アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

空腹音が鳴る仕組みと、途中で鳴らなくなる原因を教えてください

A 回答 (1件)

胃には食べた内容物が食道を通って送られ消化されますから、柔軟性のある消化器として内容物が溜まってどんどん膨らんでいきます。


それが2~3時間かけて消化され、次に腸に送られていきます。
そのため胃が少しずつ空っぽの状態になっていきます。
お腹が空いた時に「グー」とか「ギュルル」と鳴るのは、物が消化されて腸に送られた後、空腹時に胃が強く収縮する[空腹期収縮]と言うものが起こるからなのです。
その時、ねじれるような胃の強い収縮が腸にも伝わり、空気や液体などの胃の内容物が十二指腸や小腸の方に次々と押し出されます。
ここで「胃の中での空気や液体の入っている状態により音が鳴る」と言う仕組みです。
「グー」「ギュルル」など、音の鳴り方や大きさが様々だったり、同じ人間でも鳴る時と鳴らない時があるのは、内容物の状態や胃の形状が影響しているからです。
だから、音が鳴らなくて自分で気づいていない時でも、[空腹期収縮]は起きているのです。
そして、鳴らなくなるのは、もちろん胃の[空腹期収縮]が終了するため。
残っていた一定の空気などが押し出されて胃の形状が元に戻っていけば音が鳴り止むのです。

ただ、いったん鳴り止んでも何かの拍子に音が復活する場合がありますが、それは人間がしている呼吸に関係しています。
息を吸って吐いては無意識で続けられていることで、それにより胃が若干でも膨らむ可能性があり、その際には音が出ることもあります。


鳴らさないようにするには、ある程度お腹を満たしておくことも効果があります。
例えば、だいたいいつ頃鳴るか自分で把握出来ていたら、その10~20分ほど前に飴を舐める、ナッツ類などを食べる等、少し胃を満たすような物を入れてあげる、なども防止策にはなります。
学生さんだったら、授業の休み時間にちょこっとお腹に入れておくことは出来ると思います。
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!