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なんて表現したらいいのか用語が分からないのですが、楽器によって、同じ音でも楽譜上違う調で表されるじゃないですか。ピアノ、ヴァイオリンを習った後、中学のときクラリネットを始めてびっくりしました。その時はすべて一度読み替えて読譜してましたが、素人で終わったのでそのナゾが解けないまま今にいたってしまいました。この悩み、分かってくださる方、また解明してくださる方がいたら嬉しいです。

A 回答 (11件中1~10件)

こんにちは。

移調楽器の事ですね。

私もフルートが長いのですが、一度サックスを吹かされた事があり、とまどいました。アルト、バリトン=Es管、テナー=B管ですから。

絶対音階でやるとそういう事になるんですよね。

多分、同族の楽器でサイズが違うのがいくつかあるので、それらを行ったり来たり(持ち替えですね)する時に困らないようにそうなってるのではないでしょうか。同じ種族?の楽器で持ち替える時に運指が全然変わったんじゃ困っちゃいますからね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。なんとなくわかりました。

お礼日時:2001/08/15 14:44

替えた物があると楽だったのでは???



楽譜の音が絶対音でなくても、同じ音の幅は、しっかり、記憶できるものです。ああいう楽譜を作って、同じ位置の音の時に指の押さえ方が、一緒になるように作ってます。

ちなみに指揮者の楽譜は、大体、絶対音で表示されてます。(ト音記号の列とヘ音記号の列っていうだけ。)

バンドなんかやっていると、楽器隊は悪魔でボーカルさんの為の・・なので、キーを上げたり、下げたり、とても、忙しいです。
でも、ギターなどは、指の押さえる位置を少しずらすだけで、なんとかなるんです。
困るのは、ピアノと管楽器系ばかりです。

頭で音を上げたり、下げたりして理解できる人には、いらない物ですね~。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/08/15 14:42

今、解りやすいように、記譜上の「ド」をカタカナで「ド」、実音の「ド」をアルファベットで「C」と書きます。

小中学校で習う音楽は、記譜=実音ですから、「ド」=「C」となります。
ソプラノリコーダーなら、指を全部押さえた音が基本となる音で、実音の「C」であり、記譜も「ド」となります。
ところが、B♭クラリネットは、基本となる音が実音「B♭」となります。すなわち、この基本となる「B♭」からドレミファ・・とはじまるわけです。そこで、「B♭」を楽譜上の「ド」の位置にするわけです。
こうすると、クラリネットがB♭管でも、A管でも、E♭管でも、記譜上「ド」であれば、押さえる指はみんな同じ指使いになります。ただし、実際に出てくる音はB♭管なら実音B♭、A管なら実音A、E♭管なら実音E♭の音になります。
これだと、調性の違う楽器を持ち替えた時でも、楽譜を見たままの指使いで演奏できるわけです。

では、なぜ、同じ種類で調性の違う管楽器があるのでしょうか?
管楽器は、ピアノや弦楽器に比べると、調性によって得意な調と指使いの難しい調がでてきます。(リコーダーで「ハ長調」の音階を演奏するのと、半音高い「嬰ハ長調」の音階を演奏するのとを想像してみてください)
再度クラリネットを例に取ると、B♭管は、同じB♭管の金管楽器が多い吹奏楽でよく使われ、♭の多い曲の演奏を得意とします。一方、A管は、♯系の演奏に向いており、弦楽器との演奏でよく使われます。
また、運指上の問題だけでなく、管の長さの違いによって音の響きも違うため、作曲家が指定することもあります。B♭管のクラリネットの高音域の音と、管の短いE♭管の同じ音では、音色が違います。
さらに金管楽器なら、まだ音程を変えるバルブが充実していない頃は、楽器の倍音が頼りでしたので、一つの曲でも、転調すると調性によって、楽器を持ち替えていたそうです。

ちなみに、記譜の音と実音が異なる楽器を「移調楽器」と呼びます。
質問の文面から、sissilyさんはある程度音楽の知識があると察して説明しましたが、おわかりいただけますでしょうか?
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この回答へのお礼

