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はじめまして、お世話になります。

最近有機化学を勉強し始めた者ですが
エタノールとメタノールの毒性について
この両方はメタンとエタンにOH(ヒドロキシル基)がくっついた物だと思うのですが(ドキドキ^^;)エタノールはお酒の原料(酵母の嫌気発酵)のより生産され体内でアセトアルデヒドに変わると記憶してます。でもメタノールの毒性があり、量によっては失明の可能性があるとも聞きました(粗悪な酒・偽ウォッカとか)形の似たこの2つ、毒性を生むのは何が違うからでしょうか? 体の中で何がおきてるのでしょうか?胃酸と関係が…

今現在の知識を総動員して(泣)質問を書いてみました^^;どなたかご存知の方よろしくお願い致します。

どこか違う場合容赦なくつっこんでください(うっ)

A 回答 (3件)

まず、エチルアルコール(エタノール)の体内での代謝ですが、



エタノール→アルコールデヒドロゲナーゼ(酵素)による分解→アセトアルデヒド(2日酔いの原因物質)→アルデヒド脱水素酵素→酢酸+水
に分解して無毒化される。


次に、メチルアルコール(メタノール)の代謝ですが、

メタノール→アルコールデヒドロゲナーゼ→ホルムアルデヒド(ホルマリンの水溶液)=防腐剤・有毒物質→アルデヒド脱水素酵素→ギ酸+CO2
となり、最終的に分解されても有毒物質が残ります。



残念ながら、胃酸は関係ありません。

参考までに…
http://www.jarinko.com/monograph/bakudan.htm
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お二方の回答で十分ですのでこれは蛇足と思ってください。



メタノールはカタラーゼという酵素によってホルムアルデヒドに酸化されるのですが、カタラーゼが網膜中に多いため目は特にメタノールの影響を受けやすいそうです。
そのためメタノールは死に至らなくとも失明することが多く、メチルアルコールにかけて"目散るアルコール"とも言います。
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こんにちは。

メタンとエタンからできる物(誘導体といいます)だという事は御存じのようですね。

OHが付いたものをアルコールといい、これが酸化されると、アルデヒドになります。
OHが付いてる炭素(C)も含めて、

ーCH2ーOH が
ーCHO というふうになります。

メタノールなら

CH3OH が、HCHO
見やすく書くと

HーCH2ーOH が、HーCHO です。

エタノールなら
CH3ーCH2OH が、CH3ーCHO

害毒の程度が違うのは、ーCHO(アルデヒド基)という物の性質の強さによります。

メタノールからできる、HCHOはホルムアルデヒドで、シックハウス症候群で有名ですが、水に溶けた物はホルマリンです。

エタノールから出来た物は、CH3CHO、アセトアルデヒドといいます。
性質はホルムアルデヒドと似ていますが、頭にくっついてるCH3が働きを弱くしています。

その為、毒性の強さに差が出ます。
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