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俳句の取り合わせについて

俳句の取り合わせの意味がいまいち理解できません

取り合わせの、句の季語を決める際
どうやって決めてますか?

アドバイス願います

A 回答 (3件)

俳句も詩の一部なのですが、当たり前の事を当たり前に17文字で表しても、読者に共感を呼び起こす事は稀ですね。


ところが、全く関係の無い季語と取り合わせると、なんじゃこれ?となります。離れすぎてもいけません。
半歩離して、読者に想像させるような季語を選ぶのが良い俳句を作るコツですね。

柿食えば鐘がなるなり法隆寺
柿と法隆寺の鐘と何の結びつきも無いですよね。
りんごでも梨でも、みかんでも良いですし、年がら年中鐘は撞かれますが、晩秋のもの悲しさと古寺の鐘を柿の組合せで、醸し出されています。
柿食えば(味覚)、鐘が鳴る(聴覚)、法隆寺の五重塔(視覚)、晩秋の肌寒さ(触覚)と感覚を共感出来る良い句だと思います。
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取り合わせの例



2つのことを2つに分けて詠んでいる句(句中に切れがある、典型的な取り合わせ)
例 降る雪や/明治は遠くなりにけり(中村草田男)

2つのことを1つにつないで詠んでいる句(句中に隠れた切れがある、取り合わせの変型)
例 六月の雨さだめなき/火桶かな(石田波郷)

  「遠山に日の当たりたる」のあとに切れが隠れています。
例 遠山に日の当たりたる/枯れ野かな(高浜虚子)

>取り合わせの、句の季語を決める際
どうやって決めてますか?
 季語は一つでじゅうぶんです。
「降る雪」 「六月の雨」 「枯れ野」 「火桶」も季語なのですが、「六月の雨」中心ですから、不要なのは「火桶」です。
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