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松尾芭蕉が俳句に込めた思いとは。

夏草や兵どもが夢の跡
という俳句がありますよね。
この俳句に松尾芭蕉が込めた思いとは何なんでしょうか、

予告作文でテストに出るのですが、全く理解できません。教えて下さい!

A 回答 (3件)

参考までに言えばだね中国の詩人杜甫の「春望」から引用してるんですね。

国破れて山河在り 城春にして草木深し
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実は芭蕉は義経ファンではなく、義経に従い、壇ノ浦まで平家と戦い、頼朝から追われて平泉まで一緒に逃げ、最後は主君と共に戦死した忠義の士の事を思って俳句を作った。


因みに、芭蕉は遺言により木曽義仲が眠る大津市の義仲寺に葬られた。義仲は、源範頼、義経兄弟に滅ぼされた。
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≫この俳句に松尾芭蕉が込めた思いとは何なんでしょうか?


「人の栄華のはかなさ」です。
いくら大きな権力を持とうとも、大きく繁栄しようとも、それは永遠のものではなく、やがては無くなってしまうものだよ、という思いが込められています。

「兵(つわもの=強い者)ども」とは、「勇気ある偉大な侍たち」という意味です。
現代語訳としては
「高館(たかだち=地名)に登って、あたりを眺めると、義経たちが戦ったのも、藤原氏が栄華を極めたのも、夢のまた夢、その跡には、今ただ夏草が生い茂るばかりである。」

この句には、「奥州高館にて」という前書きがあります。
その前書きが重要な役目を持っています。
奥州高館は、岩手県の平泉にあり、藤原秀衛(ふじわらのひでひら)が源義経(みなもとのよしつね)のために築いた城。
歴史的に藤原氏が栄華を極めた場所であり、源義経を巡っての兄弟間の悲劇的な争いなどの出来事を松尾芭蕉は知っていて、その地に立って過去の出来事をイメージするが、目の前にはただ夏の雑草が生い茂っているばかりで、昔の面影を見ることはできない、ということをよんだのがこの句です。

https://tsuizakimasahiro.com/natsukusaya-basho-o …
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