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私は医学部を受験しようとしている高2です。医学部受験ではなぜ医学では使わないと思われる物理や化学などまで勉強しなくてはならないのでしょうか?逆に生物をしてなくても受験できるのはなぜでしょうか?よく医学部での勉強量は受験勉強の比ではないと聞きます。だから、勉強できる人が欲しいので、大学は医学で必要の無い勉強まで受験生に課すのですか?また受験でいくら生物を勉強しても勉強したうちに入らないということでしょうか?私には何か深い意味があるのではないかと思います。私は医学部で本当に必要としている人材がわかりません。アドバイスをください。よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

では質問です。

高校卒業時に医学部に入るために必要と思われる試験は何でしょう?どう思われます?

自分よりずっと若い医師に命を預けなくてはいけない患者様に納得してもらえるのは、やはり知識と技能、人間性(私は徳や品格も含めてだと思いますが)の全てがとても重要ではないでしょうか。

日常的に医学部では英語、数学、物理、化学、生物は使用します。比重はそれぞれ別です。私は生物を選択していましたが、いまでも基礎の知識として高校の勉強は役立っていると思います。ただそれは今となっては、ほんの1/1000以下の分量です(感覚的に)。がむしゃらに「医学」全体を勉強する必要があるのです。

「医学部で必要としている人材」以外は入れない方がいいのでしょうか?そうではなく、ある一定以上の能力と人間性を持つ人に医学部に入学できる、とした方が良いのではないかと思います。多様性が大事ではないでしょうか。

ただ多様性とは言っても、ゆとり教育のせいで全体としてレヴェルが地盤沈下している印象を受けます。大学生なのに本を読まない人が増えています。最近多い、インテリジェンスを感じず、品がない、金髪のピアスだらけの医学部生になってはほしくないですね。

今はアメリカに住んでいてちょっと環境が違いますが、とにかく半端ではダメな世界です。人にもよるのでしょうけど、桁違いの努力が必要だと思います。人間性を磨き、医学部の要求するレヴェルを超えるよう頑張ってください。
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この回答へのお礼

考えてみましたが、今はまだ高校卒業時に医学部に入るために必要と思われる試験が何か、私には答えを出すことが出来ません。しかし、juns777さんのおかげで、医師(特に臨床医)になるには勉強だけでなくその他のすべても必要なのかと強く思いました。今、高校生の私が医者になるために必要なことは、いろいろなことに挑戦して自分の視野を広げ、他者を否定することなく、様々な意見を吸収し、医師になった時の自分の姿を想像することだと思っています。また、私は医師になるのにもっとも大切なものは心ではないかと思っています。なぜならある分野(勉強、音楽、スポーツなど)で満足いく成績を修めるためには、感情の変化が伴なっていると感じたからです。しかしこれは私の短い人生の経験論です。これからはもっと様々な人の考えを聞いて、その考えを自分の財産に出来れば良いと思いました。貴重なご意見有難うございます。まずは医学部に受かるように頑張ります。

お礼日時:2005/01/11 00:56

医学部生のものです。

下で他の医学部生の方たちが仰ってるとおりです。医学では物理も化学も使います。
例えば、物理なら心電図の原理を理解するのにだって必要ですし、化学など、生化学というものがありますから、必須とも言えます。

生物を履修しなくても受験できるのは、生物の知識がない状態でも大学の講義についていけるからだと思いますよ。一般教養時に生物はまたやりますし、高校時代に生物をやってなくても何とかなってる人が多いです。(自分は、生物受験ですが。。)

また、医学部が、勉強のできる人をほしいのはある意味当たり前です。まあ、勉強ができる人というよりは、勉強の習慣を身に着けている人といった方が適切だと思いますが。。あなた自身も知っているようですが、医学部内での勉強の量からみれば、受験の分量など何でもありません。普通に分厚い医学書1冊が試験範囲とかですから。少なくとも暗記が苦手だと苦労するとは思います。
しかし、そんなことは入ってから考えればいいことです。今は、合格するように努力すればいいのです。
がんばってください。
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この回答へのお礼

医学部では、物理や化学も使うことが良く分かりました。また、医学部では暗記が大切なことがとても分かりました。やはり基礎結合法などの暗記術を使わないといけないんですかね。医学部に入ってからの方が大変だと思うと不安になります。貴重なご意見有難うございます。まずは医学部に合格するよう頑張ります。