ふむふむ。なんとなくイメージ湧きました。管楽器をもう少しやるとか、オーケストラ曲などの作曲をしたらそのメリット(?)を実感できるのかな。とても奥の深い話のような気もします。どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/08/15 14:39

クラリネットやトランペットは一般的にBbを基音とした移調楽器ですので、吹奏楽の譜面などは演奏しやすいようにBbをドの位置に置いて書いてあります。

サックス等の譜面がEbで書いてあるのも同じ理由です。ホルンはFで書いてあるものが多いです。
ビオラやチェロの譜面がハ音記号で書いてあるのと同じような理屈かと思いますが、アルト・テナー譜ではCの位置が変わるだけですが、移調の譜面は調が完全に変わってしまうので#やb(フラット)が隠れます。

管楽器の基音がなぜBbに固定されるようになったのかは謎です。ピアノやバイオリンに揃えてCにしても構わなかったと思うのですが。C管のトランペットなどは現在ではかなりポピュラーですし。誰か知ってる人教えて~~。

オケ譜になると移調楽譜もかなり複雑です。クラリネットはtubistさんご指摘のように「指使いが同じになるように」持ち換えに応じて書いてあるのですが、金管楽器は昔は自然倍音の音しか使えませんでしたので、曲の調によってC調になったりG調で書いてあったりします。トランペットやホルンは、その曲の調が変わるたびに管の長さの違う楽器に持ち替えていたのです。そのせいで楽譜の調はめまぐるしく変わります。

時代が進んで金管楽器にバルブがつき、どんな調でも1本の楽器で吹けるようになりますと、楽譜の調の与え方は一種作曲家のクセのようになってきます。全部C調で押し通す人、F調とBb調を行き来する人、#系の曲だとEで書いちゃう人、いろいろです(奏者の側はたまりません)。

あまり疑問のお答えになっていないかと思いますが・・。
移調楽器奏者の苦労をしのんでいただければと(^_^)。

この回答への補足

指使いのため、というのはここまでの皆さんのお答えでなんとなく分かったのですが、音認識に関しては、絶対音とのギャップに演奏者の方は日々苦しまれてるってことですか?慣れなのかもしれませんが。私としては「ドはドでありファがドなんて許せ~ん」(理屈がわかっても)ってな感覚です。ストレスです。演奏家ではないので日常は困らないのですが、このことを考え始めると混乱します。わ~~~

補足日時:2001/08/15 20:51
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突然ですが、尺八っていう楽器をご存知ですよね。


あの楽器、実はいろんな長さ(調子)があって、曲の調子によって楽器を取り替えるんですよね。

西洋の管楽器も昔は曲によって調子の違う楽器をとっかえひっかえしてたんです。

だけど、それじゃあ不便だし、どうにかして1本にできないか、ということで、キイ(レバー)をいっぱいつけて指じゃ届かない穴を開け閉めできるようにしたり、バルブというものをつけて、管の長さを変えるようにしたりとかの改良が加えられてきたわけです。

そして、その中で生き残ってきたのが、クラリネットやトランペットの場合は、実音よりも1音低い音が出るB♭管の楽器だったわけです。

ではなぜB♭管なのかということですが、他の方も述べられているように、倍音の関係でB♭管が音程や音色のバランスがとりやすかったということになります。
また、楽器というのは人間が扱う道具に他なりませんから、重さや大きさ、操作性といった機能面でもB♭管が一番優れていたということになるでしょう。

現代でも楽器のドと実音のドが同じ、C管のクラリネットというのも、細々と生き残っています。
ただし、B♭管に比べると楽器の性能としては劣っているわけで、(その楽器でなければという個性はあるのですけど)特殊な楽器であると言わざるを得ないでしょう。

要は、その楽器に求める音や性能を実現するのに一番向いていたのが、クラリネットやトランペットの場合はB♭管だったし、ホルンの場合はF管だったということでしょう。
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この回答へのお礼

だんだん分かってきました。楽器にも歴史ありって感じですね。自分がものすごい狭い断片だけを見ていたように思います。

ちなみに絶対音感の持ち主は読譜と実音のギャップをどのように克服されてるのでしょうか?momimomiさん、また他のかたで絶対音感の方はいらっしゃるでしょうか??

