日本側が無理やり日本語を教え込み、使わせる状況にした事を知らず、日本語で話してくれる老人に「おじいさん、日本語が上手ですねぇ~」と「誉めてあげた」そうで、ヒンシュクをかっていました。
知らないという事は恐ろしい事だと思えました。

もっと日本人は自分の国にまつわる歴史を勉強するべきですし、報道するなり、出版するなりする方も、真実を伝えてほしいものだと思えます。

お礼日時:2001/08/03 09:40

この問題に関しては、日本人がアジア諸国と日本との歴史的なかかわりに対して、あまりにも知識が無さ過ぎることに問題があるのだと思います。



Teru77777さんがおっしゃられている様に、豊臣秀吉といえば韓国では悪の代名詞です。対照的に水軍を率いて日本軍を撃破、戦死した将軍李舜臣はソウルの目抜き通りに銅像が立つほどの英雄ですが日本ではそんなこと教えません。
2年前にソウルに行くまでは、私も知りませんでした。
日本軍はソウルを蹂躙(王城を破壊しつくしたり)してピョンヤン(北朝鮮の首都)まで達したのに、日本の教科書では秀吉の「朝鮮の役」とかいう言葉でさらっと流されちゃったりしてます。

事実はひとつであっても、捉え方は立場によってまちまちです。

日本では、原爆の落ちた日や、終戦記念日は大きく取り上げますが、戦争を仕掛けた開戦記念日なんて聞きません。ましてや、南京虐殺の日に黙祷なんて絶対しませんもんね。

都合の悪いことは忘れたふり。そういう低俗な思考が国政のスタンスになっていると感じられるわけです。それが、アジア諸国が日本に対して不信感を抱く最大の原因であると思います。

韓国人の若い友人と戦争について話す機会がありました。
彼は日本に留学するだけあって、ある程度親日家なわけですから、一般論としては取り上げられませんが、別に日本人に対して恨みを抱いているわけではありません。
しかし、彼の祖父は日本人嫌いです。戦時中に日本語教育を受けていたそうです。

許す、許さないというのは、実際に戦争時に辛酸を舐めた(舐めさせた)当事者同士で語られるべき次元の話であると思うのです。

戦後に生まれた我々世代の人間同士に必要なのは、互いに、客観的な共通の歴史観を持つことではないでしょうか。

残念ながら今の日本の政治下においてはそれは望めません。
そういう教育を意図的に避けていると思われます。
ドイツでは逆に戦時中のホロコースト等のナチズムを徹底的に取り上げて、自国の暗い面の歴史も積極的に教えているようです。
しかし、それがために、自分がドイツ人であることを恥ずかしいという若者がいたりして、それも少し違うように感じています。

若い人達が個人としてなすべきことは、そういう日本政治のアジアに対する傲慢な姿勢を変えさせること(選挙権があるんだから)、個人個人が積極的に他の国の歴史・民族に興味を持ち、理解を深め合うことだと思います。

それが今の時代に生きる若い人たちの責務であって、その努力を怠った時こそ自分を恥じるべきだと思うのですが。

とりあえず問題の解決方法としては、手っ取り早く、日本と韓国の歴史教科書を取り替えっこして、2世代ぐらいに渡って教育してみてはどうでしょうか?
お互いの思想が歩み寄って、ちょうどバランスとれるんじゃないでしょうか?

質問の答えになってないかもしれませんが、わたしはそんな風に考えています。
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この回答へのお礼

soul72さん、ご回答ありがとうございました。

何だか、ご回答に対し、本当に100%、納得してしまいました。

「都合の悪いことは忘れたふり。そういう低俗な思考が国政のスタンスになっていると感じられるわけです。それが、アジア諸国が日本に対して不信感を抱く最大の原因であると思います。」

は、本当にその通りですね。
数年前に、あの広島の原爆ドームを取り壊す案が出たことを憶えていらっしゃいますか?あの時は、その発想に対してショックで、「このままでは日本という国は本当に駄目になる」とまで思ったものです。