お礼日時:2005/01/11 01:14

どうも。

国立医学部2年の者です。
物理や化学が医学で使わないなんてとんでもないです。というか、全般的に言って、高校で勉強する知識なんてのは基礎の基礎です。
また、受験で生物が必修なのは医学部に入って勉強が始まったとき生物の基本をしらないといきなりつまづくから、逆に生物が必修でないのは大学に入って嫌でも勉強するから、と考えています。大学に入ってからだけでなく、医者になってからもずっと勉強ですよ。こんなことは医者に限らずですけどね。
幅広い知識を身に着けている人間は魅力的です。受験のことにしか目が行ってないのがどうも気になったので回答させてもらいました。
受験生のときは目の前の受験ことで頭がいっぱいですが、終わってみて振り返ると意外とこんなもんかーって感じです。もっと楽に考えてください、自分が将来なりたいものになるためにはテストが必要なんだな、と。といっても難しいと思いますけどね、自分も当時は切羽詰ってましたからね。でもそういった余裕が持てたら受験では勝ち組だと思いますよ。
以上、先輩からでした。勉強がんばってくださいね!
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この回答へのお礼

人生ずっと勉強しなければならないと良く分かりました。私は受験に対する不安を持っていますが、医者になるためには必要なことだと割り切って考えたいと思います。貴重なご意見有難うございます。及ばずながら先輩の後に続けるよう頑張りたいと思います。

お礼日時:2005/01/11 01:24

物理や化学、生物を高校段階で勉強しておかなければならないのは、大学で医学を学ぶ際にそれらが道具になるからでしょう。

物理学や化学、生物学は基礎科学であり、医学は応用科学です。

血圧の測定とかって物理学の基礎知識がないと、血圧計がはじき出した数字だけみても医学的意味が読み取れないと思いませんか。数字をふまえてどのような治療法を選択すべきか考えるわけですから。

薬を使うにしても、生体に対してどのような作用をもたらすものなのかを考えて使わないといけませんよね。そしたら、医学以前に化学を知っておかないと怖いですよね。


次に、物理・化学・生物のなかから2つで受験できるという点についてですが、まぁこれは問題や機会を用意する側の都合という意味が強いんじゃないでしょうか。それに、高校レベルでの理科のうち2つをそれなりに勉強して理解するだけの努力をした人なら、大学に入って残りの1つを独力でやって追いつくくらいのことはできるしねっ!という、大学側の期待というか要求というか、そういうものが隠れています。


さらに、人材としての考え方についてですが、まず医学自体もそれ自体だけでは意味がありませんよ。医学は医療を行う際にツールとして使う学問体系ですが、医療そのものは医学以外にも様々な学問体系・素養を人材に要求します。病気を治すためには患者さんだけをみていればいいわけではなく、患者さんをとりまく要因(例:小児医療であれば親とか)もみなければいけないわけですが、ちょっと視野を広げた瞬間に医学だけでなく経済学とか哲学とかの考え方も要求されると思いませんか。病院を維持するためには経営学も必要でしょう。脳死って何?とか。

医学部で必要としている人材は、医学部の受験の際に問題を解ける人ではなく、医学を学べる準備ができる人・医療に向き合える人ではないでしょうか。


もしかしたら、将来、お医者さんになった質問者さんに私はお世話になるのかもしれません。そのときには、医学部に入るために受験勉強しかしなかったお医者さんではなく、広い視野と体験を持った信頼できるお医者さんであってほしいと思います。
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この回答へのお礼

御丁寧な回答有難うございます。とても参考になりました。受験勉強だけでなく広い視野と人生経験をもった医師になれるようがんばりたいと思います。貴重なご意見有難うございました。

お礼日時:2005/01/11 01:30

 よくわかりませんが医者になるには知識を吸収する能力がある程度ないと広範な医学を余裕をもって学ぶことができません。

しかしこのことは医学部に限ったことではなく大学というところは勉強をする所なのだから当然の事です。だから高校までの理科は常識であって何学部に行くのだから必要がない科目などというものはないのです。医学には物理や化学はいらないというのもどういう理由でそのように思い込んでいるのか分かりませんが、完全な誤認です。医学を学ぶ時、生物学が必要な事は言うまでもありませんが、今の受験制度では生物のことを全く知らないでも合格するという事は始めのところと関係があるわけです。つまり知識の吸収力があれば大学に入ってから本格的に生物を学んでも医学の勉強に際しては大丈夫です。しかし人間というのは生物ですから、すでに高校生の年齢までに何かの意味でも人間や生物のことにぜんぜん関心をもたない人が偏差値が高いというだけで医学部を受験する(必ずしも医者になりたいわけではない)というのは大学へ行くという意味を全く忘れてしまった形といえます。おそらく大学は知識の吸収力があるだけではなく病人や人間に深い関心を持って将来の医学界に貢献してくれる若者を期待していると思います。ついでですが医学はいわゆる文系理系というような分類は出来ないものですから、いわゆる文系の事にも興味がないと良い医者あるいは医学者になれないということも大切な事です。もっともこのことも医学部に限らず大学へ行く人には全て言えることだろうと思います。質問の回答からはずれますが、あなたが医者(医学者)になりたいかどうかが一番大切なことだと思います。の
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この回答へのお礼

医学に物理や化学が必要だということがよくわかりました。病人や人間に深い関心が持てるよう頑張りたいと思います。医者になりたいとは思いますが、その決意が他人と比べてどの程度なのかは、分かりません。貴重なご意見有難うございました。

お礼日時:2005/01/11 01:38

医学生です。


日本では高校→医学部の大学がほとんどですが、
アメリカなどでは、

一般大学→医学部の大学
でないと入る事が出来ません。
つまり、それだけの一般の知識と教養が要求されているわけです。
さて、質問に順番に答えていきます。


>医学部受験ではなぜ医学では使わないと思われる物理や化学などまで勉強しなくてはならないのでしょうか?