回答を読ませていただいているうちに、やはり自分が絶対音感者であることがこの悩みの根本なのかもと思えてきたのです。

お礼日時:2001/08/18 23:25

移調楽器についての記譜方法はみなさんが回答している通りだと思いますので


ちょっとお題から逸れて雑学を。
ハ音記号というのはご存じですか?
ピアノを経験されているならト音記号、ヘ音記号はおなじみですね。
あれは「ト(G)はここです」「ヘ(F)はここです」というマークですが
ハ音記号はお察しの通り「ハ(C)はここです」というマークなのです。
これは混声合唱の譜面でよく見られます
(もはや過去形かな~。ヴィオラとかチェロの譜面もそうだったような記憶がありますけど)
たとえば、テノールの音域をヘ音記号で表そうとすると上の方の音は
加線で一杯になってしまいます。ぱっと見、読み間違えたりしちゃいます。
ので、ちょうど五線内に収まるようにハ音記号を使うのです。
むしろ加線で書いてくれ、てくらい慣れないと読みにくいのですが(笑)

ピアノ始めたばかりだとト音記号は読めるけどヘ音記号が読めないよ~
って人はたくさん居ます。
結局慣れなんですよね。   ...雑談失礼しました。
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この回答へのお礼

そっか!見方を変えればハ音記号のような表現とF管という表現と同じように考えれば、同じことなんですよね(違うかな…?)。私もそういえばハ音記号の楽譜読むの苦手でした…。また少し解明されました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/08/18 23:31

再び登場してしまいました。


移調楽器については、たくさんの回答が出ていますので、今回は
>「ドはドでありファがドなんて許せ~ん」
について考えてみます。
私も含めて、日本の学校で音楽を習うとき、「ト音記号で、下1線にある音を『ド』と呼ぶ」と教えられます。そしてその「ド」から順番に「ド・レ・ミ・・・」と習います。
では、この「ド・レ・ミ・・・」のことをなんと呼ぶか、知っていますか?これは「階名」と呼びます(習ったとしても、覚えてないですよね)。その名のとおり「音階につけられた名前」です。中世の時代にイタリアの賛歌の歌詞のはじめの言葉からつけたそうです。

次に、前回と同じく、記譜上の「ド」をカタカナで「ド」、実音の「ド」をアルファベットで「C」と書きます。
「時報の音が440ヘルツで実音「A」の音」というのはご存知だと思います。同様に○○ヘルツは「B」、△△ヘルツは「C」などというように、それぞれの音に決められた名前がつけられています。これを「音名」といいます。その名のとおり「音につけられた名前」です。音楽の時間では教えてくれない言葉かもしれませんが、ふだんなんとなく使ったことがあると思います。
アメリカ・イギリスでは「C(シー)」「D(ディー)」「E(イー)」・・・ですし、ドイツでは「C(ツェー)」「D(デー)」「E(エー)」・・・、また日本では「ハ」「ニ」「ホ」と言いますよね。イタリアではそのまま「Do(ド)」「Re(レ)」「Mi(ミ)」を使うそうです。

問題は、この「階名」と「音名」が一緒になってしまうことにあるのではないでしょうか?

今、ト音記号の横に♯も♭も無い「Cメジャー(ハ長調)」とすると、下第1線にある音は音名で「C」ですし、階名では「Cメジャー」の始めである「ド」になります。
次に、ト音記号の横に♭が一つついて「Fメジャー(へ長調)」に転調すると、「Fメジャー」は「F」が始まりになりますので下第3線の音が階名「ド」です。そこから下第1線まで上がると階名が「ソ」になります。でも、音名は「C」のままです。
「ファがド」というのを正確に言うと「ヘ長調では、音名F(イタリア語でFa(ファ))が階名でドである」ということになります。

ごちゃごちゃになってしまいましたが、解ってもらえるでしょうか?