わたしも以前、インドネシア人の友人に日本の事を恨んでいるか?と聞いたことがあります。まあ、インドネシアは韓国や中国とは立場が全く異なりますが、「そんなことはもう全然ないよ。気にするな」と言われ、少し救われた思いがあります。

各国の一般外国人がたくさん出演して討論する某・番組がありますね。
以前、ナチズムを崇拝するイカレタ日本人が出演した時(あれは、本当に日本人として恥かしかったです)、ふてぶてしい彼らに対し、フランス人が殴りかかろうとしました。あれが怒りであり、憎しみであると思うのです。
恐らく、戦争中に実際に日本の為に辛酸を舐めさせられた方々の感情は、あの行為そのものだと思うのです。
わたしが彼らの立場でしたら、同じ気持ちでしょう。

しかしながら、では、どうすれば、いつになれば許してくれるのか?というのが今の疑問なのです。

韓国とは、子供達の交流も含む民間交流まで中止になり、そんなことを繰り返してどうするの?と思えるのです。

お礼日時:2001/08/03 13:47

  adelaideさんは、「悪意ある軍部が善良な日本国民を動かして」とおっしゃっていますが、大事な責任ある人を忘れています。

「昭和天皇」の戦争責任は、いまだにアジアの諸外国に対してはっきり国として表明していません。
 さらに神社(日本神道)は、天皇を頂点にした宗教です。そこへ公式参拝するような政治家を中国・韓国が許すでしょうか?そして戦争責任に限定すれば、財閥の関与も抜けています。三井、三菱、住友など当時の財閥が軍をけしかけたのはほぼ間違いないと思います。
 ただひとつ思うのは、世界中が戦争をしてたのに、日本がこれ以上謝罪する必要があるのかという事です。

 歴史教科書問題は、明らかな内政干渉だと思います。
だってそうでしょう?戦前、政府が認めた歴史観でしか教科書を発行できませんでしたが、中国の干渉をうけて、一方的な歴史観にしたのでは、戦前と同じです。日本は、中国と違って思想等自由が認められた国です。いろんな歴史観の中から国民が選択すればいいわけです。
 ではなぜもっと強い態度にでないかと言えば、財界が、世界最大の「市場」に野心を持っているからだと思っています。 
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この回答へのお礼

masahumi-1さん、アドバイス、どうもありがとうございます。

昭和天皇の戦争責任問題は、とても難しく微妙な問題だと思えます。
一国の長として考えれば責任は確かにあるのでしょうが、軍部や、まさしくmasahumi-1さんがおっしゃる財閥系の人間達(他にもありますか?)に「利用」されたとも思えます。ですから、敢えて言及はしたくなかったのです。

「世界最大の市場」ですか・・・。
なるほど、そういう観点もあるのですね。勉強になりました。
しかし、それは、日本人としての意地よりも、お金の方を選択する・・・という事になる訳ですよね?それでずーっと今日まで来てしまったのですよね?
国民性でしょうか?

お礼日時:2001/08/03 16:29

韓国や中国、フィリピンなど、大戦中日本軍の犠牲になった国の人々とつきあいのある者です。

彼らは、「未来永劫決して許さない」とは思っていないと思うし、ましてやよく日本で聞く「外交カード」とも(少なくとも一般大衆は)思っていないと思います。でも日本で生まれ育った私達の中では、「これだけしてるのに、なんで?!ゴネ得狙ってるの?あさましい!」と、多かれ少なかれ思っている人、そんなに奇異ではないように思います。このギャップはどこからくるのでしょうか?

ひとえに、日本国内で、様々な思惑により為されている情報操作によるものだと思います。日本軍が行った行為について、そして日本が国際社会でした約束について、極めて日本に都合のいいように取捨選択された情報が与えられた結果、国民には「どうやら日本軍は戦中、非道いことをしたらしい」といった字面な認識しか浸透していないのが正直なところではないでしょうか?日本軍がした行為を知り、ひとりの人間として、怒りにふるえたことがありますか?これがまず、「過去の過ちを過ちとして認める」ということだと思うのです。「そんなことは無かった、あれは過ちではなかった。」と言っている限り、相手を許すなんてできるわけないですよね?事実を広く知る。その上で、心ある人として、これまた心ある人である相手と向き合い、人としての誇りを持ってできる言動こそが、正しいものであると信じています。

いくらでも事例はあるのですが、話題になっている教科書問題、靖国参拝について一例ずつ参考をひきましょう。このような認識、ありましたか?

