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どうして、昔の医学部ってあんなに偏差値が低いのでしょうか?

1982年のベネッセの偏差値て私大医学部で、47とか43があります。

今でしたら考えられませんよね?

昔は今ほど医者の地位や名誉が高くなかったんですか?またお金が稼げる仕事と思われてなかったんですか?

A 回答 (4件)

昔は、偏差値の低い私立医大は「金を積めば入れる」大学でした。

裏を返せば、一千万単位のお金をポンと払えるお金持ちでないと私立医大には行けなかったのです。
バブルの頃は、そんな大金を積んで医学部に行かなくても、同じ学力で普通の学費で行ける学部を卒業すれば、十分に収入を得られる仕事に就けたのです。
ところが不景気になって、理工系の学部を出て就職しても先の保障がない、という時代になってしまった。そこで、医者は「高収入が得られて手堅い職業」として、学力が高い人が選ぶことが多くなったのです。
また、少子化に向かっていましたので、人気のない私立医大は学生を集めないと潰れてしまいます。医学部や医科大を卒業するだけでは医者には慣れません。国家試験に合格する必要があります。養成系の大学で学生を集めるのに効果的なのは、国家試験の合格率を高くすることです。学部に需要があるなら、学力が低い学生よりも学力が高くて国家試験に合格しやすい学生を多めに入れた方が良いと、私立医大が戦略を変えたと言われています(もちろん「お金を積めば合格する」枠もちゃんと残しておきますが)。

なお、1982年の偏差値について一般論を言えば、当時と現在とでは18歳人口も違うし、大学進学率もかなり違いますので、その数値を同等に見なすのは危険かと思います。当時、進学校では進研模試はあまり採用していなかったはずですし。
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最初の回答を書き込んでから思い出した事を追記。




恐らく質問者様は「偏差値が低い医学部があったら志望者が集まって来てやがて偏差値が上がる(はず)」と思われたのではと思いますが、大学と言う所は「偏差値が低いから出願しやすい」と言った単純な話では済みません。国公立もそうでしょうが、特に私大は「先立つもの」と言う大きな壁が立ちはだかります。


私は1984年に大学を受けた年代ですが、私が入った私大は医学部入学の際に払う金額が一千万円のオーダーでした。質問者様が御覧になった医学部の入学に必要な金額(ちなみに入学金とイコールではありません)がいくらかは知りませんが、これだけの金額が必要だとしたら「簡単に受かりそう」と言っておいそれと受けるわけには行かないと思います。
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裏口入学が多かったからでは?


私大の医学部は、同窓生の後継のために
何かしらの便宜をはかっていたようです。
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単純に「そこは人気がなかった」と言うだけではないかと思います。

今も昔も「医者=立派な仕事」と言うのが社会的認識でしょうし。
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