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日本語は語順を入れ替えても意味が通じるのはなぜですか?

A 回答 (7件)

No.1 の回答にあるように膠着語である日本語の特徴が要因ですが、これだけでは分かりずらいので具体的に説明しておきます。



膠着語である日本語は裸体的で、単純な概念が一語になっています。
「て/に/を/は」「こ/そ/あ/ど」始め、「行く」「赤い」「ある」「熱い」「た」「う」など、話者の認識、対象の属性を表す語がシンプルな概念を表わしています。

したがって、これを組合せ繋げば話者の個別の認識を表現できます。語順に関わらず、自立語と付属語のセットであれば意味に混乱はありません。

これに対し、英語などの屈折語は、名詞が性、数、格を、動詞も性、数、時制など一語で複数の概念を表わし、他の語と呼応しています。このため、この呼応の間に他の語が入ると、どの語との結び付きであるのかが不明になり、意味が混乱し、通じなくなります。

このため、5文型と呼ばれるような組合せの型、セットが固定されるとになります。このように語順が定形化されます。そして、このセットから外れる語は、その中の語との関係を表わす語で結び付け、別のセットとして表現することになります。この関係を表わす語がいわゆる関係代名詞で、英語他のラテン系統の屈折語では日本語にはない関係代名詞という代名詞の用法が発達しています。

このように、膠着語という日本語の特性が語順の自由度を生み出しています。■
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この回答へのお礼

良くわかりました。
詳しく説明してくださりありがとうございました。

お礼日時:2020/02/06 12:34

格が明確にわかる言語って, わりと語順は自由だよ.



古英語とか.
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2020/02/06 08:00

「てにをは」があるから。

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2020/02/05 21:59

No.1の方がおっしゃるように、膠着語だからです。

他の言語で似たようなことがあってもそれは部分的なものです。
「ぼくは 今日 友人と 有楽町で 会いました。」
「会いました」は動かさず、それ以外をあちこち動かして見てください。
一例 
「有楽町で 友人と 今日 ぼくは 会いました。」
 意味が分からなくはなりませんね。それは「助詞」(で・と・は・)が意味的の他の語句との結び付きを示しているからです。この結び付きの働きを「膠着」と呼びます。
「会いました」を動かしても成り立つことがあります。(倒置法)
「有楽町で 会いました、 今日 ぼくは 友人と。」
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2020/02/05 21:59

アメリカでも、韓国語でも語順を自由に変えられますよ。


文字とは、一定の基準は無く、自分の思った通りの言葉を話せば良いのです。
I love you 直訳すれば、「私、あなた、愛す」となりますが、私はあなたを愛します。と、訳すしょう。
では、Love you am でも、意味は繋がります。
主語のIが、倒置して居ますね。
堅苦しく言えば英語は、主語+述語+目的と、ならいましたね。
実際には崩されて使われて居ます。
日本語も、外国語も同じですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2020/02/05 16:55

言語中枢のウェルニケ領野がある為です。


他言語だって同じ(日常会話は教科書通りじゃ有りませんから)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2020/02/05 16:32

膠着言語であるためです。



https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%86%A0%E7%9D%80 …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2020/02/05 15:53

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