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男女平等ってなに? https://agora-web.jp/archives/230830051122.html
>本当の男女平等とは何でしょうか?私はそれぞれの特性や得手不得手を知り、それを尊重したうえでどうやったらそれを補えるか知恵を絞ることなのだろうと思っています。つまり男=女という等式ではなく男ー女+補正値=ゼロになるようにすべきと思います。(もちろん、女-男+補正値=ゼロでも同じことです。)

これは具体的に何をすべきという話なのでしょうか?
具体的な例が力仕事(買い物の例)くらいしか書かれておらず、他の場面では性別は関係ないんですね?という気がするのですが。
いつも清潔なシーツに代えてくれるは女性の正義感でもある気がするとも書かれていますがこれは性別が関係ありませんし。
それとも力仕事を男性がしさえすれば良いのでしょうか。
ただ介護などは女性が多いらしいですが。
別件としてですが男性脳・女性脳とかは根拠が希薄のようですし。

質問者からの補足コメント

  • 話が伝わっていないようで申し訳ありませんが、男女それぞれ向いていることとは何か?
    、男女それぞれに向いていることをやるにしても男女それぞれ向いていることが科学的に何か分からなければ何もできない、ということです。
    命がけで自分の子を守るというのは後天的な男らしさ女らしさ的に言えば母親ではなくてむしろ父親のイメージではないでしょうか?
    また育児能力については男女差があるという研究もデータもないようです。

    例えば体力や力という面でいえば介護業界では女性介護職員を減らして男性介護職員を極端に増やすべきなのでしょうか。しかし現在女性介護職員も働けていますよね。

    他に力や体力の他で男女差が出てくる分野(今までの風潮がそうだったとかじゃなくて男女平等の社会でも表れてしまう生得的な違い)があるのかどうか?ということです。
    要するに男女の得意不得意って何?というのが趣旨です。

    No.4の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2023/09/01 18:48
  • 男女の特性や得手不得手を知りの「知り」って私は「みんなで認識し」という意味かと思いましたが、
    実は「あると思うのでみんなで探そうよ」という意味なのでしょうか。

      補足日時:2023/09/01 18:51
  • 男女平等とは社会的、政治的なスタンスと提言であって生物学的なものとは違うという意味が良くわかりません。
    男女で同じ事が出来るならそれが人間生物としての姿ということにはならないのでしょうか。
    暗い夜道の例も良くわかりませんし。

      補足日時:2023/09/01 18:53

A 回答 (4件)

>本当の男女平等とは何でしょうか?



本当の男女平等なんて存在しません。というより「本当にすべての人が平等になる」なんてことは現実的にありません。
 いま、この社会で実現しようとしているのは「西洋型の男女平等」であり、それは「西洋型の普遍平等」なんです。

まず「人間の平等」ってなにか?という点です。これはよく知られているように啓蒙思想から始まります。西洋では「神が作った人間はすべて平等なのではないか?」というのが出発点です。

だから最初に《階級平等》が起きます。フランス革命とアメリカ独立戦争がその発端で、これで「階級による差は無くなった」とされたわけです。

で、この時一般的には「権利の平等」を言いますが、実は「義務の平等」も行わていたことを日本人は知りません。

この「義務の平等」が
>具体的に何をすべきという話なのでしょうか?
という点の答えになります。

で、階級平等の次は奴隷解放=人種や宗教性の平等が起きます。つまり《肌の色が違っても同じ人間だから平等・キリスト教徒以外も人間と認めて平等》ということです。

この時「義務の平等」を見てみると、アメリカの南北戦争が参考になります。
 実は南北戦争では、奴隷解放を求めた北軍は、解放された奴隷たち(主に黒人)の志願兵を受け入れたのに対して、南軍は奴隷を一切兵士として使いませんでした。

日本人の感覚だと「死んでしまう可能性が高いなら、奴隷を前線に出して犠牲にすればよい」と考えてしまいますが、戦争やそれに出兵する兵士は「自分の社会や国家を守るための誇り高い仕事」なんです。

この「自分の社会や国家を守る」ことが、実は「義務の平等」に大きく影響していて、フランス革命も単に平民に参政権などが付与されたことだけでなく《それまで上流階級しか戦争に行かなかったのが、平民も徴兵されて国や社会を守る義務を平等に負うようになった》という平等もあるのです。