まず話題の歴史教科書問題について。

***************以下参考*************** 
 たとえば一九九八年、当時の小渕恵三首相は、来日した金大中大統領とともに日韓共同宣言を発し、その中で「わが国が、過去の一時期、韓国国民に対し、植民地支配により多大の損害と苦痛を与えたという歴史的事実を謙虚に受けとめ、これに対し、痛切な反省と心からのお詫び」を述べました。
 そのうえで、「両首脳は、両国国民、特に若い世代が歴史への認識を深めることが重要であることについて見解を共有し、そのために多くの関心と努力が払われる必要がある」旨強調しました。
 若い世代の歴史認識を深めるために「多くの関心と努力が払われる」とすれば、そこに教科書が含まれることは、誰がみても明らかです。
 韓国は、この日本の代表が発した言葉を信じ、以後、歴史認識で日本への強い批判は控えることとし、戦後ずっと拒否してきた日本文化の受け入れへと大きく転換したのでした。
 教科書問題での韓国からの要求は、「外圧」などでありません。
 「日本人は、 私たちへの約束を破るのですか?」という問いかけにほかならないのです(同じ趣旨の約束は、 右の直後に来日した中国の江沢民主席とも交わしています)。
***************以上参考***************

次に靖国参拝問題。

***************以下参考***************
「国のために(正確には現人神である天皇の「神の国」のために)命を捧げたら、靖国神社に奉られる」ことを信じて戦死した人達への約束を、諸外国の「内政干渉」の為に破るのは「無責任」だという意見を聞くことがあります。また、「国のために命を散らした人に、感謝と敬意をはらうのは当然。だから靖国参拝の何が悪い」という発言を良く聞きます。しかし、これは靖国神社に対する戦後処理の経緯を知れば、いずれも、前半部分は確かに妥当なのですが、後半への論理は(意図的に?)飛躍・もしくは事実誤認していて、全体としては支離滅裂であることがわかります。

確かに、「国のために命を捧げたら、靖国神社に奉られる」ことを支えに、国民が戦争の犠牲を受け入れたということがあったというのは事実でしょう。だからこそ国際社会では終戦直後より、天皇に命を捧げた人が「神」として奉られるという「戦意高揚装置」としての靖国神社を廃止する声が高まりました。(もちろん、それら全ての可能性を含めて無条件降伏の「約束」をしたのは、日本です。)しかし、GHQの宗教担当者ブルーノ・ビッテルの「国家のために死んだ人々に対して敬意を払うため、靖国神社にその霊をまつることは自然の法に基づくものである。国家神道が誤った国家主義の根本であるなら、廃すべきは国家神道で靖国神社ではない(1945年10月)」をはじめとした意見を受け、GHQは靖国神社に次の2つの選択を迫りました。(1)国家との関係を絶って宗教施設として存続する(2)宗教色のない戦没者追悼の記念碑的施設にする。「靖国神社」が「選択」したのは前者、(1)でした。

ですから、「国のために命を捧げたら、靖国神社に奉られる」ことを信じて戦死した人達への「約束」を破るという意味では、そもそも終戦と引替えに、その「約束」は日本側の選択によって既に破られているのです。「靖国神社へ公式参拝するな」というのは、何も独立国である現在の日本に対する内政干渉ではなく、無条件降伏により敗戦した「日本側」が、戦後処理過程で国際社会に約束したものであり、「国際的にした約束を守れ」というものです。

***************以上参考***************

最後に。。。他人の言葉ではありますが、私の平和に対する信条です。

***************以下参考***************
一般には、簡単に「許しましょう」というが、 本当には簡単に許してしまってはいけない。互いに平等な立場であれば、博愛主義は大事であるが、そうでなければ、弱い立場の人に不当な我慢を強いることになる。「過去を振り返ることは将来に対する責任を担うこと」という言葉は、痛みを痛みとして受け止める事から出発することを訴えている。皆仲良くしましょう」では、本当に苦しい立場の人を取り残すことになる。