誰が「ドレミ・・・」を付けたか、とか、どうして「ド」はABCの「A」イロハの「イ」にしなかったのか、など、興味がありましたら、下記で紹介されている本を読んでみてください。

それと、実は私もアマチュアで移調楽器を楽しんでいますが、少なくとも「移調して演奏している」という意識はなく「五線のここに書いてある音はこの指使い」とインプットされているだけです。悩むことはありません。ただ、他の調に移調して演奏しなさいと言われたら、真っ青ですね。時間もらって、楽譜を移調して書き直します。

参考URL:http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/41/9/4140570.html
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この回答へのお礼

>「五線のここに書いてある音はこの指使い」とインプットされているだけ
なんですね!そうです。分かりました。
私の場合「ト音記号の五線のここに書いてある音はこの音(実音?絶対音?)だけ」とインプットされてるようです。
だから違和感なのかな~…
たぶん移調楽器にあまり慣れなかったからこの違和感が残ってしまったのだと思うのです。
かなり解明された気がします。
自分のこの解釈も合っているか分かりませんが…
どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/08/18 23:38

解決に近づいてきたようでよかったですね。



tubistさんの
>「五線のここに書いてある音はこの指使い」とインプットされているだけ
という表現は的を得ていると思います。

私の本職はBassoon吹きですが、時々いたずらでクラリネットやサックスなどの移調楽器を吹くことがあります。
その時でも常に(無意識に)自分の出している音を実音で感じています。

譜面を見るときもそうです。
inB♭で書かれた楽譜も無意識に実音に直して読んでますし、頭の中に響く音も実音です。

私の仲間の移調楽器使いは皆そうです。
そうでなければ、他の楽器とのアンサンブルを組むときに、対応できなくなりますから。

以上'絶対音感ではない’momimomiでした。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなりすみません。
やはり奏者の皆さんは頭の中で実音に直して
いるんですか…!
専門の方に貴重なご回答いただき、
ここに質問してほんとに良かったと思います。
どうもありがとうございました。
また演奏の方もご活躍ください。
どこかでお聴きするかも…!

お礼日時:2001/09/09 00:34

専門でBbトランペットを吹いていました。

経験からいくと金管楽器は弦楽器の開放弦にあたる音があります。良く映画などのシーンで突撃ラッパや埋葬シーンなどで使われるピストンの着いていないラッパだとその楽器のド、ソ、ド、ミ、ソ、(これを倍音と言う)くらいしか出ません。だから映画で聞こえて来るメロディーもその組み合わせになるはずです。そのドの音がBb管だとピアノなどの楽器(コンサートキーの楽器と言います)のシの半音下になります。トランペットだけでもC管、Bb管、Eb管などがあります。違いは管の長さに寄ります。Bb管は真っ直ぐ延ばすと1m33cmです。管の違い(長さ、ラッパの開き具合など)で音色が変わります。ジャズ、ポピュラーではBb管系統がその響きから一般的ですがクラッシックではCトランペットの方が一般的に使われるなどします。個人的には何故色んな種類があるかと言うとその固有の音色を使いたい人がいるから残っているとしか思えません。需要があるから供給があると言う感じです。専門にやっている側から聞くとC管とBb管は全然違う楽器なのです。絶対音感を持っている人が混乱したって仕方が無いのです。その人が慣れなかったらコンサート楽器以外には手を出さないしか方法が無いくらいです。どうしてもこの楽器を使って表現したい音楽があるとか思って音楽家は使う訳です。全ては音楽家の感性が必要としているので結果的に楽器が存在すると言う順番なのではないでしょうか。
 分かりにくいかも知れませんがこうゆう意見もあると思ってくれたら嬉しいです。
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この回答へのお礼

