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日本刀にはそりがありますが、そりが無い方が斬ることもできるし、突きのときに狙いが狂いにくいと思うのですが?そりがあると斬るだけで自然に滑るのですか?突きはあまり重視しなかったのでしょうか?

A 回答 (10件)

これは中国剣の人から聞いた話なので正しいかどうかは分かりません。

実際に自分で斬ったことが無いからです。その人いわく
中国剣などの直刀はそのまま切っても斬り抜くことができない。なので対象に斜めに当てていく必要がある。これに比べて日本刀はまっすぐ当てるだけで角度があり切り抜くことができる。というのです。
それに抜きやすい。日本刀は元々は馬上で抜き戦うものでした。江戸時代とは違い腰に吊り下げて上向きに抜き放った。馬上からでは人を斬るのに長い距離が必要で長い刀はカーブがあった方が抜き易いし、馬は走っているから相手が馬上であっても直線でしか切り抜けない。つまり直刀ではうまく斬れないがカーブがあれば直線で斬り抜くことができるというのです。これらの理由から日本刀はカーブを描いたというのです。
もう一つ突きですけど日本の鎧は中国などに比べて薄くて丈夫です。元寇の戦いでも最新の研究では日本軍は鎧で矢を防いでいるのに対し、モンゴル軍の鎧は日本の矢で突き抜けていることが分かってきているとのことです。
なので日本の鎧を突くには草擦などを作っているヒレの隙間から入れて切り込んで丈夫な紐を切りながら差し込んでいかねばなりません。そのために横に向けるんです。(これには肋骨の間を通すとの意見もあります。)あるいは兜の下から上に向かって突き入れる事です。(この場合は刀は縦向きのままやや下から突き入れます。)
という事でこれもカーブがあった方が紐も切り易く楽に突き入れる事ができるというのが彼や他何人かの見解でした。
ちなみに首付近に横にして突き入れるのは、突きではなく首筋を斬るためです。刃先が首に当てるだけでまっすぐに刺せばカーブによって自然に首に斬りこんでいきます。首に突きを入れるにはやはり刀は縦にしなければむしろ不利になります。

ちなみに「日本刀はひいて斬る」は俗説で、カーブがあるおかげで引かずとも叩ききるだけでちゃんと斬り抜くことができます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2021/06/06 10:57

日本刀にそりがあるのは何故ですか?


 ↑
片刃なので、刃の部分を焼き入れすると
膨張して、自然に反りが出来ます。

それを、人工的にもっと深い反りに
します。

反りを入れた方が、角度が鋭くなるので
斬りやすくなります。

これは馬上から斬るのに適しています。




そりが無い方が斬ることもできるし、
突きのときに狙いが狂いにくいと思うのですが?
 ↑
突くだけなら、サーブルのような
反りが無い方が合理的ですが
斬るには不適です。

斬るだけなら、青竜刀や半月刀のように
反りが深いほうが合理的ですが
突きには不便です。

日本刀は双方出来るように工夫されている
のです。



そりがあると斬るだけで自然に滑るのですか?
 ↑
そうです。
日本刀の刃は、ミクロののこぎりになって
います。
だから引いて斬るのですが(引き斬り)
反りがあれば、引き斬りが自動的に出来る
というわけです。



突きはあまり重視しなかったのでしょうか?
 ↑
突きも、斬りも出来るように
工夫したのです。
それだけに、熟練が要求されます。

ちなみに、新撰組の沖田総司の刀は
反りが無かった、と云われています。
沖田総司は突きを得意技にしていたからです。
(三段突き)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2021/06/03 20:07

日本刀は刃と脇、芯の側で炭素含有率の違う玉鋼を使います。

打つ段階ではまっすぐですが、焼き入れすると収縮率の違いで反りが出るのだとのことです。ですから、必然的に沿ってしまうのです。この反りは熟練した刀鍛冶の感覚でコントロールされます。
直刀の場合、刀身は対称に作られます。

その反りが結果として、日本刀の特徴を作り出すのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2021/06/03 20:07

日本刀と言っても


鎌倉時代以前
平安時代でも
当時の刀は真っ直ぐです

甲冑も以前は竹でしたが
鉄砲伝来以降
鉄になりました

あとは
みなさんの回答通りです
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2021/06/03 20:08

反りがあると切ったとき刃がすべるので切りつけた物に刃の侵入角度が小さくなり切りやすくなります。

勾配の急な坂より緩い坂のほうが上りやすいのと同じ。
江戸時代後半の刀は反りが小さくなりました。これは突きを重視した闘いの結果です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2021/06/02 21:48

>そりがあるのは何故ですか?


刃の側を薄くするために叩くから
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2021/06/02 21:48

>そりがあるのは何故ですか?


刃の側を薄くするべく叩くから
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2021/06/02 21:42

刃を斜めにあて、引くことにより、実質薄い刃になり、


鋭く切れる効果を狙ったものです。
包丁でも、引くように切るのが基本です。
出刃包丁は質量を利用して、たたき切ることができますが、
人切包丁はそういうわけにはいかないってことです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2021/06/02 21:42

逆です。


日本刀で人を殺傷する場合はやはり突きなのです。
刀身を横に寝かせて首を狙います。
鎧の隙間を狙いつつ致命傷を負わせるためですね。
その際刀身が反っていたほうが殺傷できる範囲が横に広がります。
つまり突きが来たと思い避けても刀身が追いかけてくるし首付近にヒットすれば自然と頸動脈が切れてより致命傷になります。
日本刀の研ぎ師さんに聞いた話ですが信憑性のある話だなと感じてます。
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この回答へのお礼

意外でした。ありがとうございました。

お礼日時:2021/06/02 21:33

反りがあることで得られる効果のひとつは、斬る物に対して刃が斜めに入るようになるため、少ない力でより効率良くその威力を発揮できること。



また、重心の位置が「柄」(つか)に寄るようになるため刀身が軽く感じられ、反りがあまりない「無反り」の日本刀よりも、より実践向きであったと考えられているのです。

参考まで。
https://www.touken-world.jp/tips/53884/
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2021/06/02 21:29

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