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作曲編曲に興味を持ち勉強し始めました
理論を学びながら既存の曲からコード進行のパターンや法則を学ぶのが1番の近道だとみなさまに教えていただきました
最近はコードの仕組みを覚えたので既存の曲のコードをピアノで押しながらすぐにコードを弾けるように練習しています
そこでコード進行についてパターンや流れを学びたいのですが同じコード進行でもキーが違うと同じコード進行だと気づく事ができません
全部ハ長調に変えてしまえばいいかなとも思っていますが他に何か効率的に理解できる方法や考え方がありましたら教えていただきたいです
お願いします

A 回答 (4件)

こんばんは!




他の方がご回答下さっていることで内容的には十分だと思いますが
私は、具体的な内容を補足で挙げさせてもらいたいと思います。



>そこでコード進行についてパターンや流れを学びたいのですが同じコード進行でもキーが違うと同じコード進行だと気づく事ができません


楽譜上、♯♭の調号が付いていないハ長調やイ短調に移調できるなら
移調して弾かれた方がパターンは把握しやすいと思います。


例えば、初めて見る楽譜の中に
「F#→B→C#7→F#」というコード進行と
「G→C→D7→G」という2つのコード進行があったとします。
どう思われるでしょうか。


これらのコード進行は2つとも
よく基本として出てくる「C→F→G7→C」という進行と同じコード進行です。(キーが違うだけです)


コードの流れをキーに関係なく書き表すと
「I→IV→V7→I」というコード進行です。


キーに関係なくコード進行のパターンを効率よく把握する方法としては
コードの和音をI(いち)の和音、IV(よん)の和音、V(ご)の和音など
コードに関係なくローマ数字で表す方法で理解する習慣を付けていくと良いと思います。


もちろん、キーそのものの形で覚えてしまうのも一つの方法ですが
ローマ数字の方法で覚えると、応用が利きやすいです。


Iの和音とは、そのキーが始まる音(キーがCならド)から
ドミソのように積み上げた和音のことです。
IVの和音とは、そのキーが始まる音から右に4つ目の音から
ファラドのように積み上げた和音のことです。
Vの和音とは、そのキーが始まる音から右に5つ目の音から
ソシレのように積み上げた和音のことです。


キーが変われば、和音の音名はもちろん変わります。
しかし、キーが違うだけで和音の働きや響きの種類は同じです。


そして、それぞれの和音の働きには別の呼び方があります。


このIの和音のことをキーの基本の和音として「トニック」と言います。
この和音が鳴ると、戻ってきた!という感じがします。
また、基本的にダイアトニックコードのどの和音にでも進むことが出来ます。

また、IVの和音のことを「サブドミナント」と言います。
「ドミナント」に続く前に使われる和音です。そのまま「トニック」へ行くこともあります。

そして、Vの和音のことを「ドミナント」と言います。
「トニック」に戻りたい!と感じる和音です。


ちなみに「ドミナント・セブンス(V7)」から「トニック」へ行くことを「ドミナントモーション」と言います。

曲のキーは、基本的にこの「ドミナントモーション」で決定されます。
「ドミナント・セブンス」の後に来た「トニック」がキーになります。
(つまり、曲のキーを正確に知るには、この仕組みを理解する必要があります)


これらの用語は、何回か目にされたことがあるかも知れませんが
コード理論を理解する上で非常に大切なものです。

ダイアトニックコードと深く関係していますので
ダイアトニックコードの理解も大切です。


一気にたくさん用語が出てきて混乱されたかも知れませんが
この部分の話は、コード理論の一番最初の部分ですので
ここだけは、少しずつ覚えて行かれると良いと思います。


私が書いたことと同じような内容のことは、色々なサイトや本などで
さらにしっかりとわかりやすく図入りで解説されていたりしますので
学ばれたい場合は、そちらでじっくり学ばれてください。


