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平家物語(扇の的)から無常観に関連すると思われる部分を探せと言われたのですが、とても難しいです…無常観に繋がる部分を見つけるにはどうすればよいでしょうか…

A 回答 (3件)

まず、無常観とは何かを確認しましょう。


無常感は、世の中は変化するものであり、永遠に続くものはないと感じる考え方のことです。
そういう記述がないか探してみてください。

ただ、個人的には「扇の的」ではあまり無常感は感じませんでしたが。
あえて言えば、最後に舞った男が死んでしまうところでしょうか。
感動して舞っているのに、一転して死んでしまい、感動の時間も永遠には続くない無常である寂しさを感じます。
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扇は空へと揚がりける~揺られける


の部分でしょうか…

無常観とは、簡単に言うと『この世の全ては移り変わっていくものである』ということです
どちらかと言うと無常感を表しているような気もしますが…空へと舞い上がった扇も、風に吹かれて海へ落ち、ゆらゆらと浮いたり沈んだりしている様子は、まさに盛者必衰を表しているようにも感じました。
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屋島の戦いが引き分けになりそうになった夕刻時に、平家が余興(源氏にとっては挑発行為)として扇を矢で射てみろと言ってきた、義経は配下の那須与一に扇を射させて成功する。


平家の余興がもはや通用する時代ではなく、源氏の実力主義・武家の台頭が時代の主流になったと解釈すると、無常観に結びつくようにも思います。

また、那須与一は、源氏が優勢にそれまでの戦いを進めていても、与一の失敗が有れば、全責任を背負って切腹しなければならない立場に追い込まれています。勝ち戦が扇を射損ねると敗戦に暗転します。与一は成功して戦いの勝敗を決定づけますが、そこにも危うい無常観があるように感じます。
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