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私は俳句を楽しんでおります。歳時記に桜の異名として夢見草が載っていますが、その例句は載ってません。私の歳時記は「合本俳句歳時記角川書店編〔S49初版〕」の30版物です。「夢見草」の例句をご存知でしたならば、教えてください。

A 回答 (1件)

untiku1942様からすてきな桜の異名である夢見草(ゆめみぐさ)を教えていただいたので私も使ってみようかと、最新俳句歳時記(文藝春秋)他を探してみたところ、どこにも無く、いくつかの図書館で様々な歳時記を調べてみたところ、


難解季語辞典(関森勝夫著、中村俊定監修)という江戸時代の季語などの辞典にありました。
1780年頃の華実年浪草に記載されていたそうです。

花に風やむねに手をゝく夢見草 瀬奈田不及
ねいりばなの有につけてや夢見草 友久
花に月をさむるをいかに夢見草 貞則
(書いていたままなので、誰の句かは不明です)

その他、夢見月とは三月の異名、桜の異名として他には、忘草、吉野草というのもありました。

その本にも、季語は使われなくなると最新の歳時記から削られてくるとのことでした。

座の文学である俳句には、共通認識が乏しいため使いにくいですね。
夢見草覚めるも散るもいそがずに(拙句)
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この回答へのお礼

 hanatsukikaze様、おはようございます。ご回答ありがとうございます。お手数をおかけしてすみません。半ば諦めておりましただけにとても嬉しく拝読いたしました。友達にも教えてあげたいのですが、よろしいでしょうか。「座の文学である俳句には、共通認識が乏しいために使いにくい」とは、おっしゃるとおりですね。でも御句はご自身の境涯を重ねてお詠みになっているようであって、内容リズムとも悠揚迫らぬ風韻を感じました。江戸期の例句のような月並み調とは、雅趣が異なりますね。生意気申し上げて失礼しました。

お礼日時:2007/03/12 05:04

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