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19のパニック障害持ちです。
私はパニック障害の治療をしてから半年が経ちました。頓服とカウンセリングを行っています。
最近カウンセリングが必要あるのか?と疑問に思いました。気持ちの整理や自分の思っていることを出す練習としてはすごく勉強になりますが、これで治るのか?と思ってしまいます。地道すぎて先が見えなくて怖いのですがどうしたらいいでしょうか?

A 回答 (1件)

直接の回答とはならないかもしれないので、その点はお許し下さいね。


臨床心理学的な角度からお話ししてみることにします。

カウンセリングというのは、よく勘違いされますが、そもそも治療を目的としたものではないんですよ。
もっとわかりやすく言うと、直接的な診療行為(注射や手術といったものをイメージすると良いでしょう)ではあり得ず、あくまでも、患者さんの背中を押すだけのものでしかないんです。

言い替えると、本人自身の力を引き出すと言いますか、気づかせる・気づきを与える、と言いますか。
だからこそ、気持ちの整理や、自分の思いを表現する‥‥といった点に関しては、非常に効果があります。
自分自身の見直しの方法・ヒントを与える、ということこそがカウンセリングですからね。
実際、傾聴といって、ただひたすら、クライアントさん(患者さん)の話に耳を傾けるだけ(カウンセラーとしては肯定も否定もせず、ただ聴くだけ)ということをしますし。

ということで、診察行為(治療行為)ではないので、はっきり言って、カウンセリングだけで治る・良くなるといったものではありません。
それよりも、いろいろな場面での耐性を身につけることこそが大事で、アレルギーの人への減感作療法などのイメージと同様、あえてつらい場面に向き合わせて、たとえば、パニックが起こったとしてもそれだけで死に至るようなことはない、と認識させるような治療法を要することもありますよ。
早い話が、自分の身体でじかに感じて「意外と大丈夫なのだ!」という経験を積み重ねてゆかないかぎりは、精神的・心理的な不調は、そんなにカンタンに解決できるものではないんです。
(実際、精神医療の理論のひとつになっていますよ。)
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