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先程、チャイルド44というソ連を舞台にした小説を読んで、あまりの面白さに感動したのですが、全体主義の恐怖を描いたスリラー小説で面白いのがあったら、いくつか教えてもらえませんか?なにぶん今まで小説はほとんど読んだことがなく、知識がないもので教えていただけると助かります。

A 回答 (2件)

同じくソ連を舞台としたサスペンスにマーティン・クルーズ・スミスの『ゴーリキー・パーク』があります。

アメリカではウルトラ級の大ベストセラーとなった作品ですが、日本人が読むと地味すぎて今一つかなという気がします。良い作品とは思いますが、結局、さして話題にはなりませんでした。

むしろ、ナチス政権下のドイツでユダヤ人の元刑事がナチス親衛隊に命じられて猟奇殺人事件の謎に挑むというハラルト・ギルバースの『ゲルマニア』の方が評判になりました。
ナチス・ドイツのユダヤ人は収容所に送られて大量虐殺される運命なので、捜査に失敗すれば死、そうでなくてもいつ殺されるかわからないというギリギリの中での捜査が緊迫感を生む作品になっています。
同様にナチス政権下で私立探偵が事件の謎を追うフィリップ・カーの『偽りの街』もなかなか面白かったです。
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「ザ・ウェーブ」


表紙はライトノベルっぽいですが、実話をベースにした本格的な小説です。
生徒に全体主義を理解させる体験教育が暴走して……
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%8 …
作品の元になった実話
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC …
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