道に迷った際には
「来た道を戻る」
「沢に降りない」
「下らず登る」
が基本です。
(もちろん、状況によりますがセオリーとして)
まったくの未経験者ですらもテレビさえ見ていれば、それくらいは知っていても
おかしくないくらいの常識です。
実際に、ある調査によると、道迷い遭難をした人のほとんどの人が
上の基本を知っていたようです。
ということは
「基本を知っているかどうか」
が重要ではなく、
「いざというときに基本の行動ができるかどうか」
が大事なわけです。
その分け目はなんでしょうか。
「基本を知っているがその通り動けない人」
と
「基本を知っていてその通り動ける人」
の違いは何ですか?
A 回答 (16件中1~10件)
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No.16
- 回答日時:
基本はその通りだと思いますが、この基本は極めて限定的だと思います。
「来た道を戻る」
→現在地がわかれば、戻る必要は無い。
「沢に降りない」
→水がなければ沢に降りる
「下らず登る」
→下山するためには下る
状況次第で基本通りに行動することもあれば、そうでない場合もあります。
状況に応じて、選択しています。
つまり、「基本を知っていてその通りには動かない」です。
No.15
- 回答日時:
ご返答ありがとうございました。
地図が要らない山岳は、難易度が低い、整備されていた登山コースの山岳です。
主に、富士山は人気ある山なので、よく整備されていて、分岐を他の登山家から訊けば迷う事はありません。
その代わり、トイレが一回使っただけで200円もとられます。
ミネラルウォーターも一本600円。
富士山が地図不要とは思いませんが
「富士山くらい大したことないでしょ」
て考えている人が多いのは事実だと思います。
田舎の大きな公園みたいな野山レベルならまだしも、一時間以上歩くようなところなら地図は持つべきだと思いますが、まあでも、色々な考えの人がいますからね。
No.14
- 回答日時:
僕は先日、茨城県の神峯山を登ったが、早々に道に迷いました。
やっぱ、役所から山岳マップ(市販のマップは不可)を郵送して、現在地を確認すれば、スムーズに行けました。
山によっては、地図が必要な山岳と要らない山岳があります。
暖かくなったら、八ヶ岳を登ります。
http://otasukeman.pupu.jp/901-mountain
No.13
- 回答日時:
私自身の恥ずかしい経験ですけど。
・体力に自信が無いとき、
・知識や経験に自信が無いとき、
・迷ってどうしたら良いか分からなくてパニック
などの時に、戻ることが出来ず、
「もうすこし進めば時代は好転するかもしれない」と思い込もうとする
「川に沿って歩けば人里があるはずなと根拠のない思い込みをする」
「疲れていて楽な下りを選んでしまう」
などの行動で事態を悪化させてしまいました。
恥ずかしい失敗経験を生かして、
私の場合、国土地理院の1/25000の地形図を使って山歩きをしてたんですが、
①地形図上に自分が歩くルートを赤鉛筆で印をつけるようにしてました
②地図が紙製で、水で濡らしてしまってボロボロになって失う経験後、地図には防水塗料を塗っておくようにしました
③林道の分岐点、川と出会う場所、低山では送電線と交わるポイントなど、間違いなく地図上のこの地点にいると言うことが確定している場所で、必ず通過時間を書き込むようにしてました。
④それでも迷って自分のいる位置が分からなくなって、戻ることも出来なくなることがあるので、地図上に鉛筆で縦横4cm幅に線を引いておくと、現実には1km四方のマス目になります。20分から30分ぐらいで歩ける距離です。迷ったなと判断したとき、それ以前に地図に書き込んだ通過時間から判断して、地図上に自分がいるエリアが特定できるので、見失った道の方向が分かるのでパニックにならずにすみます。
そんな小さな失敗を次に生かしていったというのが大きいでしょうか。
よく言われるセオリーについて、私のケースでは、
「まよったら戻る」というのはその通り
「沢に降りない」「下らず登る」というのは気にしてませんでした。というのは、そのまま進むと、切り立った斜面にに遭遇して動けなくなる危険な沢や下り坂は地形図から読み取れます。降りてもかまわない沢、下っても良い坂もあるんですね。そういう所は臨機応変に地形図で判断して行動してました。
それは重要なとても学びだと思います。
そういう強烈な(?)経験をして、そういう思想を身につけない限り
「いざ、迷ったときに戻ることを選択する」
ってできないと思います。
まさに、あなたは
「戻るという選択をするための訓練が済んでいる」
という状態なのではないでしょうか。
その訓練ができていない人は、
「知っていても突き進む人」
だと思います。
(実際にあなたが以前そうであったように)
最近は1/25000の地図は一般的ではなくなりましたね。
山と高原はコースタイムやその他の情報もあって、便利なのですが
「いざというとき」に役に立つとは思えません。
「通常時に役立つ情報」以外の情報が少なすぎます。
私はいつも1/25000地図をさらに拡大した地図を印刷し、
・ルートを赤でなぞり、コルやピーク・分岐の標高を記入
・広葉樹林や針葉樹林の境界などを記入
・尾根線や谷線を記入、コース沿いの等高線をなぞって強調
・●●地点に●●時までに到着しない場合のエスケープルートを記入
など加えた「今回専用の地図」を持っていきます。
これを作る過程で地形とスケジュールが頭に入ります。
No.12
- 回答日時:
遭難したこと自体
解らないんです、
今の状況が理解出来ないから
遭難ですね。
違いなんか聞いても意味無いです。
いや、遭難したときは「遭難してる」ってわかるでしょ?