音程、ではなく音色の問題なんですね、ほんとは。
やはり自分は素人なんだな~って思いました。
でもなんだか音の奥深さに触れて感激です。
もっといろいろな音を聴いて、いつか
pyong1さんのおっしゃっていることが少しでも
実感できたらいいと思います。

お礼が遅くなりすみませんでした。

貴重なご回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/09/09 00:42

 オーケストラの金管奏者です。


 移調楽器に関してはみなさんおっしゃる通りです。昔、ロータリーやピストンが発達していなかったころは、ホルンやトランペットはそれぞれの調性にあった抜き差し管を持っていました。その抜き差し管指定が、今現在ではベートーヴェン頃の譜面に残っている調性指定です。
 当時で、わたしが確認しているものでは、A、Bb、C、D、Eb、E、F、Gがあったようです。
 調性と音色の関係に関しては曲調に関わることなので、作曲者として譲ることは出来ないものです。ですから、それに合わせていろいろな管を差し替えることで金管楽器は対応していました。
 ちなみにトロンボーンはスライドシステムのため、ほとんど変化を受けることなく今まで受け継がれています。やはり音色が良いからでしょうか。トランペットやホルンも、ピストンやロータリーがない時代の方がよい音をしていたという話を聞いたことがあります。
 チューバ、ユーフォニウム等は比較的新しい楽器なのでここでは触れません。
 ベートーヴェンが第九を書いたころ、ピストンをもつホルンが登場しました。ベートーヴェンはそのために優美なソロを書いたくらいで、いかに待ち望まれていたかが分かります。

 さて、なぜトランペットではBb管、ホルンではF管が残ったか。これはわたしの推測なのですが、吹きやすい音程などのほかに、需要のある音域がでる管の長さをもっていたから、というのがあると思います。Bbトランペットの最低音は実音でEですが、たいていの曲ではこれが最低音として使われ、それ以下の例はほとんどないようです。ホルンも同じような事情があるのではないでしょうか。
 ちなみに、トランペットには現在もBb、C、D、Eb、HighBb
等があり、用途に合わせて使い分けられています。HighBbのトランペットは、通常の1オクターヴ上の音が出ます。ホルンはまれにEbのものが使われるようです。
 Cトランペットは音程を合わせるのが難しいのですが、音色が鮮やかになるのでオーケストラでよく使われます。わたしはBbとCのトランペットを所有しています。

 さて、クラリネットを残しました。クラリネットに関しては専門ではないのですが、これは言えることがあります。
 前出の通りクラリネットは調性によって、音色が全く違うのです。クラリネットにはA、Bb、C、Ebがあり、この順番で管が短くなり、この順番で明るい音になります。Bbが一番使われるのはおそらく音色の問題でしょう。オーケストラではA、Bb、Cが使われ、曲の調性によって使い分けられます。
 吹奏楽ではBbが一般的で、高音担当でEbが使われます。Aクラリネットのために書かれた曲をBbで演奏する苦労を味わった方もいるのでは(苦笑)。

 フルートにはGのバス・フルート、オーボエにはFのイングリッシュ・ホルン(コール・アングレ)などがあります。

 ちなみに移調がある時は青くなりながら練習します。そのうち頭の中と指が一致するようになり、初見でも違う調の曲がふけるようになります。急いでいるときは書き換えたりしますが(苦笑)、Fなど頻繁に出てくる移調はそのままでも演奏できます。
 合奏するときは絶対音程と相対音程を使い分けるようにしています。でないと、「合わせる」ということが出来なくなりますから。
 明らかに違う音を指摘するのは絶対音感がないと出来ませんが、和音を合わせるときは絶対音感は邪魔になります。

 まあ、ややこしいですよね。
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この回答へのお礼

経験者・専門家ならでは、の実感のこもったお話ありがとうございました。
絶対音程と相対音程の使い分けですか…。
やはり苦労もされながら吹いているのですね。
なんか、納得しました。

お礼が遅くなりすみませんでした。

お礼日時:2001/09/09 00:56

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