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今から15年ほど前、子供たちが穿いていた半ズボンが最近はハーフ半ズボンに変わっているのですが、なぜハーフ半ズボンに変わったのかご存知な方教えてください。

A 回答 (1件)

まず、事実誤認を指摘します。


ハーフパンツが登場したのは1993年で、ハーフパンツが従来型の半ズボンを衣料市場から完全駆逐したのが1999年です。15年前は、高学年児を中心に半ズボンを嫌がる少年が増えたとは言え、まだ半ズボン全盛期末期に当たります。一般的に言われるJリーグ効果は、一面的な見方でしょう。発足当時はゴールデンタイムに中継されていたJリーグの試合も視聴率の低い時間帯に移り、第一もともとサッカーに興味のない子どもだっているわけですから。この辺りの事情は「ウィキペディア」「半ズボン」で検索すれば、詳述されています。
理由としては、
(1)半ズボンに対する少年たちの不満がピークに達していた。
(2)貧しい時代を知らない親が小学生以下の男の子のおしゃれに違和感を抱かなくなった。
(3)北米のフェミニストたちが主張していた「これからは男の子も危ない」論がマスコミによって煽情的に振りまかれた。
(4)ほとんどの少年がハーフパンツに乗り換えた時点で、半ズボンを好む少年も自分が目立っていることに不安を感じた。
(5)衣料業者が半ズボンの扱いをやめた時点で、半ズボンは常識外の衣装となり、奇異の目で眺められるようになった。
(6)かねて半ズボンを嫌っていた少年たちが、力関係を利用してからかいにより子どもの世界から半ズボン排斥に乗り出した。
(7)レコードなど、消えた商品は数多いが、レコードは強い支持者がいたから部分的に復活したのに対し、半ズボンは時代の流れに抗うほどの強い支持者がいなかった。
(8)そもそも、エアコンの効いた部屋でテレビゲームをしている現代の少年には、半ズボンの必要性が薄まっている。

以上はまだ仮設段階であることを含みおき下さい。
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