《積極的ニヒリズム》について 次のように解説されています。
▲ (ヰキぺ:ニヒリズム) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
〇 すべてが無価値・偽り・仮象ということを前向きに考える生き方。
つまり、自ら積極的に「仮象」を生み出し、一瞬一瞬を一所懸命生きる
という態度(強さのニヒリズム、積極的・能動的ニヒリズム)。
ニーチェは積極的ニヒリズムを肯定し、永劫回帰の思想の下、自らを創造
的に展開していく、鷲の勇気と蛇の知恵を備えた「超人」になることをす
すめた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆ ここで《永劫回帰》について それはどういうことかを問います。
ほかの解説は参照しないまま みなさんの考えを問いたいと思いました。
何のことでしょうか?
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
ニーチェの言葉遣いは緩く、厳密に使っていない文学的な表現なので、言わんとすることを汲み取ってあげればよろしいのでは。
ブラジェさんの私への返答としてのニーチェ批判には、全面的に賛成です。正直言えば、ニーチェの思想は、「話にならない小児の思想」なんです。見えてないから、分かっていないからほざいてる思想にしか見えない。正直いっちゃうと。聖書とくに「始めにロゴスありき」、神の設計図=イデアリズム=背後思想は捏造だね、とニーチェが言うなら、ニーチェさん、あんたのアンチ思想も同等だね、と私のなかでは、蹴りがついている話なんです。ご回答をありがとうございます。
★ ニーチェの言葉遣いは緩く、厳密に使っていない文学的な表現
なので、言わんとすることを汲み取ってあげればよろしいのでは。
☆ そのようです。また 批判的な視点をも持つ人が 寛容になっ
て言うことには こうです。:
あくまで《アフォリズム》として書いているのだから そのように
扱えばいいんだよ。
――と。
★ ブラジェさんの私への返答としてのニーチェ批判には、全面的
に賛成です。
☆ これは ありがたいです。
★ 正直言えば、ニーチェの思想は、「話にならない小児の思想」
なんです。
☆ 直前の汽笛さんからも 同じような見解が聞けてこれは縁起が
よいです。
★ 見えてないから、分かっていないからほざいてる思想にしか見
えない。正直いっちゃうと。
☆ 特に聖書を知らないとはっきり言ってやりたいです。つまりは
ニーチェ党の人たちに。次のご指摘ですね。
★ 聖書とくに「始めにロゴスありき」、神の設計図=イデアリズ
ム=背後思想は捏造だね、とニーチェが言うなら、ニーチェさん、
あんたのアンチ思想も同等だね、と私のなかでは、蹴りがついてい
る話なんです。
☆ 同感です。そして どうもつらつら考えるに 批判は徹底的に
やり切っておく必要がなるようだとも思えて来ています。
『アンチ・クリスト』なる著作は――例証もしませんが―― シ
リメツレツだと言わなければならない代物だと考えます。
No.7
- 回答日時:
理解できない考えを断罪するのは哲学をする態度ではない(知を愛するが語源ですし)
ニーチェは哲学の中で価値観の大転換を成し遂げた最重要哲学者の一人です。
彼を礎としてモダン主義・ポストモダン主義が開花した。次とその次の両方の思想潮流の源流になれた哲学者はニーチェだけです。ニーチェの思想はキリスト教批判にとどまらず、マルクス主義批判にも強大な力を発揮した。欲望と現象学を論じた再構築されつつある現在進行形の哲学潮流に強く影響を与えているのもまたニーチェです。
さらにいえば、西洋哲学と東洋哲学の橋渡しの道を開いたのも彼の功績です。
永劫回帰と東洋思想の関連について言及した多くの哲学者達の書籍の一冊ぐらいは読んでいただきたいものです。
ご回答をありがとうございます。
★ 理解できない考えを断罪するのは哲学をする態度ではない
☆ この問いは 衝動質問でした。
なお問わなければならないと思った瞬間 その思いだけで問いました。
