肥料に人間またはペットの尿を使うことができるか？

Question

猫の尿は素人考えでは肥料になりそうなのに、家族は「植物を枯らしてしまう」といいます。どうなんでしょうか。
また、肥料になる、と父が木の根元に放尿しているのを昔見ましたが（なにしてんだか…（汗））本当でしょうか。そんなダイレクトにぶっかけたら、量的にもそれこそ枯れそうな気もするのですが。
（尿がなぜ草木にいい（悪い？）のかもよくわかっていません）
どなたかご存知の方、是非教えてください。
よろしくお願いいたします。

noname#21649 · Accepted Answer

要は「濃度」です。
尿の場合.チッソ成分の濃度と塩分濃度が高く.チッソが強すぎて枯れます。

こうきせいで醗酵させると.チッソ(主にアンモニア)が分解されて.単体のチッソに変化し.空気中に飛んでゆきます。

木の根元と草の場合には.地中浸透速度の関係です。
大体30cm地下に染み込むのに１ヶ月かかります。ある程度大きな木の場合.根は木の高さほど.枝の下全体に広がっていますので.500mL程度の尿を巻いたとしても.ごく一部にしかかかっていませんので.枯れたとしてもごく一部。他の場所が生き残っているので枯れません。しかし.草の場合には.せいせい10-30cm程度ですから.ここに猫のにョうがかかると簡単に枯れてしまいます。

nyannda · Answer

直接尿をかけると塩分が多く含まれているため枯れてしまいます。
おとうさんのおしっこも然りです。

ちょっと探したらこんなのがでてきました。
　　　　　↓

参考URL：http://kokis.client.jp/farmer/f07_dobn.html

noname#25230 · Answer

詳しい理由は農産関係の専門家にお願いするとして...、植物の肥料としてよく挙げられるのが、「窒素」です。もしかして、尿の成分に窒素が多く含まれるかな？と思って、「尿」「窒素」をキーワードにしてGoogleで調べてみたら、下記のようなサイトがありました。

http://konarc.naro.affrc.go.jp/jnews/005/05p04.html

ほかにもいくつかありますが、やはり、肥料としての効果はあるようですよ。ただ、十分な土や水はけが確保され、太陽の光が降り注ぎ、雨も降る広い畑に、いわゆる「肥やし」を蒔くのと、狭いプランターなどの中に蒔くのでは、濃度その他で違いがあると思いますので、もしかしたら、場所によってその効果や被害は違うかもしれませんね。

info22 · Answer

昔や田舎の農家では、都会の家庭のように下水道が整っていませんでしたので、畑などに肥溜め瓶を埋めてそこで十分醗酵させてから（空気に曝して内部の細菌を死滅させる）、畑に撒いていました。醗酵しきった糞尿は、栄養が吸収されやすい状態になっていますので植物には肥料になりますね。
　尿も肥溜めの瓶で十分醗酵させてから（細菌が死滅してから）ある程度大量に畑に撒けば肥料効果はあるでしょう。
　畑に糞尿を撒くことは、寄生虫や伝染病などが流行したこともあり、ほとんど行われなくなっています。
　
　直接放尿して草木にかけるとと、強すぎて、弱い草木は枯れたりするかと思います。丈夫な草木なら枯れることはないと思います。少しばかりの尿では肥料効果があるとは思えません。
　
　人間や動物の糞尿（特に動物）は病原菌や細菌が含まれていることもあってあまり良くないですね。鶏糞など、十分醗酵していないと、うじ虫や銀バエが寄ってきて衛生上良くないですね。

肥料に人間またはペットの尿を使うことができるか？

直接尿をかけると塩分が多く含まれているため枯れてしまいます。

詳しい理由は農産関係の専門家にお願いするとして...、植物の肥料としてよく挙げられるのが、「窒素」です。

昔や田舎の農家では、都会の家庭のように下水道が整っていませんでしたので、畑などに肥溜め瓶を埋めてそこで十分醗酵させてから（空気に曝して内部の細菌を死滅させる）、畑に撒いていました。

要は「濃度」です。

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