プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

和音や純正律、平均律の話がわかりません。

管楽器(弦楽器とかも入ると思いますが)はピアノ等と違い、音程のズレが生じます。
ゆえに和音を鳴らす際に純正律が関係して根音?や第三音第五音?を高めにとったり低めに取ったりする事で美しい和音を作れるという話を聞きましたが全然理解できません。

根音や第何音はどう見分けるのでしょうか?
どの音をずらしたり、正しく鳴らせばいいのでしょうか?
調べてもさっぱりだったので分かりやすく教えてほしいです

A 回答 (4件)

最初に純正律があった。



これは美しいアンサンブルを追究する中で生まれたものであり、煎じ詰めれば「和音を最も美しく響かせる音程の組み合わせ」。
CにはCの組み合わせ、EにはEの組み合わせがあり、CのEとEのEは厳密に言えば別のもの。
詳しい話は3番に譲るけど、このためCのEとEのEは音程的に若干異なる。

管楽器や弦楽器ならチューニングやアンブシュアなどで音程を調整できる。
しかし鍵盤楽器はそうはいかない。
必要とされるすべての音を揃えたら、ピアノなど88鍵では全く足りなくなる。
不合理である。
そこで平均律が導入された。
CのEもEのEもすべて「E」という一つの音に近似してしまおう、というものである。
これならあるオクターブのEの鍵盤は1つでよくなる。
それと引き換えに和音の美しさは若干犠牲になる。

現在は平均律全盛なので「Eにもいくつかの音程があるよ」と言われると変に感じるが、平均律以前はそれが当たり前だった。

詳細は膨大なので楽典に譲るけど、一つだけ言えるのは
「美しいと感じる耳を鍛えること」
耳がなければ音楽はできない。
上手い音楽家は敏感な耳を持っている。
絶対音感などは要らない。
2つの音の音程差を正確に聞き分ける相対音感である。
訓練で身に付けられる。

さらに和声の中で美しい音程を聴き分ける。
それが演奏である。

手本となる美しい音楽をたくさん聴くのがいちばんよい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

とてもしっくり来ました。ありがとうございます

お礼日時:2022/05/26 19:28

和音


複数の音を組み合わせて、心地よい響きが得られる組み合わせを言います。
一般的には、1度+3度+5度の組み合わせが基本です。
この1度を根音と言います。

オクターブ(周波数が2倍)の間は、半音×12になります。
この半音の配分方法の違いが、純正律と平均律になります。

純正律
整数の分数で配分しています。主要3和音は整数比になります。

純正律
等比で配分しています。

ピアノの調律
ピアノ主体のコンサートでは、演奏曲の調子に合わせて、
純正律で、演奏の都度調律します。
汎用のピアノ(多目的)は、平均律で調律します。

管楽器等の合奏者は、合奏前に基準音で音合わせをします。
その後は、周りの音に解け込むように音程を調整します(相互同期)。
周りの音がずれていたら調整しようがないので、気分が悪くなり、
そんな楽団は辞めるしかないです。
    • good
    • 0

和声学を学んで下さい。


根音てのは和音の第一音。
    • good
    • 0

バンド、吹奏楽団などに入っていないのですか。


入ってれば、上手い人に聞いてください。
ここで教えるのは、無理。
極端な話、一般の吹奏楽団に入っている人の、大半は
きちんと理解していない事項だからです。
プロは別として。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!