今すぐ理解する必要はありませんが
覚えておかれると、後々、いろいろとコードのパターンを探るのに役立ちます。


ちなみに、最初に出したコード進行の進み方を見てみると

「I→IV→V7→I」なので
「トニック→サブドミナント→ドミナント→トニック」

で、それぞれの和音の働きにあったものになっているのがわかります。

ちなみに、「ドミナント」から「サブドミナント」という進行は
クラシック方面の理論的には、基本的にあまり使わないこととされています。

しかし、実際は不快でなければ使っても問題ありませんし
実際使っている曲は山ほどあります。


実は、ここが理論に合ってないとかどうのこうの言われる部分の一つです。


もちろん、理論が全てではなく、自分が良いと思ったらそれでいいのですが
他人やたくさんの人に聴かせる曲を作ったりする場合は
一応こういう理論的なことを知った上で作るのと
そうでないのとでは、曲の完成度としての安定感が違ってきますので
理論的な背景があることを知っておくのも、コード理論を身につけるメリットの一つです。




既にコードの押さえ方を理解されていて、効率よく色々なコード進行を知っておきたいならば
「コード進行ブック」というような本を買ってみても良いと思います。


おそらく、コード進行だけ弾いても実感がわかないこともあると思いますが
被り無く色々なパターンが載っていますので、一つ持っていても良いと思います。

ただ、やっぱり既存の曲からコード進行を実際に習得していくのが
基本ですし、一番やる気も続きやすいです。


そういった本の場合、普通のコード進行の例と共に
ローマ数字でのコード進行もあわせて例示されているものが多いと思いますので
先ほどのローマ数字で和音を表す方法を覚えておくと、より理解しやすいと思います。


そして、仕組みを理解するときには、ローマ数字で良いと思いますが
実際の曲のコード進行を弾くときは、無理にハ長調、イ短調に直さず
そのままの位置で弾いて良いと思います。

色々なキーでのコードを弾き慣れておくことによって
作曲で転調したい場合も、自由に色々なキーのコードで演奏しながら曲を展開させていくことが出来ます。

ですので、仕組みを理解するときはハ長調などの方が理解しやすいですが
演奏は、色々なキーで出来るようになっておく方が後々便利です。


理論の堅苦しい話ばかりになってしまいましたが
やっぱり既存の曲のコード進行を覚え込んでしまうことほど強いものはないです。

既存の曲のコード進行を色々覚えた後に
今回書いたような理論に触れると驚くほど楽に理解できるようになっていたりしますので
今は全部を理解されなくても大丈夫です。


hanako58さんは、実感が薄いかも知れませんが
着実に上達される道に入っていると思われますので
今の調子で頑張ってくださいね!
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この回答へのお礼

いつも詳しく教えてくださってありがとうございます
I→IV→V7→Iという覚え方はすごく便利そうなのですが
Iになるのはその曲のキーということですが
キーがわからない時の判断はどうしたらいいでしょうか
使ってるコード譜がキーが書いてないのでローマ数字の応用の仕方がわからずにいます
既存の曲の進行をたくさん弾いてみましたが同じ進行をひとつもみつけられなくて何も学び取れていないと思いました
ダイアトニックコードもキーがわからなくてどれがダイアトニックになるのか。。。(;_;)
少し挫折気味ですがこうしてみなさま見ず知らずの私に親切丁寧にご回答くださっているので無駄にしたくないとがんばれます
つまらない質問が多いかと思いますがありがとうございます

お礼日時:2009/08/20 18:27

#2です。



>例えばC調のD→EとE調のF→Gが同じ進行だとわからないんです

同じではないですよ、全然違う機能を持っています。
inCでのD-Eは、inEならばF#-G#が同じになります。
このような基本的な間違いがあるようですから、下記リンクの教則サイトでしっかり勉強してきて下さい。

http://www.guitarholic.com/
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この回答へのお礼

すみません
そこは単純に間違えました!
F#-G#ですね
それでその二つの進行が同じだと気づけないのです
ひとつひとつ確認して行くしかないのでしょうか
リンクありがとうございます