少なくとも、夕方には帰る予定なのに夜になっても、
帰れなかったら遭難と気づくのでは?
No.11
- 回答日時:
下ってきた道を登り返すのは体力的にも精神的にもしんどいんですよ。
時間と心に余裕があれば戻る気力も出るのですが
迷う人はゆとりが無くなってるんです。
心と体力にゆとりがないから 楽観的に短絡的に考えるんだと思います。
私も一度迷ったことがあります
標高1000Mぐらいの山中、木々に囲まれた四方が平坦な場所 5月でしたが地面は雪で固まっていて360度どちらにも進むことができるところでした。最初は踏み跡があったのですが、しばらくして無いことに気づきました。戻ろうとしましたが どの方角から来たかもわからない状態でした。360度同じような景色です。
一瞬焦りましたが。スマホを取り出してGPSアプリで確認して戻ることができました。 30mほどずれていただけなんですがちょっと怖かったです。
数10mでもルートから離れると
「山の真ん中だ・・・」
って気分になりますよね。
私も昔、訓練のために
「地形図だけ見ながらルートのない登山をしてみよう」
と山に入ったことがありますが恐怖でしたね。
No.10
- 回答日時:
>その分け目はなんでしょうか
もったいないと思う人の欲。
なんとかなるという傲慢。です。
「来た道を戻る」
「下らず登る」
というのには体力と時間が必要です。
来た道を戻らずに、ルートに戻れるのではないか?
という、労力、時間を使わずに「なんとかなる」という人の欲。
世間一般にも、アクシデント、クレームがあります。
その対策には、考えられる全てのことをすれば、
解決できます。
しかし、それにはコストがかかったり、労力がかかったりします。
それらを隠すために、リコール隠しなどもあったりします。
それと同じです。
そういう気がしますね。
なんていうか、
「迷っても進みたくなる心理」
を導くような根本的な原因が人間の心理にはある気がします。
そして、それを克服するには、実体験などの訓練が必要だと思うんです。
なので、
「道に迷ったときは戻ればいいのに」
と軽く言う人って
「実際に迷っても戻らない人」
な気がします。
本当に戻ることができる人は、
「迷ったら戻ればいい」
ということよりも
「戻るという選択肢を取るにはどうすればいいか」
を強く意識している気がします。
No.8
- 回答日時:
万引は犯罪だと知っている人がなぜ万引をするのか。
に近い気がしますね。
自分は大丈夫(捕まらない)という考えになってしまうのでしょうか。
正常性バイアスの一種なんですかね。
ちなみに他の回答者にもいますが、私も道を間違えて途中で気が付き、戻って事なきを得たことがあります。
きっと同じような経験をしてマニュアル通りに動けて無事だったのでしょうね。
しかし無事な人はニュースにならない。
全体からしたらごく一部の万引き犯的な例外の動きをしてしまう人たちが目立ってしまっているだけな気がします。
というわけで、まずマニュアルを無視して遭難してしまう人が実は超例外的人物であり、その人たちは自分は大丈夫だろうと危機意識が低いまま行動を続けてしまう。
というのはいかがでしょうか。
そうなんですよね。
不安な時って、
「基本は知っているが、まだ迷ったと決まったわけではない。
今回は進む先に目的地があるだろう」
という強い願望を深層心理とした妄想が頭の中を支配します。
うまく言えないですが、その感覚を鮮明に思い描かないと、
いざというときに「戻るのが基本」と知っていても進む選択を
してしまう気がするんですよね。
自分に山を教えてくれた人に何度も言われました。
「道に迷うと、迷っていることをわかりつつも、前に進みたくてしょうがなくなる。戻ることにむしろ不安や敗北のようなものを感じる。しかし、その気持ちを無視して戻るのだ。とにかく戻るのだ。その決意をいつも心の中で繰り返す。そうしないと、いざというときに進むという選択をしてしまう」
と。
だから、
「迷ったら戻る」
っていうのは知っているだけではだめで、訓練の結果できるように
なることだと思うんですよね。
実際に、道を間違えた時って、様々な理由をつけて
「戻りたくない」
って思うものです。
戻る距離が長いほどそう思います。
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