アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

平家物語の「先帝身投げ」の部分のあらすじを簡単な日本語で説明してくれませんか?よろしくお願いします!できればそこから読み取れる「諸行無常」についての分析もお願いします。あとどのような天気でしたか?科学的な事象についての説明もお願いします。全部先帝身投げの部分です!

A 回答 (1件)

概要


平家物語巻第十一より「先帝身投(せんていみなげ)」です。
壇ノ浦の戦い終盤、二位の尼時子は安徳天皇を抱いて入水します。

かんたんなあらすじ
壇ノ浦の合戦も終盤となり平家の負けが見えてきます。

大将軍の知盛は、小舟に乗って安徳天皇の御座舟に赴き、 「見苦しいものを皆、海へ投げ捨てよ」と指示。自ら舟の掃除をします。

二位の尼時子は八歳の安徳天皇を抱いて、ふなばたへ歩み出でます。

「どこへ連れていくのか」と問う安徳天皇に対し時子は「極楽浄土へ」と答え、 「浪の下にも都はございます」と、海へ飛び込むのでした。

>あとどのような天気でしたか?

天候は穏やかであった。小船の上を子供を抱いた女性が歩行出来るほどなので、海面にほとんど波は無かったと推察できる。


>そこから読み取れる「諸行無常」についての分析もお願いします。

「諸行無常」とはこの世の万物は常に変化して、ほんのしばらくもとどまるものはないこと。
 
 少し前までは隆盛を誇っていた平家だが、ここにおいて惨めな敗北を期することとなった。

〈現代語訳〉
源氏の武士たちは、すでに平家の舟に乗り移ってきたので、水夫や舵取りたちも射殺されたり、斬り殺されたりして、舟の進路をもどすことができぬまま、みな船底に倒れて臥してしまった。新中納言平知盛は小舟に乗って、安徳天皇のいる御所の舟に参って、「平家の世の中は、もはやこれまでと見えます。見苦しいようなものは、みな海の中へ入れなさってください。」といって、舟の「とも」から、「へさき」まで走り回って、はいたり、ぬぐったりして、塵を拾って、自ら掃除をされた。女房たちが「知盛殿、戦いはどうなったのですか」と口々に問いなさるので、「珍しい東国の男たちをご覧になることになるでしょう。」といって、からからと笑いなさったので、(女房達は)「なんとも、ひどい、ただ今のご冗談は。」といって声々にわめき叫びなさった。

二位殿はこの様子をご覧になって、日ごろから心の準備をしなさっていた事であるので、濃いねずみ色の二枚の衣を頭にかぶり、はかまのすそをたくし上げて、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)をわきにはさみ、草薙の剣を腰にさして、安徳天皇をお抱き申しあげて「私自身は女であっても、敵の手にかかるつもりはない。帝のおともに参るのだ。帝に志を思い申し上げなさるような人々は、いそいで私に続きなされ。」といって、舟の端の方へ歩み出なさった。帝は今年は8歳におなりになったが、年齢のわりには、はるかに成長なさっていて、お姿もかわいらしく、周囲も照り輝くほどであった。髪も黒くゆらゆらとして、背中を越えるくらいの長さにのびなさっていた。
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!