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膵臓の機能で質問です。

脂質のものが入ってきた時
十二指腸のI細胞からコレシストキニンが
消化酵素のリパーゼ出すという
認識でいいですか?

またセクレチンは、酸性物質を中和する
という認識でいいですか?

A 回答 (1件)

外分泌腺からは消化酵素を含む膵液が分泌され、膵管を通して十二指腸に送り込まれます。

膵液が分泌されるメカニズムとしては、食べ物が食道から胃に運ばれ、十二指腸にたどり着くと、十二指腸はホルモンを分泌して、膵臓が膵液をつくり出すように促します。

また、膵臓はインスリンやグルカゴンといったホルモンのほか、ソマトスタチンと呼ばれるインスリンやグルカゴンの分泌量を調整する成分などをつくり、血液に送り出す内分泌機能も持っています。これらが互いに作用することによって、血糖値が正常に保たれています。

つまり、膵臓は、口から入ってきた食べ物の消化を助け、血液中の糖を調整する、大切な役割を担っています。
細胞に必要な栄養とエネルギーを供給する上で、膵臓は欠かせない存在です。

膵液とは?
胃で消化された食べ物は、膵管から十二指腸に送られた膵液によって、十二指腸でいろいろな栄養に分解されます。大人で一日に約1ℓの膵液が分泌されているといわれ、膵液にはトリプシンなどの蛋白質分解酵素、リパーゼなどの脂肪分解酵素、アミラーゼなどのデンプンやグリコーゲンの分解酵素というように、たくさんの消化酵素が含まれています。
また、膵液には胃液で酸性になった食べ物を中和する働きもあります。

膵臓でつくられるホルモンとは?
膵臓には、ランゲルハンス島という小さな細胞の塊が散在しています。とりわけ、膵体と膵尾に多く見られます。

ランゲルハンス島には、α細胞、β細胞、δ細胞といった内分泌細胞が存在します。

α細胞では、グルカゴンというホルモンがつくられています。グルカゴンには血液中の糖分を増やし、血糖値を上げる働きがあり、血糖値が低下すると分泌されます。また、グルカゴンは脂肪細胞の脂肪をブドウ糖に変えたり、肝臓に蓄えられたグリコーゲンをブドウ糖に戻したりする作用も持っています。

β細胞からは、グルカゴンと反対の作用を持つインスリンが分泌されます。インスリンには血液中の糖分を減少させる働きがあり、食べすぎた時などにも血糖値が上がりすぎないように調整しています。血液中の余ったブドウ糖を脂肪細胞に蓄えたり、ブドウ糖をグリコーゲンに変えて肝臓や筋肉に蓄えたりといった作用を持ちます。

また、ホルモンの分泌の微調整を行うのがδ細胞でつくられているソマトスタチンです。ソマトスタチンは、インスリンやグルカゴンの分泌を抑制する働きを持ちます。

膵臓でつくられるホルモンやソマトスタチンが互いに作用することで、血液中の糖分が正常に保たれています。

コレシストキニン(CCK)は、十二指腸や空腸の I 細胞から分泌される消化管ホルモンである。 腸管では、CCK は苦味刺激によっても分泌され、迷走神経への情報伝達物質としても働くこと から、CCK が腸脳連関を介し食欲調節に関与する可能性も示唆されている。

コレシストキニンが消化酵素のリパーゼ出すという認識ではどうかな。

リパーゼは膵臓に含まれる消化酵素のひとつで、十二指腸に分泌されて食物中の脂肪を分解する働きをする。 とくに膵臓の異常を調べる検査です。 アルコールの飲み過ぎなどで、膵細胞が破壊されると血液中に増加します。

セクレチン (secretin) は小腸粘膜で合成され、膵臓からの重炭酸塩の外分泌を亢進させる消化管ホルモンである。 塩酸を含むため酸性を帯びた粥状液が胃から送られてくることによって十二指腸の pH が低下すると分泌される。 27個のアミノ酸からなるペプチドホルモンであり、そのうち14個はグルカゴンと同じ配列を持つ。
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この回答へのお礼

助かりました

凄くわかりやすかったです。
認識の仕方が変わりました。
ありがとうございました!

お礼日時:2022/06/12 02:21

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