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酸化還元反応の計算は基本的に酸・塩基反応と同じ要領でいいと思いますが、その時に使う酸化還元反応における価数はどのように決まるのでしょうか?
先生には【(-)はマイナスイオンで(+)はプラスイオンと書くことにします】

MnO4(-)+8H(+)+5e(-)→Mn(2+)+4H2O

であれば過酸化マンガンの価数は5価と言っていました。同じように他の式でも説明していたのですが、どうやら電子の数に等しいように思えます。
ですが、先生の板書を写し間違えたのか一つおかしなところが出てきました。

CrO4(-)+8H(+)+3e(-)→Cr(3+)+4H2O

のクロム酸(正確にはクロム酸カリウムでしたが)の価数を6と書いていた(はず...)んです。写し間違えならそれまでですが、もしこれが正しいとすれば単純に「電子の数=価数」とはいきませんよね。半反応式だけを見て説明していたので多分半反応式から分かると思うのですが。理解していないくせに自分が何を言っても始まらないので、アドバイスよろしくお願いします!

A 回答 (3件)

そういう意味の「価数」でしたら、最初にお考えになられていたとおり、電子の数に等しいです。


一個の酸化剤または還元剤分子あたり、やり取りされる電子の数と考えればよろしいですね。

ヨウ化物イオンが酸化されるような場合(あまり出てこないとは思うけど)は注意してくださいね。
2I- → I2 + 2e-
は、ヨウ化物イオンから見れば1価ですから。

>(酸化剤のモル濃度×体積×【酸化剤の価数】)=(還元剤のモル濃度×体積×【還元剤の価数】)
は、つまり何が等しいかというと、(還元剤から放出された電子の総物質量)=(酸化剤が受け取る電子の総物質量)です。
これを基に考えれば、先の説明も納得できるかと思います。

ちなみに、CrO4(2-)のCrの酸化数は+6、酸化剤としての価数は3ですね。おそらく写し間違えたのでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!
≫2I- → I2 + 2e-
は、ヨウ化物イオンから見れば1価ですから≪
については先生からも注意するように言われたので大丈夫です!
これで安心です!本当にありがとうございます!!

お礼日時:2004/12/22 11:23

ちなみに、MnO4の価数は+7です。

この回答への補足

同じく酸化数について説明していただいたのだと思うのですが、下に同じで酸化還元反応における【価数】についてです。お分かりでしたらアドバイスお願いします。

補足日時:2004/12/20 22:59
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酸素は基本的に、過酸化物・酸素分子を除いて酸化数は-2です。

同様に水素も、水素化物・水素分子を除いて酸化数+1です。
過マンガン酸イオンの半反応式は合っています。
クロム酸イオンについては間違っています。クロム酸カリウムはK2CrO4ですよね。これが電離すると、
K2CrO4→2K(+)+CrO4(-2)
ですよね?
よって、CrO4(-2)+8H(+)+3e(-)→Cr(3+)+4H2O
となります。
クロムの酸化数+4×酸素の酸化数(-2)=-2です。
∴クロムの酸化数=-2-4*(-2)=+6となります。
単なる写し間違えですね。

参考URL:http://homepage2.nifty.com/organic-chemistry/cal …

この回答への補足

説明が悪かったのかもしれませんが、酸化数ではなく【価数】についてお聞きしたかったのですが...つまり酸化還元滴定の計算をする際に、(酸化剤のモル濃度×体積×【酸化剤の価数】)=(還元剤のモル濃度×体積×【還元剤の価数】)という計算をしますよね?ここの【価数】についてです。塾で聞いた話ですので教科書にも参考書にも【価数】については説明されていないので、その先生独自のものかもしれませんが...【価数】については分かりますでしょうか?

補足日時:2004/12/20 22:51
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