だから――ちょっと卑屈なようにもなって―― 腰を低くしたのです。
でも 間もなく その低姿勢は必要がないとさとりました。
★ ニーチェは哲学の中で価値観の大転換を成し遂げた
☆ おそらく間違った価値観――しかもそれは 聖書の読みとして筋
がまったく違う俗説の数々――に挑戦した。
けれども その聖書論・イエスキリスト論は 本人じしんも世間一般
の通念としてのあやまてる聖書観にそのまま基づいており けっきょ
くとどのつまりは ただのお遊戯にしか過ぎませんでした。
処女作には その後の思想の展開が潜在しているとよく言われますが
とにもかくにも ディオニュソス賛歌は――のちに本人じしんが反省
しているように――根本的な失敗作でした。
(復讐による人殺しを完全に肯定しその狂喜乱舞に酔えとまで唱えた
だけの自己表現でした。気づくのが遅いといった問題ではなく 根本
的に人間性のあり方が問われなければならないすっとこどっこいです)。
(いわゆるクリスチアニズム批判が そういうところまで振子を振ら
せたというのが あやまてる聖書観です)。
★ 彼を礎としてモダン主義・ポストモダン主義が開花した。次とそ
の次の両方の思想潮流の源流になれた哲学者はニーチェだけです。
☆ ですから 構造主義をふくめて みんな ただのあだ花です。
『アンチ・オイディプス』あるいはJ.クリステワは 屑です。
★ ニーチェの思想は・・・マルクス主義批判にも強大な力を発揮し
た。欲望と現象学を論じた再構築されつつある現在進行形の哲学潮流
に強く影響を与えているのもまたニーチェです。
☆ おそらくドン・キホーテ流の無謀さがその思潮をうながしたので
しょう。
★ さらにいえば、西洋哲学と東洋哲学の橋渡しの道を開いたのも彼
の功績です。
☆ それは どうでしょう。地道な東洋学の研究が功を奏したという
だけでは?
★ 永劫回帰と東洋思想の関連について言及した多くの哲学者達の書
籍の一冊ぐらいは読んでいただきたいものです。
☆ 読んだ結果のほんの一端でも披露してもらいたいものです。
No.6
- 回答日時:
あらゆる存在は意味も目標もない。
だから、進む訳でも、退く訳でもない。
円のようにグルグル同じところを回るだけ。
それが永劫に繰り返される。
ということでしょう。
じゃあ、我々はどう生きたら良いんだ。
頑張るなんて無意味じゃないか。
無意味なら自分で意味を創り出せば
良いだろう。
ご回答をありがとうございます。
★ あらゆる存在は意味も目標もない。
☆ たぶん 次のような表現にすればはっきりするでしょう。
〇 われわれ人間以外のものについてはいざ知らず 人間たる存在に
とって その《意味や目的》を間違いなく――ひとつに――規定する
ということは なじまない。
〇 人間の意志ないし心は――みづからによる志としての規定であっ
ても――あらゆる規定から自由である。(ましてや あらゆる不当な
束縛から 絶対的に自由である)。
★ だから、進む訳でも、退く訳でもない。
☆ つまり 進むのも自由。退くのも自由である。わけです。
★ 円のようにグルグル同じところを回るだけ。
☆ そうですね。直進するんだとまでは言わずとも たとえば道を逸
れる・道草を喰うといった道程もあるのでは?
★ それが永劫に繰り返される。ということでしょう。
☆ 永劫って 一生のあいだということですか? 《さとり》を得る
人間もいるのでは?
★ ~~~
じゃあ、我々はどう生きたら良いんだ。
頑張るなんて無意味じゃないか。
無意味なら自分で意味を創り出せば
良いだろう。
~~~
☆ でも ニヒリズムなる世界観をくつがえすことは 出来ていない。
つまり いかに積極的ニヒリズムであっても くつがえすことは出来
ないのでは?
★ 無意味 あるいは 無意味でも
☆ というときこれは ニヒリズムにおける《無価値》とほぼ同じこ
となのではないですか?
それでも:
★ 自分で意味を創り出せ
☆ るんでしょうか?
★ 円のようにグルグル同じところを回るだけ。
☆ の生活がくつがえることはない。それでも 積極性や能動性が出
るんでしょうか?
★ 超人
☆ という こ・と・ば だけのお話ではないのですか?
