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私は株を売買したことのない初心者ですが、
http://manabow.com/stock/chapter4/1.html
を読んで疑問に思っていたことがあります。

インカムゲインなら生産に対する利益を分配することだから健全な経済活動のような気がするんですが、
キャピタルゲインは儲けた人の影で必ず損をしている人が出ているわけで、経済全体でみればプラスマイナスゼロということですよね?
半分の確立で必ず損をするのに、なぜ株式といえばインカムゲインよりもキャピタルゲインがメインのような感じになっているんでしょうか?

それと、なぜあんなに乱高下するのかもわかりません。企業が定期的に配当する金額によってある程度株の上限がありそうなのに、ものすごく値段が上がる株があるのはなぜでしょうか?
(倒産の危機などで値段が下がるケースは理解できますが)
10倍も20倍も値が上がった株のニュースを見ると「金額に見合った配当金は得られないだろうになぜあんなに高値がつくんだろう」といつも疑問に思います。
それとも、儲かったときの配当金はかなりいい額が期待できるんでしょうか?(それだったらちょっと納得)

初心者の戯言ですみません。用語の使い方の間違いもあるかもしれませんが、やさしく指摘してもらえるとうれしいです。
納得できる回答をお願いします。

A 回答 (3件)

おっしゃっていることがどこか違うとしたら


「キャピタルゲインは儲けた人の影で必ず損をしている人が出ているわけで、経済全体でみればプラスマイナスゼロということですよね?」
のところかもしれません。企業の利益成長に合わせて企業価値であるところの株価が上昇していくとしたら、長期的には一定期間保有していて売った人も、その後買って保有した人も共に利益を享受することができます。その意味でプラスサムではないでしょうか。共に資本を提供することにより経済成長に貢献したということです。

ネット取引のイメージのように極短期の売買をイメージされているので誤解があるのかも知れません。
おっしゃっているように配当を分配される出資者=株主にとって企業の利益が将来更に大きく成長することが予想されて、増配の余地が増えるような場合にはそれを譲るときには買値より高い株価で人に譲るのは当然でしょう。ある人が5年先までの利益成長を確信して株を買ったとします。しばらくすると企業の業績が良いことが公表され他の人が10年先までの好業績を確信して株を買っていくことはありえます。場合によってその思惑が常識を超えて先走りすることがあるだけです。そこでは短期的に市場心理のあやを利用して短期売買で稼ごうという人が介在することもあります。しかしやがて投資は冷静になり株価の行き過ぎは是正されることが多いです。
肝心なことは、冷静になるにしても誰も正確なその時々の企業の理論価格を正確に知ることができないことです。これが株価が不安定なことのベースにあります。

その企業が新たに増資して市場から資本を調達する際にも市場でつく時価が基準になり、株価が高く評価されていれば一株あたりより高い値段で有利な資本調達が可能になる。これが資本主義、株式会社の調達の仕組みではないでしょうか。だからキャピタルゲインがこの値上がりの結果として生じることは何も不思議なことではありません。

次になぜ株価が何倍にも急騰するのか。あるいは急落するのか。
ここに二つの前提条件があります。

(1)誰も正確にある企業の将来価値=利益成長を占うことはできません。断片的な情報から各々が見当をつけて株価を判断します。中には評価の甘い人もいれば辛い人もいます。
企業の業績だけが材料ではなく、その他の経済環境や時々の相場の流れからある種類に属する株の人気が
高まったりその反対もあります。これとて事前に人々が正確に同じ判断をするわけではありません。見方は様々です。

(2)株は参加者誰もが真剣に儲けようとして、判断材料が出れば一刻を争って売買します。だから公表された事実はすぐに株価に反映されると共に、次に何が起こるかという思惑に沿って動き出しています。

これら(1)と(2)があいまって、投資家たちの思惑によって、株価の動きと情報を材料に無数の売買が生じます。判断の僅かな違いから値動きが生まれ、同じ株価でも売る人と買う人が出てきます。
中には資金的な都合から投資判断とは別の理由で株を手放さなければならない人もいます。また売ったとたんに値上がりして、あわてて買い戻す人。それを事前に狙って買いに入る人。株が上がるのを見てから遅れて買いに行く多くの人たち。そんなことすべてが絡み合って株価は時に大きくうねりを見せ、オーバーシュートしまた反落することもままあります。

私はこの動きが「こっくりさん」に似ていると感じます。もしご存知ならば、一人一人の指の力で動いているには違いないのだが、一人では思うようには動かせない、その感じがお分かりでしょう。こっくりさんの動きを皆が見ているので参加者はその方向に無意識に力をかけているかも知れません。しかし力の入れ方や休むタイミングが人によって違うので、誰もこっくりさんの将来の動きを正確に予測することはできない。その辺りが株式市場と似ているように感じるのです。同じように株価も時に思わぬ方向に暴走することがあるのです。
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taro707さん、こんにちは。


私も初心者なんで参考程度にお願いします。

さて、最初のご質問ですがインカムゲインとキャピタルゲインは株価決定要因の話になると思います。(正確には違いますが、分かり易いかなと。)

ご存知かもしれませんが、株価はファンダメンタルな部分とテクニカルな部分で上下しています。ファンダメンタルで動く株価など本来微々たるものであるはずです。なぜなら日本ROAは良くて10%ほどですから、1日に数%も動く事自体おかしな話です。勿論、会社自体の価値が根底に在るというのは大事な事です。

よって、大きく株価を変動させるテクニカルな部分をメインにすることになるのではないでしょうか。

2番目のご質問も、やはりテクニカルな要素が原因だと思います。人間の欲望・期待・不安・思惑などが集団的に錯乱状態になると、トンデモナイ株価になるのではないでしょうか。買うから上がる、上がるから買う。これを集団で繰り返したのがバブルだと思います。

最後に配当金ですが、キャピタルゲインに比べれば微々たるものです。最近、配当性向を気にする企業が増えてきましたが、それでも呼び値で1つ2つ変わると吹っ飛びます。

以上です。
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プラスマイナスゼロ>


株価が上昇したら
儲けた額=損した額(儲けそこなった額も含む)
株価が下降したら
損した額=儲けた額(損しなかった額も含む)
株価が変化しなければ
儲けた額=損した額
単純に言うとこんな事かと。
実際は信用取引や手数料などで違いますが。
()内が問題になります。
実際にゼロサムゲームであれば、株の売買した人が実は損をします。(手数料分)
確実に利益を出すのは証券会社です。

株価は現在の額ですが、市場は先を見ています。(半年先とか)
将来的に成長が見込まれる会社で有れば株価は上がります。
その時配当金も上がるかも知れません。

ものすごく値上がり>
良いニュースなどで上昇する場合が有ります。
それ以外に仕手集団などが絡むと訳の判らないほど上がる場合も有ります。
10倍・20倍も値上がり、期間の問題も有りますので何とも言えません。

金額に見合った配当金>
PCを使っているならご存知のアメリカのマイクロソフトは、先期まで無配当でした。
日本のIT関連会社の多くが現在無配当です。
(株価が上がれば良いと思っています 先行投資容認or黙認)
株価は配当だけでは有りません。
日本の企業も最近配当性の向上に努めている会社が多くなっています。
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