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たしか日本ハムって球場所持する金がなく

札幌市が所有している
札幌ドームを金払ってかりている感じで使ってたと思いますが

金がたまって球場かえるようになったってこと?

A 回答 (4件)

日本ハムの札幌ドーム移転理由は、以下の通り4つあります。

 

移転理由①:物販・広告利益がドーム株式会社に吸収されている
移転理由②:ドームの使用料が高い上に札幌市は値上げ傾向
移転理由③:人工芝が野球選手の足腰に悪い
移転理由④:日本ハムが食品メーカーにも関わらず飲食収益無し

これらの移転理由の根源はすべて、札幌ドーム株式会社が日本ハムの要請を過去一切受け入れてこなかったということです。 詳細は以下の通りです。


日本ハムの札幌ドーム移転理由1つ目は「物販の利益がすべて札幌市に吸収されている」です。

札幌ドームの試合では、日本ハムはグッズ収益の30%以上が札幌ドームに徴収されていたり、球場内のスポンサー広告がすべて札幌市に帰属していたりと、収益がごっそりと札幌市に吸収されています。

一方で、2023年に移転する新しい球場では

グッズ収入の手数料は発生しない(つまり、販売利益はしっかり日本ハムの元にいく)
広告収益はすべて日本ハム側に帰属する
など、日本ハムからすればグッズの収益率がアップするだけでなく、広告の自由度も増すため広告収入の増加も見込めます。

札幌ドームは近年だと約40億円/年の売上がありますが、その約半分は日本ハムファイターズの試合が生み出しているにも関わらず、その多くの利益までも札幌市(正確には札幌ドーム株式会社)に吸収されています。

つまり、日本ハムファイターズは札幌ドームへの売上貢献度に対して、利益が比例して付いてこないため、経営的に好ましくない状況が続いているという訳です。

しっかりした利益を確保できないと、日本ハムは選手の年俸も上げにくくなりますし、選手補強も経済面で他球団に負けてしまいます)。

日本ハム側にとって物販、広告で思うような収益を得られていないことが、札幌ドームから移転する理由の1つでもあります。

日本ハムの札幌ドーム移転理由2つ目は「ドームの使用料が高い上に札幌市は値上げ傾向」です。

以下記事のとおり、日本ハムは札幌ドームに約9億円のリース料を支払って球場を使っています。

過去に値下げの交渉もしています。

「札幌ドームを運営する札幌市の第三セクター、株式会社札幌ドームは、約9億円のリース料に加えてグッズ販売収入なども合わせ、総額で年間20億円以上を日ハムから吸い上げてきた。日ハムは過去に値下げを要求してきたものの、逆に市は値上げを実施。さらに日ハムはコスト削減策として、他球団でも実績のある、公共施設の運営を民間企業などに委託する指定管理者制度の採用を市側に提案していましたが、市は拒んできた。

札幌ドーム売上の半分を日本ハムがもたらしているにも関わらず、札幌市は頑に姿勢を崩さず、むしろ使用料の値上げをしました。

また、札幌ドームはサッカー(コンサドーレ札幌)やライブ会場としても使用されますが、その際のフィールドシートの撤去や設置費用も日本ハムが負担するなど、球団側の不満が溜まっていました。

ドームがコンサートやイベントで、使用される際のフィールドシートの撤去や設置費用も、日本ハム球団持ち。他にも、警備費や清掃代などが加わり、これらを合計すると、球団が札幌ドーム側に支払っている金額は年間で約26億5000万円。

日本ハムの札幌ドーム移転理由3つ目は「人工芝が野球選手の足腰に悪い」です。

札幌ドームの人工芝は硬いことで有名で、日本ハム栗山監督も過去に言及しています。

伊勢:今のドームは?

栗山監督:使い勝手が悪いですね。下が硬いですし。札幌ドームが動かないというのもあって。

exciteニュース/2017年2月23日
しかし、過去には球団から札幌ドームに改善要求をした結果、人工芝の改良は4回行われています。

初代人工芝:2001年から使用
2代目人工芝:2005年から使用
3代目人工芝:2013年から使用
4代目人工芝:2019年から使用
過去に4回改良を重ねている点は評価できます。

しかし、日本ハム球団が臨んでいた「天然芝」で野球をすることは叶いませんでした。

札幌ドームは野球で使われる日とサッカーで使われる日で芝を変更していますが、サッカー試合の日は野球の芝の上にサッカーの芝を敷いています。

そのため、野球の人工芝は毛足の短い芝にせざるを得ず、その結果クッション性が損なわれているという背景もあります。

元ヤンキース松井秀喜は膝への負担を考慮して、ジャイアンツ時代は天然芝への変更を球団に要求していた。それくらい、野球選手にとってグラウンドの芝環境は大切。

いずれにせよ、日本ハムにとっては選手のケガリスクを最小限に抑えたいはずですので、人工芝の環境が良くないのは移転理由の1つと言えるでしょう。

※ちなみに、2023年完成予定の日本ハム未来の本拠地「北海道ボールパーク」は、天然芝が敷かれる予定です。

日本ハムの札幌ドーム移転理由4つ目は「日本ハムが食品メーカーにも関わらず飲食収益無し」です。

ケンタッキーやモスバーガーなどのファーストフードが多いですし、ファーストフード以外でもチェーン店が多い印象です。

現在は日本ハムは飲食店をいっさい持っておらず、球団側の収益は無いと考えられます。

日本ハムは超大手食品メーカーですので、研究・開発部門はかなりの力があるはずですし、安くて美味しい(しかも、しっかり利益も出せる)飲食提供は十分可能なはずです。

しかし、札幌ドームでは食品メーカーとしての存在感を出すことができずにいます。

野球観戦での飲食はつきものですし、飲食での売上は結構大きな額になるはずです。

にもかかわらず、食品メーカーの日本ハムが飲食から収益を得られていない状況には、なんだか同情できますよね。

ちなみに、新しい球場では日本ハムがタッグを組めるような飲食会社を探しているので、2023年以降は飲食での収益も期待できそうです。
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やむを得ず球場を変えたと解釈した方が正しいと思います。



札幌ドームは人工芝がとても硬く
選手生命に影響を及ぼしますし
他、商権の問題などでも
札幌市が自分達に有利な強気の運営をしていて
球団側が何度も交渉したのですが
微塵も譲歩する態度が無いので
やむを得ず新球場移転を実行した様です。

以下はご参考まで。

日本ハムが札幌ドームから離れて新球場に移転する理由
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札幌ドームの商売がアコギなんで移転してでも縁切ったほうがいいだろうという判断らしい。

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いまちょろっと調べた限りでは, 日本のプロ野球球団で「球場を『所有』している」のは福岡だけみたいで, 他は全て球団 (法人) とホームの所有者 (法人) が別.



なお日ハムの新球場も日ハムが直接所有するわけではない.
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