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点滴時に使うアミノ酸輸液なんですが、添付文章に
「フィッシャー比」
が書いてあります。これってどんな意味があるのですか?


フィッシャー比=分岐鎖アミノ酸/芳香族アミノ酸 のモル比
↑これはわかるのですが、だから??という感じです。


医療関係者の方、どなたか教えてください。

また、このような疑問を調べるのにおすすめの本がありましたら教えてください。

A 回答 (1件)

バリン、ロイシン、イソロイシンといった分枝鎖アミノ酸(BCAA)は、


肝傷害の時に合成阻害と、アンモニアの解毒のために筋肉で利用され
低下していきます。
しかし、フェニルアラニン、チロシンといった芳香族アミノ酸(AAA)は、
主として肝で代謝されるのですが、肝疾患の時には肝細胞傷害や門脈
大循環短絡(食道静脈瘤など)により肝では代謝なくなり血中濃度は
上昇します。
つまり肝傷害が進むほど両者のモル比(Fischer比=BCAA/AAA)は低下
していく訳です。

参考URL:http://www.mbcl.co.jp/database/main.asp?strField …
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この回答へのお礼

hosotaさん、早速の回答ありがとうございます!

だから肝疾患の方にFischer比の大きい輸液を使うのですね!URLも参考になりました。
ここ1ヶ月くらい悩んでいたなぞが解けました!感謝、感謝です。

お礼日時:2001/09/05 02:17

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