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将来、欧米(アメリカやイギリスなど)に住みたいと思っています。
そこで外国在住の方に質問なのですが、やはり日本人は異質ですか?
長く住んでいても馴染めませんか?少し不安です。

A 回答 (3件)

海外暮らしのスタートはイギリス、それからアメリカ。

その後は、それこそ数えくれないくらいの多くの国で短期で暮らし、気が付いたら、相性が合って居心地が良すぎたのかメキシコの中央高原地帯の100万都市で住み着いて31年も過ぎてしまいました。

ここに住み着いたとき、在留届をした時の日本国領事館の話では、日本人って数人しかいなかったです。その数人もメキシコ人と結婚した日本女性。別にお会いしたなども思ったことなし。家族を食わせていく金を稼ぐ仕事も、日本とは何の関係もない仕事先。どこでも、住み始めてすぐに馴染めています。馴染めなかったのは、暑い・寒いなどの気候です。

住むところを決めたのは、
①1年中冷暖房が必要でない気候
②住んでいる住民が陽気で親切
③ベッキーやローラのような女性がうじゃうじゃいるところ。しかも愛想がいい
④飯も酒もうまい
⑤夜中に女の子が独り歩きしても何も起こらないところ
⑥街のインフレがアメリカ並みに整っているところ
⑦外国人物価が、日本の半分くらいのところ
⑧長期滞在ビサ獲得が簡単で安い
⑨日本の半額くらいの値段で、大きな土地で大きな建屋の家が買えること
⑩人間差別はありでも、人種差別がないこと
⑪高齢者になったときに、老人にやさしいところ
⑫日本人が極端に少ないところ
こんな言いたい放題の場所と。

日本では到底不可能な住居に住んで、最高に人生を楽しむ、これがが海外で暮らす醍醐味です。多くの日本人は日本の延長として、ただ海外で住んでいるいう人が多いので、異質とかいいようがないですな。

今、74歳8か月、5年半前に46年連れ添った妻にも先に逝かれて、娘・息子も独立して出て行ったので、この広い家に一人暮らし。しかも、隠居暮らしで100%自分の時間。ウジなどわかさず、花を咲かせています。
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この回答へのお礼

とっても素敵なお話ありがとうございます。
私もメキシコの爺ちゃんさんみたいに一回きりの人生楽しみます

お礼日時:2021/11/03 21:41

私はプロファイルに紹介したような在米の長い年寄りです。



あなたの『日本人は異質か?』という質問には、『アメリカの人は、あなたがアメリカの人なのか日本の人なのかなんてどうでもいい』が答えだと思います。

『長く住んでいても馴染めませんか?』という質問には、『それはあなた次第でしょう』が答えです。

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ここで、私からあなたにいくつかクイズをあげましょう。

たとえば、東京銀座の街頭に道に迷った白人の外国人がいたとします。
あなたはその人のそばを通り過ぎようとしています。
その人はあなたに道を尋ねるでしょうか?

答えは、間違いなく『尋ねるでしょう』ですね。

では、もしそこを通りかかった人があなたではなく、イスラムの服装をした見るからに外国人だったらどうだと思いますか?
道を尋ねるでしょうか?

答えはこうです。
もしその人が、日本が単一民族国家であることをよく知らない、アメリカから日本に初めて来たばかりの人なら、『尋ねるでしょう』です。

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同じことをニューヨークのど真ん中、タイムズスクエアで考えます。
アメリカの田舎からの道に迷った『お上りさん』がいて、あなたがその人のそばを通り過ぎようとしています。
彼はあなたに道を聞くでしょうか?

答えは、間違いなく『尋ねるでしょう』です。

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このクイズが言いたいことは、アメリカの多くの人は、あなたが人種としての日本人かどうかはどうでもいいのです。

アメリカは人種の『るつぼ』と言われるのはご存知でしょう。
この国には、ありとあらゆる人種の人がいます。
肌の色、髪の色、目の色、体形、着ているもの・身に着けているもの・・・そんなものでその人が外国人なのかアメリカ国籍の人なのか、どんな言葉が話せるのか、その人がどんな主義主張・考え方・価値観・生活習慣・教育レベルなのかなんてわからないのがこの国です。

そういう世界に暮らすとどういう考え方になるか、それは『自分だけが頼り』と言う意味で『はっきりした自我をもつ』ようになります。
最初の答えで言った『あなたがアメリカの人なのか日本の人なのかなんてどうでもいい』と言う答えは、『自分に関係ない人はどうでもいい』、つまり『大事なのは自分』ということです。

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次に『長く住んで馴染めるか?』についての答え『あなた次第』というものについての私なりのコメントはこうです。
私はどうやって来たか、の紹介です。
私は、『自分で、自身が気に入るようにしていく』というやり方をしてきました。
自分で馴染める場所を探し、自分も馴染む努力をする、それに尽きると思います。

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昭和の昔の学生時代に出会った先端技術を勉強するうち、その本場で身を立てたくなってわたってきました。

今世界中はコロナ禍でにわかにテレワークがはやってますが、私はそれをもう20年以上前から取り入れ、当地をベースに日米欧亜を行き来して暮らしてきました。
日頃は会社のオフィスには行かずに自宅で仕事ができましたから、住む場所は会社の制約を受けずに好きに決めることができました。

私は東北の山合の寒村の生まれ・育ちで、学生時代から社会人初期の頃を日本の首都圏に暮らし、仕事で日本国内のいくつかの地方に長期滞在したことがありました。
また、アメリカに来てからも、仕事で北米、欧州、アジア、オセアニアの各地の滞在を経験しました。

