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私は精神障害者B型の作業所に居ました。そこは工賃、時給が100円無い時もありました。それを思ったら最近の老若問わず、口先だけで客に応対していますけど、無論、私共作業所に居た人間は、皆さんお客様に対して明るく頭を深々と下げて応対していました。普通の、餃子の王将とかでしたら時給100円って事は無い筈ですから、もっと明るく応対すべきだと思いますが?どのようなものでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • ですが、出来た人やなぁ!って思ったのがふたり居ます。ひとりは駅のプラットフォームで女子学生の人が丁寧に挨拶出来ていたので、最近の若い人にしたら大したもんだ!と、思いました。もうひとりは親の経営していた所の真隣りの喫茶店で女性(私より目下)が深々と頭を下げて応対していたので、大したものだ、と思いました。そのふたりぐらいなもんでした。

      補足日時:2022/07/06 22:03

A 回答 (2件)

おっしゃる通りだと思います。

明るさは基本ですよね。
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私は一般就労の接客業をいろいろ経て、そのあとで今、B型作業所に所属している者です。



あなたのお気持ちも分かりますが、健常者の働く職場と、B型作業所が行うカフェやお店は、そもそも性質が全然違うことも本当です。安易に比べられません。

健常者の職場は大体、規模も大きくて毎日訪れる客数も多い、品数も多い、そんななかで客からは高いクオリティを常に求められます。売上が落ちたらお店が潰れる、という現実を常に抱えている経営者は、ピリピリしがちです。

働いている人たちも、基本的には自分や家族の生活費用をそこで稼がないといけないので、必死です。ちょっと体調が悪くて休みたくても、うかつに休めません。サービス残業も当たり前、有給休暇がついてもそれを使えなくて消えていく…そんなことも日常的に起きています。

急いで仕事を覚え、評価され、出世しなきゃいけない、解雇されたら大変だ、という気持ちが強いスタッフも多いです。健常者のメインの仕事場の多くはそんな風にいつでも時間に追われ、超過労働を強いられ、上の人のご機嫌を取り、周りの空気を必死で読みながらの仕事です。失敗も厳しく責められることがあります。仕事は一回聞けば覚えろとか、短期間で完璧になれと言われることも多いです。売り上げのノルマを課せられる職場もあります。

そんななかで、本当に心から仕事を愉しめるでしょうか。仕事って楽しいなあといつでも笑って働けるでしょうか。過労死してしまう方もいますね。そいう厳しい仕事をする中で段々病んで、病人とか障碍者と呼ばれる立場になる人もいますね。

連日残業続き、繁忙期で、もうへとへとに疲れて、体も痛いし熱も出そうだ、休憩もろくにとれない、帰りたいけどまだお客さんは途絶えない…お客さんだって、時間に追われている人、不機嫌な人沢山います。早く!早く!と乱暴に注文をして、店員をせかして、場合によってはクレーマーやセクハラなんかしてくる客もいます。そんな人にも、ありがとうございますと笑顔で頭を下げろ、なんて理不尽なことを強いられ、内輪では足の引っ張り合いにパワハラ、イジメ、陰口、少しの弱音や失敗も馬鹿にされてしまうとビクビクしっぱなし。

接客業の基本は笑顔や丁寧さだとわかっていたって、そんな日々のなかで段々ストレスをためて、いつしか不機嫌な態度になったり、暗い表情になったりしてしまう人は、そりゃ、いますよ。お互い不愉快になるのは仕方ないとしても、まあ人情として、そうなるのは当たり前のことでもあると私は思います。王将なんか特に客足が多い店舗もあるし、割に合わないハードなお店もあると思います。

私は障害がいろいろあるので、健常者と呼ばれる人たちはやっぱり凄くタフだなとか、心も体も強いな、と思うことも多いですが、彼らだって人間で、スーパーマンでもないし、聖母マリア様でもない、同じ人間ですよ。実際には障害や持病、いろんな悩みを抱えていても「健常者」の虚勢を必死で張って、歯を食いしばって耐えている、そんな人だってたくさんいます。

私は長年、そういう中で仕事をしながら、働いては潰れる、を何回も繰り返しました。今年は春先から既に暑さが厳しく、これでは夏を越せない、この仕事を続けてたら救急車に乗ることになってしまう、と思ったので前の職場を辞めましたが、肉体のダメージよりも深刻なのは、心のダメージです。

