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グアノシン三リン酸ってなんですか?
働きなどを分かりやすく教えていただけると嬉しいです。
お願いします。

A 回答 (3件)

ATP(アデノシン三リン酸)はご存知ということでよろしいですね。


このATPと同様に、エネルギー供与体として働く物質です。
核酸の分解物であるヌクレオチドのうち、
アデニン塩基を中心原基にして構成されたものがATPであるのに対し、
グアニン塩基を中心原基にしている物質という違いがあります。
作用機序はATPと同じく高エネルギーリン酸結合に
エネルギーを蓄積したり、リン酸を分解することで、
エネルギーを蓄積するという点も同じですね。
ただし中心原基がグアノシンですので、この時の分解酵素は
GTPaseになるという点では異なります。

ATPは体内の生合成や運動のエネルギー等に広く利用されますが、
GTPはホルモンによるシグナル伝達や、RNA合成、タンパク質合成系など、
特に注目するのは、生物そのもの細胞そのものを合成、調整する過程に対して、
中心的な役割を果たしているようです。
ここが面白い話でもあり、このGTP結合タンパクが無制御の状態で
はたらいてしまうと、細胞のガン化をまねてしまうことになり、
このGTPの活性と抑制を調整するシステムの解明が進むと、
将来のガン治療に何か一つのヒントが生まれるかもしれません。
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実際にはATPと同じ働きをする高エネルギー物質で、TCAサイクル一回転で一つ生産されます。

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