【大喜利】【投稿~9/7】 ロボットの住む世界で流行ってる罰ゲームとは?

 日本語と英語で,まったく同じ表現をする言葉があります.例えば,「豚に真珠(Pearl for swine)」,「光陰矢のごとし(Time flies like an arrow.)」などです.

 私はこれらのことわざを日本独自のものだと思っていたのですが,Pearls... はマタイ書が出処のようです.豚の方はマタイ書の翻訳から来た言葉なのでしょうか? もう一方はどうでしょう.

 ことわざを始め,日本語にある表現には英語から来たものが多いのでしょうか?

A 回答 (6件)

言葉やことわざ、物語などは古代から近隣の国々へ伝わり語源や出典を辿ればギリシャ、ローマ、エジプト、さらにはメソポタミア文明にまで遡るものがあります。


日本の場合は朝鮮半島、中国大陸、インドまで遡るものが多々あります。中国渡来と思っているもでも、中国は
更に西方から影響を受けているものがあるわけです。

格言や物語がある国へ伝わると登場する人物が変わったり、生活用具が変わったり、或いは植物や動物が変わったりします。例えば聖書が伝えるアダムとイブの禁断の
木の実はいつの間にかリンゴとなり、リンゴといえば日本では真っ赤なリンゴとなります。しかし、リンゴが
当時中近東にあったのか、そのリンゴは真っ赤になるのか青いのか、地域性は無視されて物語りは発展して行く傾向にあります。ウサギと亀も日本オリジナルではありません。

>ことわざを始め,日本語にある表現には英語から来たものが多いのでしょうか?

英語は日本語同様に先行文明の影響を強く受けている言語ですから、もし原典がローマやギリシャにあれば、経路と時代こそ異なりますが日本語も英語も同じものを取り入れている場合があります。英語が日本語に影響を与え始めたのは幕末・明治からです。一方、多くの格言や物語は奈良時代以降江戸時代までに主として大陸ルートで取り入れられています。
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日本語の「豚に真珠」が、聖書を邦訳するときに発したものか、それとも小説などの中の外国語のことわざを邦訳したものか、わかりませんが、ご参考まで。


magicofloveさんの仰るとおり、英語の「pearls before swine」のソースは、聖書のマタイ伝(7:6)みたいです。
Give not that which is holy unto the dogs, neither cast ye your pearls before swine,
lest they trample them under their feet, and turn again and rend you.((Matthew 7:6).

*cast の代わりに throwの使われているバイブルも。

日本語の聖書で、現存する最古のものは、1837年、ドイツ人宣教師ギュツラフがヨハネ福音書を翻訳したもの(三吉の聖書とも)。また、本格的な新・旧両訳聖書となった文語訳聖書―『新約聖書』の全巻は1880年(明治13),『旧約聖書』全巻は1888年(明治21)―は、ヘブライ語/ギリシャ語原典と共に、英訳聖書と中国語聖書を参考にして訳されたものだそうです。
ですので、聖書由来だとしても、=「英語→日本語」と断定するのは難しそうです。

「猫に小判」は純和風な感じですね。「馬の耳に念仏」とか「犬に論語」は、大陸から?
言葉の一致やルーツを想像するのは、楽しいですね。
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 直接の回答にはなりませんが、「光陰矢のごとし」の本来の英文は「Time flies.」で、「like an arrow」の部分は日本文と合わせるために後から付け足した、ということを聞いたことがあります。

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「豚に真珠」は英語の表現が日本語訳として定着したのではないでしょうか。


日本語では昔から「猫に小判」という表現がありますから。
第一、昔(江戸時代までは)日本には猪はいても豚はいなかったはずです。

英語の表現に聖書に由来するものが多いように、
日本語の表現には#1の方がおっしゃるように中国故事に由来するものが多いと思います。
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「光陰矢のごとし」はもとは中国の諺です。



参考URL:http://merita.jp/nightwings/archive/2004/12/30.h …
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>日本語にある表現には英語から来たものが多いのでしょうか?



一部はそうですが、中国の故事に基づく物などの方が多いと思います。
もちろん、日本独自の物も多いです。
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