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ピクセラ(6731)について
2017年7月末を境に株価が下落していますが、何が理由なのでしょうか?
またなぜいきなり2017年6月ごろから一気に上昇したのですか? 仕手株だったのでしょうか。

VR事業も行なっている会社のため今後徐々に回復する見込みはあるのでしょうか?

A 回答 (3件)

ピクセルの最大の問題は、財務状況です。


この銘柄は東証2部で元々、発行済み株式数が少なく、しかしながら2ケタの低位株で、その割に出来高が高いです。
板を見ると中心値に気配が寄り、2円程度の値幅で推移し、ここから推測されるのは、デイトレが少ない値幅で大きく張って利食いすると思われ、業績を無視した物色が行われており、ボロ株ならではの相場観が伺えます。

この銘柄を触る投資家の多くは素人で、それを狙うベテランが大きく張っていることはザラ場でテクニカルツールで確認できます。
財務状況を見ると、売り上げが上昇傾向にあるも、柱の4K関連製品が半導体不足により業績を押しており、市場競争が激しい分野であることから利益が出しにくく、経費がかさむ状況で、累積赤字が年商を超える状況で、7年以上無配継続という状況で、キャッシュフローに大きな問題を抱える企業です。

この企業の株価下落の最大要因は業績が悪すぎることで、低位特有の素人提灯買いが付きやすく、そこにデイトレが仕掛けてくるので、仕手ではありませんが、そのような要素はありますよね。

今後の赤字幅の減少がキーで、その後に収益を拡大して、配当が付くといいのですが、来年の東証再編で東証2部が廃止されるとピクセラはプライム市場には完全に入れませんので、注目度は下がります。

もしTOBが掛かると株価は大きく上がりますが・・。
当面の間の好材料はなさそうですね・・。
プロのコンセンサスが付いていませんし低位で横這っていますので、物色する投資家以外に見向きもされていないことが分かります。
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どう考えても現状の取締役陣が居座っている限り復活はしません



確かに2017年度に1度だけ黒字化していますが、何よりこのタイミングに継続疑義注記が外れたから一時的に株価が吹き上がっただけのことですので、普通は営業黒字というだけではダメです
要は上場廃止の危機を脱したわけですから、一時的に資金が流入しただけです
しかし、

・慢性的な営業赤字及び最終赤字と継続疑義
・半導体不足
・第三者割当増資による既存株主の株主価値の希薄化

のトリプルパンチ状態です
従って半導体が安定供給されるまで回復しません
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業績を見ると2017.9のみわずかに黒字化しています。



この関係で一時的な上昇があったのかもしれません。

が、以後、大幅な赤字が継続しており、本格的な業績回復には至っていません。

今後の業績については不明ですが、継続疑義注記もあり企業で、通常はまともな投資対象としては意識しづらいです。

ただ、こうしたところの方が短期的な株価の変化率は大きくなることがあります。
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