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 タイトルには「ヒステリシス損はなぜ発生するか?」としましたが、質問の本意はちょっと違います。

 ヒステリシス損は交番磁界の周波数に比例して増大する、とテキストに記載されております。
 その理由が知りたいのです。

 以下で正解でしょうか?

 以下私の回答

 磁界を加えると磁気が発生する。しかし一旦加えた磁界を0に戻してもヒステリシス特性によって、磁気は0にならない。これが残留磁気(磁束)であるが、その残留磁気(磁束)を0にするには逆向きに磁界を加えねばならない。保磁力に逆らうわけで、ここで損失が発生する。その損失がヒステリシス損で、交番磁界が加わっている時は繰り返しその損失が発生する。周波数が高ければその損失が発生する頻度が増えるので、ヒステリシス損は交番磁界の周波数に比例して増大する。

 以上私の回答

 宜しくお願い致します。

 以上

A 回答 (3件)

正解です。

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この回答へのお礼

sweetbitterlip さん、ご回答ありがとうございました。

 了解です。

お礼日時:2020/08/26 18:13

改めて読み直すと、誤解が起きそうなので補足



「磁区」=磁気モーメントの揃った原子の集合体。
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強磁性体は、個々の原子が強い磁性を持ち、永久磁石のように振る舞います。


個々の原子は磁場の相互作用により、磁気モーメントの方向の揃った「磁区」
を作り出します。磁区は顕微鏡で観察可能な大きさのもので、それぞれ
が特定の方向を向いた永久磁石として振る舞います。

強磁性体に外部磁場をかけると、磁区間の壁が移動し、かけた磁場の方向に
近い方向をもつ磁区の体積が増え、全体として磁化します。

磁区間の壁の移動(原子の磁気モーメントの回転)には
摩擦のようにエネルギーが消費されるため、
外部からの磁場を取り去っても磁化は残ります。
壁の移動は熱を発生させます(詳細はよく知りません)。

別の方向の磁場をかけると、また磁区間壁の移動がおこり
磁区による全体的な磁場の方向が変わり、またエネルギーが消費されます。

つまり、ヒステリシス損は、磁区間の壁の移動に伴い発生する
熱エネルギーです。
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この回答へのお礼

tknakamuri さん、ありがとうございます。

 詳細にありがとうございます。
 私の調べたどのwebよりも、持っているどの本よりも(少数ですが)詳細かつ分かりやすく書いていただいております。

 ありがとうございました。

 以上

お礼日時:2020/08/21 22:59

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