医学で、物理や化学は使いますよ。
物理は電気関係は神経の伝導やMRIの構造理解等に使いますし、何より問題があって自分の知っている沢山の公式から答を導くと言うのは、治療法の処方と似ている所があると思います。数学もそうですね。

化学は「薬理学」や「分子ゲノム医科学」などで使います。もちろん、高校で学ぶ比じゃないので、高校知識なんて物はアルファベットのようなノリでしょう。


>逆に生物をしてなくても受験できるのはなぜでしょうか?また受験でいくら生物を勉強しても勉強したうちに入らないということでしょうか?

ぶっちゃけそうですw別に細胞の中のペルオキシソームが何をしているか知らなくても関係ないです。ただ、教養で苦労するでしょうが。ただ、マニアックな生物知識
が頭に入っていれば、生理学など頭に入ってきやすいでしょうが。どうせ、教養の間で、生物の勉強しますから、あんまり関係ないです。


>私は医学部で本当に必要としている人材がわかりません。

直接の回答は色々あるでしょうが、医学部の中でうまく進級して行くには、
・勉強熱心
・記憶力がいい
・いつでも知識を引き出せる(上と被りますが)
等があげられます。

要するに医学部入学程度の頭を持っているか、と言う事ですね。多少性格が変でも、問題ないです。
全ての人が臨床医になるわけでなく、研究の道もありますし、変な性格の人に限って頭がよくて研究者になる事も多いですから。
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この回答へのお礼

とても詳しい回答有難うございます。すごく参考になりました。やはり医学部に入ってからは非常に大変だと分かりました。医学部でうまく進級していくためには、記憶するだけでなく知識を引き出す能力も必要というところが興味深く感じました。貴重なご意見有難うございます。

お礼日時:2005/01/11 01:46

医学部受験経験者ではありませんが、思った事を書きます。



>なぜ医学では使わないと思われる物理や化学などまで勉強しなくてはならないのでしょうか?

物理や化学も、医学で必要だとお思います。
特に化学は、薬学の勉強をするのに絶対必要でしょう。
物理は、力学とか、電気とか、そういう具体的分野を医学で使うのではなく、物理的なものの考え方が、医学を修得する上で必要なんだと思います。

「○○物理学」とかよく言いますよね。生物物理?だったかな、専門家でないので確かなことは分かりませんが、細胞内のATPか何かの研究、あるいはDNAなどの分野でも物理学を用いると聞きます。

>また受験でいくら生物を勉強しても勉強したうちに入らないということでしょうか?

生物だけ勉強すると、こういう分野に疎くなってしまう、だから生物よりも、物理、化学の論理性を重要視して試験の必修にしてる大学があると考えます。
つまり生物のみでなく、理科全ての分野に精通する必要があると思います。

生物の必要な名称や働きなど、それは大学入学後にいくらでも覚えさせられるので、生物必修にする必要がないのでは。。
やはり、高度な生物になると、物理化学が密接に絡んでくる。そこで物理化学の能力がないとまったくついて行けない。だからそれら2教化のうち最低一つは必修なんでしょう。

医学と関係がないといえば、数学の方がよっぽど関係ない気がしますが、これを課すのもやはり、論理的思考を見るためじゃないんでしょうか。

しかし、最近は多様な人材を求めるようになり、論文や面接に重点を置く試験方法(後期など)もありますよね。
ですから、本当に必要としている人材は大学によって多少異なると思いますし、私立と国立でもだいぶ異なるでしょう。
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この回答へのお礼

医学に物理化学がとても重要だと良く分かりました。また、医学部受験では多様な人材を求めているというところが非常に参考になりました。貴重なご意見有難うございます。

お礼日時:2005/01/11 16:13

その理論で行くと、国語も社会も不要ですよ。


大学での一般教養も不要ではないですか?

医学部で必要とされている人は、勉強ができる人(偏差値が高い人)ではありません。

実際に「こいつは医者に向いてない」と思える医者も多いですが。
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この回答へのお礼

勉強だけが出来るからといって医学部を受験することにならないように様々な人の意見を取り入れて、頑張ろうと思います。貴重なご意見有難うございました。

お礼日時:2005/01/11 16:21

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