そんな経験から、私とカミさんは『ずっと暮らす場所はアメリカだなぁ』と決めていました。
自分のワザ・ウデを適正に評価してくれますし、のびのび・ひろびろ・文化的・便利・快適に暮らせる環境がありますから。
なので、我々はアメリカの中で家族との生活に最適な場所を考えてきました。

多くの人々、とりわけ日本の方々の多くは、家庭を持ったり子どもを持つ時期を境に、暮らす場所を固定する、それ以降はそこから動かない、という暮らし方をします。
それに対し、我々は人生のいろいろな段階で、それに合わせた場所を探し、選んで住み替えてきました。

ほんとうにいろいろなところを経験しました。
ニューヨークの大都会から、全米一貧乏なミシシッピ州の、その中でもおっそろしくへんぴな超々ド田舎の小さな町まで、バーモントの山の中から 、360 度どっちを向いても地平線まで真っ平らな大平原のカンザスまで、冬は極寒と豪雪の五大湖地方から、ハリケーン銀座のメキシコ湾岸地域まで、砂漠のテキサスから湿潤なフロリダまで、西海岸のカリフォルニアから東海岸のカロライナまで・・・と言う具合にです。

半年の長期滞在なんかも入れれば10数回住み替えました。
そうして見る目をつけたところで選んだのが、今住む州、今住む町、今住む家です。
この州に来てさえ、町は2つめ、この町の中でも今住む家は3つめです。

なんでそんなに住み替えたか、それはこうです。
この州に来るまでは、いろいろな地域の本当の姿・特性を知り、生きて暮らしていくのには何が大事かを考えるトライアルでした。
そして選んだこの州では、そのまとめとして、子どもが育つのにふさわしい場所、我々が老後暮らす場所でした。

この州で最初に住んだ町は、子どもたちが学齢になるまでのところ。
思いっきりのびのび遊べる広い庭と広い家があるところにしました。
100m の直線がとれる庭と、広い地下室も入れればリビングが4つあるような家でした。

子どもたちが学齢になると、教育環境の良い町に移りました。
いい教育環境として選んだのは、優れた大学を中心にした今暮らす町です。

広い庭に代わり、手入れが行き届いたプールやボールゲームコート、クラブハウスなどがあり、同年代の子どもの多い住宅地に家を選びましました。

ここで子どもたちは世代の違う子や、いろいろな国から来た子を含むたくさんの幼馴染を作りました。
そこでの生活から、子どもたちは、年齢・性別・人種・言語・習慣・文化などの多様性をごく自然に身につけました。

その大きな効果の一つはマルチリンガルになったことでしょう。
日本語・英語のほか、フランス語・スペイン語もネイティブに、中国語やイタリア語も、我々の英語よりははるかに流ちょうに使えるようになりました。

そして最後は今暮らす家です。
子どもたちはこの町の大学で研究者をしてますが、それはもう巣立ったようなものです。
家は、私とカミさんが暮らし、子どもたちが時々帰ってきたときに使う部屋があればよく、広い庭も要りません。
なので、手入れが行き届いた公園のような静かな住宅地の物件を選びました。

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この町には長いものでもう15年住んでいます。
暮らす地域になじむとは、この地の社会を利用するだけでなく、この地の社会活動に参加することでもあると思いますが、何と言えるほど大したことはしていませんが、結構できていると思います。
ここには日本人がほとんどおらず、日本人だけで固まるような村社会がないのも、それがむしろ気兼ねなく暮らせる世界になってる理由の一つかもしれません。
ともあれ、すっかりなじみました。

ご近所さんも、子供たちが連れてくる仲間たちも、出身がてんでんばらばらの人たちなので、全員が『異質』のようなものです。
だからここでは『日本は』とか『日本的』とか『日本人は』とかのような『日本』を全く意識しないで暮らすことができます。

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実はこの町は人口がたった5万ちょっとです。

日本の田舎のこの手の町と言うと過疎が心配される衰退のイメージがありますが、その人口の6割が学生・研究者なので大学はマンモス、残りの人口のほとんどが教員や職員などの大学関係者やその家族ということで、町は若々しく活気があります。

温暖で天災地変のない土地柄にある、半径 200 キロの天然の森に覆われた平野のなかにポツンとある町は、落ち着いて安心して勉強や研究に打ち込めるよう、国や州から支援を受けて大都会近郊と同じレベルの生活ができるように整備されています。

インテリ度が非常に高いこの町では、治安や風紀がよく、コロナ対策の徹底、医療システムや社会インフラが充実しているなどの、この国とは思えないほどのメリットが手に入ります。
海外で暮らすことを考えるとき、こういう環境はとても重要です。

あなたが実際に行きたい場所を探す場合、そこをよく見極めることです。
ニューヨークが良いと考えるのは安易に過ぎますからご注意を。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
アメリカやイギリスがいいと思った理由は、英米の映画や文学が大好きで、小さいころからそれらの国の文化、人、環境全てに憧れていたからです。私はまだ学生なので、将来の社会人に出てからの生活をあまり具体的に考えてはいませんが、ただ漠然といつかは狭い日本をでて外国で暮らしてみたいという思いがあります。その際日本人は馴染めるかな、アジア人差別とかやっぱりあるのかな、と小さな不安を抱いていました。
しかし貴方のお話の
「『あなたがアメリカの人なのか日本の人なのかなんてどうでもいい』と言う答えは、『自分に関係ない人はどうでもいい』、つまり『大事なのは自分』ということです。」
と言う言葉に非常に心に刺さりました。
馴染む馴染まないは関係ない、自分次第で人生はいくらでも楽しくできると今感じました。

自分の人生楽しむぞー!!!まずは英語から勉強するぞー!

お礼日時:2021/11/03 21:53

馴染めますよー!


ただ日本食が全くない地域は大変かもしれませんね。
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