お礼日時:2009/08/20 22:43

理論的な部分は#1氏ご回答の通りだと思います。



あと、実践的に実力をつけていくためには、既存の曲を、コード譜を見ずに自分でコードを書き取っていく練習がスキルアップに欠かせません。

これは音大生などでは「調性判断」という訓練になるのですが、五線譜に書かれたメロディーを読んでキーを判断し、さらに伴奏であるコードネームを割り振っていくのです。

もちろんそのためには既存の常套句的コード進行を頭に入れておく必要がありますが、質問者さんはすでにそれは実戦されているようなので、次のステップとして自分でコードを振っていく練習が良いと思われます。

TVやFMから流れる曲、web上で気に入った動画など素材は何でも良いと思います。本当は楽譜もないところからメロディーも五線譜に書き取るのが本来の耳コピーなのですが、メロディーは書き取らなくてもコード進行さえメモできるようになればそれはそれで良いかと思います。

そうやって慣れてくれば、メロディーラインも五線譜に書き取るようにし、コード進行を振っていきます。そして使われているスケールやコードとの関係を書き出していきます。このようにして理論的に曲を分析することをアナリーゼといいます。作曲や編曲の上達には理論の勉強と共にアナリーゼは必須科目です。時間はかかりますが確実にあなたの実力は上がっていきます。

いきなりオリジナリティを追求するのではなく、既存の曲を理論的に体系的に理解し、それを自分の財産として引き出しを増やしていくことが、結果的に自分のオリジナル曲を考える時の素材となるのです。
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この回答へのお礼

常套句的コード進行は頭に入ってないのでまずそこからです
ただその進行を既存の曲から習得したいのですがキーが変わってコードの表記が変わってくると同じ進行だとわからないので無限にある進行をただ弾いてるだけって感じで身に付きません
例えばC調のD→EとE調のF→Gが同じ進行だとわからないんです
何かいい覚え方あったらいいなと思います
既存の曲から何をどのように学んだらいいか迷っています
アナリーゼ難しそうだけど作曲したのでがんばります
ありがとうございます!

お礼日時:2009/08/20 18:09

>同じコード進行でもキーが違うと同じコード進行だと気づく事ができません



これはどういう意味でしょうか。

1)I - II - IV という進行があるとして
ハ長調なら C - Dm - F
ト長調なら G - Am - C ですが
具体的なコードが違うから両方とも I - II - IV であるのにそう聞こえない。

2)G - Am - C という進行があるとして
ハ長調なら V - VI - I
ト長調なら I - II - IV ですが
コードの役割が違うから同じコードに聞こえない。

2はむしろそれでいいので、多分1だと思います。

>全部ハ長調に変えてしまえば

それも一つの考えですが、絶対音感がないなら別に何調と限定する必要もありません。

質問内容から考えると、進行のパターンを、たとえば、まだ記号の上での組み合わせのパターンくらいにしか意識できていないと思われます。

コード単独では「マイナー・メジャー・セブンス・マイナーセブンス etc」のような種類しか聞き分けられません。C も D も F もメジャーコードである以上同じに聞こえるのです(絶対音感がない場合)。

むしろ大事なのはいくつかのコードが移り変わるときの「感じ」です。 I - II, I - III, II - V - I - VI など理論上は無限にありますが実際に使われる数は限られています(それでも多いですが)。

「こう移り変わったときはこう感じる」というのを多く覚えれば覚えるほど役に立ちます。どう感じるかは自分なりの表現でよく、言葉にできなくてもかまいません。自分で作るときは「この雰囲気ならこの進行がいい」と判断できるようになり、コードを聴き取るときはキーが分からなくてもとりあえず勝手にキーを決めておけば、楽器いらずでコード進行を聴き取れます。全部終わってから楽器を使ってキーを確かめればいいのです。
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この回答へのお礼

1ですね
なんとなくつかめた感じがします
いろんなパターンを覚えてしまうのが1番ですね
やっぱりコピーから学ぶしかないんでしょうか
無限に感じてしまって無意味に感じてしまいます
ありがとうございます

お礼日時:2009/08/19 21:20

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