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名誉挽回か汚名返上だと思うのですが、最初、このセリフを聞いた時は、そのまま流しましたw
(中学生だったこと、ガキだったのでテレビのセリフが間違っているとは考えなかった事)

 「汚名」を「挽回」しちゃうという笑える話なのですが、そういう誤用って他に何がありますか?

A 回答 (11件中1~10件)

>名誉挽回か汚名返上だと思うのですが



文化庁「国語に関する世論調査 平成16年度」
「慣用句の言い方」の調査結果。
https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/to …

質問 二つの言い方のどちらを使うか
(a) 前回失敗したので今度は汚名挽回しようと誓った
(b) 前回失敗したので今度は汚名返上しようと誓った

回答 全体
(a)の方を使う 44.1%
(b)の方を使う 38.3%

全年齢層で(a)が(b)を上回っています。
「汚名挽回は誤用」という指摘は通用し難くなっていると言えます。

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>「汚名」を「挽回」しちゃうという笑える話なのですが


「汚名」を「挽回」する用法もあると指摘している辞書があります。

■明鏡国語辞典 第二版(2010年12月1日)・第三版(2021年1月1日)

お-めい【汚名】[名] 悪い評判。不名誉。
「敗将の汚名をすすぐ[そそぐ]」「万年最下位の汚名を返上する」
▽「汚名挽回」は誤用である/誤用でないの両説がある。⇒挽回
[注意]「汚名をそそぐ」の「そそぐ」は「雪ぐ」と書く。「注ぐ」は誤り。

ばん-かい【挽回】[名・他サ変]失ったものを取り戻すこと。
「失点[往年の栄光]を挽回する」「名誉挽回」
[使い方]「汚名[退勢・地に落ちた評判]を挽回する」など、「~を」にくるものを払いのけて、もとのよい状態を取り戻すために巻き返しを図る意でも使われる。「汚名挽回」を誤用とする説は、この用法を認めない。


「汚名挽回」は誤用ではないと明言している辞書もあります。

飯間浩明さん(辞書編集者)
https://twitter.com/iima_hiroaki/status/46184510 …

■三省堂国語辞典 第七版(2014年1月10日)

おめい【汚名】(名) 名誉をきずつけるような評判。
「汚名を着せる(⇔汚名をそそぐ)・汚名返上・汚名挽回〔=汚名を着た状態をもとどおりにすること。『汚名を取り戻すこと』ではなく、誤用でない〕」

ばんかい【挽回】(名・他サ)(以前持っていたものを取りもどして)もとどおりにすること。もり返すこと。
「名誉を挽回する〔=取りもどす〕・不名誉を挽回する〔=不名誉な状態からぬけ出て、もとの名誉を取りもどす〕・劣勢を挽回する」 →汚名。

■三省堂国語辞典 第八版(2022年1月10日)〈2021年11月18日発売〉

おめい【汚名】(名) 名誉をきずつけるような評判。
「汚名を着せる(⇔汚名をそそぐ)・汚名返上・汚名挽回」
[!]「汚名挽回」は、汚名を着た状態をもとどおりにすることで、「名誉挽回と同じ」。汚名を取り戻すことではない。「疲労回復」が「元気回復」と同じ意味になるのと似ている。 →挽回。

ばんかい【挽回】(名・他サ)(以前持っていたものを取りもどして)もとどおりにすること。もり返すこと。
「名誉を挽回する〔=取りもどす〕・不名誉を挽回する〔=不名誉な状態からぬけ出て、もとの名誉を取りもどす〕・劣勢を挽回する」 →汚名。

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「全然+肯定形」を誤用とする説は否定されて久しいですが、誤用説もまだまだ消滅しそうにありません。

同様に、「汚名挽回」を誤用とする説も、消滅するにはかなり長い歳月がかかることでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

こんなに詳しく説明して感謝です

なんと、既に多数派だったんですね!

日本語って難しいですよね。

お礼日時:2021/12/22 20:00

奇異には感じるし、汚名を挽回したくもないけど気持ちとしての意味は伝わってきますね。

先生を、あるいは先生の言葉を他山の石としてみたいなのも本来、失礼だけど、よく使われる気持ちは分かる、の類でしょう。知らない人には何となく物知り風に見えますしね。
 この類の言葉は巨人軍の長嶋茂さんが創作的に使ってましたね、誰も非難はしませんでした。
・アメリカに行った際アメリカ人に「英語でベースボールは何て訳すの?」と質問していた。等々↓
http://www.oshimaya.jp/blog/2018/12/07/%E4%B8%96 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

考えたら、私自身も日本語を使って新しい表現を作ったりしてます(笑)

そういうのをマネする人が出て定着しちゃうんでしょうね。

お礼日時:2021/12/22 20:02

起死回生というか、


ドラマで「死んだはずの人」が実は生きていた
なんていうのが
実際には起こり得なくても
「正義の味方」シリーズでは、
よく描かれますね。

汚名挽回は
一度汚されても別の形で蘇るなんて言う時に
使われますね。

ただキリストの復活も宗教になってしまったので
普通人にはできぬはずなのに
なぜ聖人だから出来たの
で、からくりがあるのでは
私は疑いを持っています。

起死回生という面で
似たような形で考えると
似ている面も浮かびませんか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