No.4
- 回答日時:
ほんの少し学んで?見たのですが・・・
《永劫回帰》と云う考えに、疑問を持ってしまいました。
単純なアミーバの様なものならいざ知らず、人間は機能としては同じ仕組みをしていても、全く同じ人と云うのは存在しないと、思うので《永劫回帰》はあり得ないと思います。
人間は、愚かな事を繰り返している、と云う世界観?がこんな発想になった、のではないでしょうか。
でも、これでは自身の人生を否定しなければならなくなるので、無理に「超人」を生み出したのだと、思いましたが?
《永劫回帰》は“持って回った”無駄な考え、と云ってしまいたいです。
ご回答をありがとうございます。
★ ほんの少し学んで?見たのですが・・・
☆ この質問の主題に関しては 互いに共鳴しあっていますか?
★ 《永劫回帰》と云う考えに、疑問を持ってしまいました。
☆ 批判する視点は もとからあったようなのですが なぜかニーチェ
を賞賛する声が大きく かき消されていました。
永劫回帰についてのヰキぺは 今回見たら かなり批判的な見解が紹介
されていました。
★ 単純なアミーバの様なものならいざ知らず、人間は機能としては同
じ仕組みをしていても、全く同じ人と云うのは存在しないと、思うので
《永劫回帰》はあり得ないと思います。
☆ 直観も大事だと思います。
★ 人間は、愚かな事を繰り返している、と云う世界観? がこんな発
想になった、のではないでしょうか。
☆ そして 西欧人(ふつう英仏独です)としては クリスチアニズム
の神学ないし世界観が 一般に《すくい》にならないという日常感覚に
も起因するのだと思います。⇒ゆえに 虚無主義。
★ でも、これでは自身の人生を否定しなければならなくなるので、無
理に「超人」を生み出したのだと、思いましたが?
☆ どうもそのようです。《ちからへの意志》ということを言っていま
して 権力のことでもあり指導力だけではなく支配力をつよく言ってい
ますから そのような欲動? 欲望? については 否定し得なかった
というようにも見られます。
ニーチェは 《つよい貴族》が好きなんです。
結論:
★ 《永劫回帰》は“持って回った”無駄な考え、と云ってしまいたいです。
No.3
- 回答日時:
永劫回帰とは、超越者やいかなる起源もない、全てそれらは、人々がこれまで繰り返してきた捏造物語である、という世界観のことではないですか。
であれば、いい加減、自分の欲望決断設計図を「人類の真理」なんてでっち上げず、これまで自らの世間に向け、投影した欲望決断の設計図、あくまで仮の指針理想として認め、生きていきましょう、ということではないでしょうか。ある特定の者の欲望決断の設計図に従うのヤバイよね、と経済学者のハイエクも「隷属への道」で言っていますね。ご回答をありがとうございます。
永劫回帰とは:
★ 人々がこれまで繰り返してきた捏造物語である、という世界
☆ ではないあたらしい〔見方としての〕世界だと言おうとしている。
――と言えるのかどうなのか。
そのような超人とチカラへの意志とにもとづく世界像というのは で
は もう捏造物語ではない。――と言えるのか。
★ 「人類の真理」
☆ を――ニヒリズムにおいて――完全に否定し去ったのであれば
自分の世界像も 相対的な内容であって どっちもどっちだと成るは
ずですが。
相対性の世界にあっても:
★ 仮の指針理想として
☆ 超人なる像等を提出するだけだから それなら 《あたらしい真
実》だと言いたかった。――のでしょうか。
★ ハイエク
☆ は 計画経済による管理社会に対する批判をこれでもかというほ
ど つらねていたという記憶です。(かなしいかな 内容にまで立ち
入れず とほほです。反対ではないのですが)。
No.2
- 回答日時:
~~~~~~~~~
ホームレス中学生が来る
今日は音声的な着てみたが問題なのでh
原爆がシヴァかと思ったそういえばギーはらヴィシュヌでしょうか。
オッペンハイマーが思い浮かべたことが
バガヴァッドギーターとうことは。層化。
ばターオイル、人名ギー、