共に苦しむから、共に喜べる。平和は、力や法ではなく、「はらわたを突き動かされる」共感から生まれる。「平和」は、悔しい思いをしている人のいない状態であり、正義が実現している状態である。
***************以上参考***************

参考URL:http://www2.osk.3web.ne.jp/~kizamu/links/index1. …

この回答への補足

bewiseさん、きちんとしたお礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。

参考URLは時間をかけて、読み進めたいと思います。
アドバイスを拝見していて、第二時大戦とその前後に関する自分の知識の貧しさと認識の甘さを痛感致しました。

〉事実を広く知る。その上で、心ある人として、これまた心ある人である相手と向き合い、人としての誇りを持って
〉できる言動こそが、正しいものであると信じています。

わたしも、bewiseさんのおっしゃる通りだと思います。

日本軍が行った行為を知り、人間として、怒りにふるえるような経験はありませんが、「何と言う事をしたのだろう」と恥ずかしさや悔しさ、申し訳なさ等が入り混じった複雑な気持ちから涙した事は何度もあります。
しかしながら、軍人ではなく、召集令状一枚で強制的に戦地に連れて行かれ、例えば神風特攻隊や人間魚雷回天などで失われた若い命を思うと、彼らもまた犠牲者であり、戦死者の大多数は同様であり、にもかかわらず、彼等の魂やご遺族は、韓国や中国の人々のように「あなた方の事は許さない」と言える相手がいない訳です。
そう考えると、戦後生まれのわたしがこのような事を言うのは大それたことなのでしょうが、「もう、許して下さい。許してあげて下さい」と思うのです。

戦争に関する問題は奥が深く、これから少しずつ、事実を知り、勉強をして行きたいと思って居ります。

本当にありがとうございました。

補足日時:2001/08/07 00:39
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この回答へのお礼

bewiseさん、長文のアドバイス、どうもありがとうございます。

アドバイスを拝見し、わたしの能力で理解できるまで咀嚼するのにかなり時間がかかると思いますので、お礼は改めてさせていただきます。

お礼日時:2001/08/03 16:32

少し関係のないことですが、日本が世界大戦に踏み切った理由、も少なからずあるんです。

忘れられがちですが、結果的に侵略戦争と呼ばれることになったにせよ。
まるで狂気のように突然真珠湾を襲った、なんてことはなく。
ABCDラインによって、(大体世界地図の中国から右下に向かって四分の一の円を大きく描いたラインな感じです。A=アメリカ、C=中国、BDは忘れました;ごめんなさい)日本は輸入路を絶たれました。
日本は資源のない国です。絶たれてしまったら石油などこれから手に入る術がありません。
だからしょうがなく奪うために戦争に踏み切ったのだと、聞いたことがあります。
そのため責任を感じたのか、あれだけ日本に侵された中国が日本から一切戦後賠償金をとっていないんです。注目すべきことではないでしょうか。
このあたりマスコミ言わないのがどうしても気にかかります。

日本軍を弁護したいわけではないのです。念のため。
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この回答へのお礼

ikuyatさん、アドバイスをありがとうございます。
また、お礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。

なぜ日本が世界大戦に踏み切ったかの理由は諸説ありますよね。
真珠湾攻撃も、暗号の段階でアメリカに解読され、アメリカ側は承知していたことだと。あの、ゴルゴ13でさえも、それに伴う話がありました。
でも、ABCDラインというのは初めて耳にしました。

日本から中国に戦後賠償金を一切支払っていないそうですが、政府開発援助として費やす費用はそれに該当する部分も含まれているのではないかと思えます。

いずれにしても、この問題は、知れば知るほど深みにはまり、判らない事だらけ、知らない事ばかりという感じです。

わたしは、中国にはもっと政府開発援助を注ぎ込み、日本に不法入国せずとも中国の国民が安定して食べて行ける環境のお手伝いをさせて頂くという気持ちが大切で、それが足りないのではないかとも思えます。

お礼日時:2001/08/07 15:34
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