欧米企業のROEは10%を超えてる所が多いのに、日本企業は1%なんですか？

欧米企業のROEは10%を超えてる所が多いのに、日本企業は1%なんですか？

No.3 ベストアンサー 回答者： isoworld 回答日時： 2022/08/20 09:08

薄利多売を事業の基本にしている会社が多いからです。

日本は過当競争が多く、製品・サービスの価格を少しでも安くしないと過当競争から落伍し敗退していきます（日本は価格競争の市場です）。それで目いっぱい安くしようと思えば、最後は利益を削るしかありません。

そしてダメ押しの原因は、日本には中小企業が極めて多いからです。中小企業基本法の定義による中小企業（製造業は資本金が３億円以下、または従業員が300人以下）は全企業の99.7％を占め、働き手の約７割になる3,220万人を雇用しています。
そんな中小企業は取引先の大企業から値上げを認めてもらえず、儲からずに６～７割は赤字と見られています。
資本金が１億円未満の企業は全体の99％を占めますが、営業利益の内訳では17％しか稼げていません。
多くの中小企業は青息吐息の経営で、利益は出せないわけ。利益が出ていそうに見られると、取引先の大企業から値下げを要求され、飼い殺しの状態にされています。

この回答へのお礼

詳しく教えていただき、ありがとうございました！

お礼日時：2022/08/25 00:51

No.2 回答者： ウルトラGィ 回答日時： 2022/08/19 11:18

２つの要因があるね。

まず一つはわかりやすく、経営効率がよくない。
2つ目に大きく儲けているっていうことの印象がよくない。