ィト、ターはこれか。諸枯淡、落手ミー、吉祥天、
入会拡販、
nhkからh対gドラマレベルで嫌がらせ荒れてるので宋詩、
カギ十字は素ヴァ素ティ、デ、ヴィシュヌ化で、
ナチスドイツの
提言名宝ですから南d目尾言うことを聴くとか
嫌みなのですね。るのですね。
人間にとっての世界現実は こうです。:
ヘーゲル:《無限なるもの ‐ 有限のもの》から成る構造的な動態
聖書:《神の国 ‐ 地上の国》
《絶対性 ‐ 相対性》
《無謬性 ‐ 可謬性》
わたしの考えでは ニーチェは《無限なるもの》をおのれの世界から
消し去ってしまったのではないか? 《現実は ニヒルである》のだ
からと。
《完全なる相対性の世界》となります。(こんなものは 現実ではあ
り得ませんが。みんなの顔が のっぺらぼうになるような世界です)。
そうしたあと なお世界現実へのこだわりは あったのでしょう。
(《力への意志》と言うように)。
そうしますと 《無価値な世界》についても ニヒルと規定しただけ
ではおしまいとはならないと考えた。そして 同時にそのために天国
や来世や神を持ってくるわけには行かないとも。
《まったくの相対世界》に対して前向きに積極的に生きようと思った
とき 《永劫回帰》なる言葉がふと浮かんだ。
よく分からないのですが 推理をたくましくして捉えようとするなら:
《世の中は ニヒル(無価値・無)の繰り返しであるが どれだけ限
りなく・あるいはどのような ニヒルが押し寄せて来ても それを肯
定し――なぜなら《力への意志》―― 肯定を堅く保って永劫に生き
る》。――と言ったんですかね。
《ニヒルの肯定を堅く守る》のが 超人なのでしょうか。
☆ ヘーゲルの動態――弁証法過程――は 無くなっているんでしょ
うね。永劫回帰は 円環だとも言われるように。
フリッツくんの亡霊に引導をわたしてやらねばならないんでしょうか。
いやいや けっきょくニーチェ教信者の人たちにその目がひらくよう
に自由な対話をこころがけるかたちで声をかける――しかないでしょ
うか。
もう批判は終わっていると思っていたんですけれど。
No.1
- 回答日時:
ニヒリズムをニヒリズムしても同語反復で超えられない。
超えるためにはニヒリズムすら肯定しなければならない。
ニーチェの思想のコアの一つが「ニヒリズム批判」
永劫回帰はニヒリズムを超越するための「手段」かつ「目的」
しかし、永劫回帰についてのニーチェの説明は難解で哲学者の間でも統一見解はない
ご回答をありがとうございます。
★ ニヒリズムをニヒリズムしても同語反復で超えられない。
超えるためにはニヒリズムすら肯定しなければならない。
☆ しょうじきに申して よく分かりません。
《世界は無価値である》という規定をしたあと 価値も意味もないと
言っているだけでは 何にもならない。
――ということだとすれば ここまでは分かります。けれども 次の
(後半の)ご指摘は 分かりにくい。
たしかにニーチェは 《超える》と言っています。《積極的ニヒリズ
ム》なのだと。
ふつうに解釈するなら 《無価値であっても その世界に自分〔たち〕
の思考や想像によって〈前向きに〉生きて行こう》と言っているのか
なと受け取る。・・・ただし その意味は分からない。
つまり 無価値は無価値のままなのですから 前向きの姿勢であって
も何も価値は生まない。・・・ならば 《超えて》などいない。
――となります。
★(☆ 編集しました) ニヒリズムを肯定することによってそれを
超える
☆ のですか?
★ ニーチェの思想のコアの一つが「ニヒリズム批判」
☆ 扱っている・・・とは思います。
★ 永劫回帰はニヒリズムを超越するための「手段」かつ「目的」
しかし、永劫回帰についてのニーチェの説明は難解で哲学者の間でも
統一見解はない
☆ 雲をつかむようだと認めておられるのですか?
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№7お礼欄をおぎなう問いです。
つまり ところで εγmakkiω さん 《永劫回帰》って何ですか?