プロが教えるわが家の防犯対策術!

先日職場の上司のPCがメールに添付されてきた悪質なウイルスにより多大な被害を被っていたのを見てふと思ったのですが、一番最初に発見されたコンピューター・ウイルスはどういったものだったのでしょうか?またそれを作り出した犯人やそれによる被害の規模等を知りたいのです。
普段PCについては、あまり詳細なことを勉強せずに過ごしていたので、そういったことに関してはずぶの素人です。(私にとっては)ウイルスについて勉強する良い機会ですので、是非ご存じの方教えてください。

A 回答 (3件)

日本国内で発見されたのは1988年のことだそうです


もっとも、この時発見されたのは正確にはトロイの木馬と呼ばれるもので、ウィル
スとは似て非なるものです

詳しくは、以下の2つのアドレスをご覧ください

http://homepage1.nifty.com/anecs/comp/history/fi …
http://www.ritsumei.ac.jp/se/~rs008000/virus/pre …
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この回答へのお礼

詳細な情報がたくさん載っているページでしたね。検索能力がいまいちだったみたいで、見つけられなかったです(T_T)。
しかしこんなに種類が多岐にわたると、ユーザー側のウイルス対策も、漠然とワクチンソフトの開発を待つだけでなく、自分自身でもかなり勉強しておかないといけないんですね…。
質問の文章中にあげた上司のPCは、近々異動が決まっていてファイルのバックアップを取っていたので、データを全て消去されても何とか復活できていました。ある意味ラッキーでしたね。私も気をつけることにします!!
とても勉強になりました。ありがとうございました!

お礼日時:2001/08/28 09:20

世界初のウイルスは1986年、パキスタンのプログラマーが作った通称「パキスタン・ブレイン」だと言われています。


症状はかなり悪質なもので、感染したフロッピーのデータをすべて削除してしまい、「ウイルスに注意。ワクチンのご用達は当社に」とパキスタンのソフトハウス会社名と電話番号が表示される、というもの。
アメリカを中心に1988年頃まで猛威をふるいました。

「コンピューター・ウイルス」という名前自体は、実物の出現からさかのぼること2年、1984年にF.コーエンという博士がアメリカのセキュリティ学会で、コンピュータのメモリに不正に常駐し、障害を引き起こすプログラムの可能性を示唆したことに始まっています。

日本では、1988年頃からウイルスの報道が目立つようになります。
以下は手元にある記事から。体系的なものではありませんが。

▼アメリカの地方新聞社の記者用コンピュータに「パキスタン・ブレイン」(と思われる)ウイルスが感染、100枚以上のデータフロッピーが被害を受け、記事を読み出せなくなっていた(朝日新聞1988.5.20夕刊)

▼2月、米パソコン通信最大手(当時)CompuServeのライブラリにウイルスが登録、いたずらメッセージを表示するだけで実害はなし。当時米国ではすでにワクチンとウイルスのいたちごっこが始まっており、企業や個人も積極的に対策に乗り出していたことがわかる(同1988.6.29夕刊)

▼米航空宇宙局(NASA)、環境保護局(EPA)のパソコンに相次いでウイルスが侵入、データ破壊の実害を受ける(同1988.7.8夕刊)
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この回答へのお礼

ネットワークが発展したことによって、コンピューターの知識を詳しく知らない人でも簡単にネットワークの使用ができるようになったことが、これだけ甚大な被害が広がってしまった大きな要因かも知れませんね(かく言う私もそうなのかも知れません…)
添付ファイルの存在するメールが来ると、ホントにどきどきしてしまいます。また、こちらからも迂闊に添付ファイルを送れないし、しんどいですね。
職場で私はMacを使用していますが、共同のメディアセンターでMOを用いて作業して帰った際に、一緒にウイルスも連れて帰ってしまった経験があります。でもその時はその日のうちにそのセンターからウイルス情報が回ってきたので、気付くことができました。
プライベートではWindowsを使用しているので、両方を勉強しないといけませんね。頑張ります!!

お礼日時:2001/08/28 09:26

sonorin さん、こんにちは~☆



> 一番最初に発見されたコンピューター・ウイルスは
> どういったものだったのでしょうか?

「世界初のコンピューターウイルス」

1986年 パキスタンのラホール市に「ブレインウイルス」が登場。
ブレイン兄弟が、自社製ソフトにウイルスを忍ばせておき、
不正コピー(実際は海賊版の配布)対策に、そのソフトをコピーした場合、
製品を買うように「警告」を出したそうです。
警告の内容は「このメッセージを見た人はソフトハウスに連絡を」というような
警告メッセージを表示するだけのものでした。

ウイルスによる「大被害」が出るようになったのは、この「ブレインウイルス」が、
アメリカに伝わり、「悪質なもの」に改良されてからだそうです。


国産ウイルス第一号は、「1989年春」のX68000用の「SURGEONウイルス」です。


ではでは☆~☆~☆
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。
最初のコンピューター・ウイルスが、ソフトの不正使用を抑止するという正当な目的だったもので、結果的にそれが不正使用されるという何とも皮肉な展開から起こっていたんですね…。最初に作った方はその後の危険性についてあまり深く考えていなかったんでしょうけど、なんとも気の毒です。

お礼日時:2001/08/28 09:15

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