なるほど、確かに起死回生もそういう使い方されますよね(^^;

お礼日時:2021/12/22 19:58

話のさわり


敷居が高い

みたいな誤用じゃなくて、意味が転倒して笑える誤用ということですね。

「話が煮詰まって結論が出ない」かなあ。
煮詰まったんならはよ結論を出せよって思う。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

あー、それもありますね(笑)

煮詰まったら、結論でるでしょ!?と。

お礼日時:2021/12/22 19:58

こちらも「汚名挽回」同様「定着」とまで言えるかどうか分かりませんが、バラエティー番組で普段入れない場所に許可をもらって入るような時に「特別に許可をもらって潜入」などと言ったりしていますが、許可をもらった時点で「潜入」にはならないはずです。



それからこちらも同様ですが、いわゆる「手作りチョコ」は絶対手作りのチョコであるはずがありません。本当の手作りチョコなら、カカオ豆を買って来てゆでたりする所からやらないといけないはずです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

(笑)

そうそう、特別に許可を貰って潜入、、、は日本文として破綻してますよねw

手作りチョコも笑えました(笑)

お礼日時:2021/12/22 19:57

「汚名挽回」は「定着している」と言うよりはまだ「間違って使っている人が多い」と言う段階だと思います。

国語辞典に「正しい言葉」として載った時点で「定着している」と言うべきでしょう。

本題の「間違った言葉が定着して正しい言葉になった」と言う例を挙げれば「とても速い」「とても高い」のように「とても」を英語の「very」の意味で使う場合があります。「とても」は元々は「とてもできない」のように否定語を修飾する言葉であって「very」と言う意味はなかったそうです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

なるほど。
辞典に乗ったらおしまいってことですね。

あー、とても速い、とても高いってのはよくわかります。

英語の「very」と同じ感覚なんでしょうね。

私がここ近年気になっているのは

「最大級の大きさ(規模)」

日本一というと、胡散臭くなるせいか、あるいは最大と言い切る根拠をあやふやにしたい為、安易に「級」をつけて誤魔化してます。

 日本人は曖昧語好きですからね^^

お礼日時:2021/12/22 19:56

たしかに、汚名返上が正しいと思う。

学校でそう習った。

そして世の中では間違っているが定着している日本語が無数にある。
食べれる
着れる
来れる
見れる
なんかは毎日見聞きする。
言葉のプロであるアナウンサーが言うと恥ずかしいと思う。
局アナは滅多に使わないが、冠番組を持つフリーアナは良く使っているのが嘆かわしい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そもそも、日本語って難しいですよね(^^;

他の言語は知りませんが、日本語ってちょっと自己流にしても意味合いが通じたりします。

 日本人同士ですから、微妙な言い回しは脳内補正がかかりますよね。

でも日本語を学びたい外国人は意味不明過ぎましょう(笑)

お礼日時:2021/12/22 19:53

誤用という言葉自体がナンセンス


「現時点で定着していない使われ方」というだけ
たとえば「ゲームに課金する」というけど
あれは「課金される=料金を課される」という言葉の誤用。
でもユーザーが普通に使っている今では立派な日本語
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

確かにゲームに課金すると憶えちゃってますね(^^;

日本語も変化してますよね。

お礼日時:2021/12/22 19:51

今の日本が誤用だらけです。

ホンの1例

・破天荒:荒っぽい、じゃ無く、人が成し得なかったことを行うこと
・気の置けない:油断なら無いじゃ無く、安心して遠慮がいらない
・御の字:まあまあ満足じゃ無く、充分に納得で満足
・的を得る:こんな言葉は無い、「的を射る」が正解
・姑息:卑怯じゃ無く、その場逃れ
・失笑:相手を見下す事じゃ無く、こらえられず笑う。
・足元をすくう:正しくは、足をすくう
・カンパツを入れず:正しくは、カン、ハツを入れず(間髪を入れず)
・十返舎一九、十国峠、十手、十回・・・・・・
(じゅっぺんしゃいっく、じゅっこくとうげ、じゅって、じゅっかい)
 ↓
(じっぺんしゃいっく、じっこくとうげ、じって、じっかい)

キリが無い
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そうなんですよね。
気の置けない、は私は正しい使い方ができるんですが、
この「~ない」という表現自体が「否定」の意味合いが強いので、
気持ちがよくない状態と勘違いするんでしょうね。

だからこの言葉を使うのは気を付けるようにしてます。
少なくとも、誤解を招きやすい表現は会話の中では極力使わないようにしてます。

お礼日時:2021/12/22 19:50

「疲労回復」。



こちらを参考にしました。

「汚名挽回」に「汚名を挽回するんかい!」とツッコミを入れる人が「疲労回復」に「疲労を回復してどうすんねん!」とツッコミを入れないのはなぜでしょうか?
https://jp.quora.com/%E6%B1%9A%E5%90%8D%E6%8C%BD …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

疲労回復もよく使われますねww

疲労が「回復」して、また疲労になってどうすんねんと(^^;


まーでも、言葉の乱れってテレビなどの影響が大きいですよね。
子供の頃はテレビの発言は間違った日本語を使わないものという思い込みがありました。

特に生放送やお笑いではなく、ドラマやアニメなどの作品は。

お礼日時:2021/12/22 19:48

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