私は健常者の友人知人の方が多いし、健常者と一緒に仕事することが凄くヤダというわけではありませんが、でも自分の心はもう本当に限界だな、肉体が耐えたとしても、心はダメになってしまっている、下手すると自殺する流れだな…と思いましたので、一旦障碍者事業所に移ることに決めて、今はB型でゆるゆるペースの働き方をしています。

B型は天国ですね。毎日、作業所に行って皆に会うとホッとします。
厳しいノルマも無く、体調不良を素直に口に出しても誰も怒らない、休みたいときは正直に休みたいと言いやすい、自分以外のみんなにも、何かしらのハンディがあるので、お互いに自然と相手をいたわりあうこともしやすい。いつも穏やかな優しい気持ちで、マイペースで作業できます。

お客さんも、ここは障碍者のお店だと知っている人が多いので、誰もせかしたり厳しい注文をつけたりしません。みんな働いていて立派だね、がんばってるんだね、すごいね、すてきだね、ありがとう、そんなやさしい言葉を沢山きけます。ちょっと接客に失敗したり、お料理を出すのが遅くなったりしたとしても、即クレームつけて来るような客は、そもそもB型の経営するお店には来ません。

だいたい、一日にお客さんが一人もこなくたって、ここは行政のお金や福祉的な助成金で運営できているので、めったなことで潰れるおそれもありません。

B型で工賃をもらっても、生活はなりたちません。つまりB型で働いている障碍者の多くは、家族や行政福祉に生活の基盤をバックアップされています。だから自分の状態に合わせたユルイ働き方が可能になるのです。だけど健常者には、そこまでの補助金や「人に優しい職場環境」が与えられることは、あんまりないです。少なくとも自分は長年、健常者の職場を転々としてきましたが、B型みたいに暢気な職場は見たことないです。

一部の健常者は、自分が望んで虚勢を張り続け、人と喧嘩しつづけ競争しつづけ、なにがなんでも「勝者」でありたいだけでもあるけれど、決してそうではない人も多いと思います。弱音を吐けないだけ、休めない事情があるだけで、みんな疲れてて、病んでて大変なんだよなあ…そんな風に思うことも、私は健常者の職場で仕事している時、本当にしょっちゅうありました。

私はB型事業所で実際に仕事していて、こういう場所は、ぜったいに必要だと思っていますが、じゃあB型で一生食えるんかよ、というと無理です。私も障害年金をもらっているけど、それは生保の半額以下ですし、家族とは事情があって縁を切っているので、自分で自分を食わせなければいけません。

私は、今はB型で少しの間、素朴な人間らしい交流をして穏やかな明るい気持ちをしっかり取り戻し、できるだけ無理をしないマイペースの生活をする工夫やヒントをここで沢山得ようとしています。でも、わずかな貯金が本当に尽きてしまう前に、またすぐ健常者の社会に戻るしかありません。

B型事業所で働いている人達の多くは多分、自分ほど生活費の不安はないのではないか、家に帰れば家族が食事を用意してくれている人もいるんだろうな、ずっとここで働ける人って、ある意味「勝ち組」だよなあ…、と内心思ってしまうことも私は正直ありますよ。

あなたはどういう事情でB型作業所にいたのかわかりませんが、ある意味では、B型を長く経験できる方は、恵まれているんだと私は思います。

どこかのお店で、暗い顔の店員さんをみたら、いつもお店を開けてくれてありがとう、だけど、あんまり無理をしないでくださいね、とやさしく声をかけてあげてください。
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この回答へのお礼

長々とありがとうございました。そうですよね、あなたの仰る通りでしんどくても休めませんよね。私が間違えていましたね。ですが作業所では楽して金儲けしたいような人間がいましたので、そんな奴は無視しましたよ。作業はしんどい、けど、終われば笑ってばかりで仕事らしい仕事をしないので、そいつに対しては憤りがありましたよ。でも、色々とありがとうございました。私も清掃の仕事をして下さっている女性には、いつもありがとう!と、イッテいます。それはあなたも声掛けはされていると思います。暑い日々が続きますからお体大切になさって下さいね。

お礼日時:2022/07/07 02:33

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