で、歴史の流れとしてはようやく最後に女性解放=男女平等になります。

男女平等が為されたのは、国によって違いがありますが、大体第一次世界大戦後だとされています。

なんで第一次大戦後に女性解放が実現したかというと「女性も国家や社会を守る義務を果たせる」と認められたからです。

実は男女平等の議論は啓蒙思想の初期から有って、フランス革命の時も「男女の平等」という項目を実現しようとしたのですが、結局達成できませんでした。

なんでできなかったのか?
それはフランス革命が自国に広がることを恐れた周辺国がフランスを攻撃し始めたからです。この時、フランスは上流階級だけでなく平民も徴兵されて「国を守る(自分達の社会を守る)」ということになったわけですが、当然に女性は徴兵されなかったわけです。これは「体力的に女性が劣ること」だけでなく、当時の乳幼児の死亡率の高さからみて「女性は子供を産むことを優先させた」からです。
 で、この「女性しか子供を産めない」というのが、今の男女平等の問題点の基礎にあります。これは後で説明します。

第一次大戦に戻ると、この対戦は戦車などの大量殺りく兵器が出てきて、兵士が大量に死亡した初めての戦争になりました。そのためどこの国も男性をたくさん徴兵し、その結果、本国経済を担う労働者が不足する事態になったのです。

このとき、労働力を担ったのが女性達で、男の代わりにトラックを運転し、荷役を背負い、炭坑労働をして経済=本国社会を支えたのです。

これにより、男性達も「女性達も社会を維持する義務を担える」と考えるようになり、そこから女性解放が始まったのです。

つまり「西洋式の平等」とは「人種も宗教も階級も男女も問わず、社会や国家を維持する義務を担う事」であり、そのためには《まず自分自身が自分で生活を維持できること》が最も重要とされています。

だから男女平等でも欧米社会は《男女問わず、自分の仕事を持ち生活を自分で支えること》が重要で、その結果、共働き家庭が増えていくわけです。

で、なんで「女性達は産む仕事を優先させたのか?」ですが、これは女性達が優先したのではなく、西洋男性が優先させたのです。

西洋諸国は大きな大陸の中に国(それぞれの社会)があります。なので、歩兵同士の戦争は紀元前からあり、ギリシャ時代はオリエント(今のアラブ)の蛮族の進入、ローマ時代はゲルマン人の進入など、意図しない異民族戦争もたくさんありました。

そして、ある民族が戦争に勝つと「勝者の権利」として、基本的に負けた民族の男性は子供を含めて皆殺し、女性は勝った民族の男たちが犯して子供を産ませ、勝った側の民族の言葉や文化・宗教を教え《勝った側の民族の人口を増やす》というのが、本当の意味の勝利だったのです。

だからこの時代の女性というのは「民族戦争の勝利品」であって《男たちが守るもの》でした。
 つまり「女は自分達で自分達の社会を守れない。男が守らないと異民族に蹂躙されて異民族の子供を産んでしまう」ということ、また女から見れば《夫は別に誰でもよく、自分と自分の子供を生かしてくれればそれでよい》という認識が強かったのです。

だから《女性は社会・国家を守る能力は無い》とされたのが、女性軽視の始まりであり「守られる側」の女性に権利付与しなかった理由なのです。

さて、日本の話になります。
日本はキリスト教徒ではないし、西洋のように「女が戦利品」ということにもなりませんでした。
 日本は律令時代には、男女平等の権利(と義務)が付与されたこと、さらには永年墾田私財法によって、誰でも(もちろん女性でも)土地所有の財産権が認めらたことによって、階級差はありつつも非常にフラットな社会として発展しました。

しかし、武家政権が始まると、争いごとを武力で決するようになったので、女性は不利、そのため日本は「男は外・女は内」という男女分業を行うようになります。

この男女分業で男女対等を実現するために「男は外で働き給料などを得るが、それを管理するのは妻」という形になったのです。
 欧米の女性は財産権や相続権などがなかったので、夫の給料を管理する、なんてできなかった時代だったのに、です。

このように日本は非常に男女平等というか「男女対等」な社会を1000年ぐらい維持してきていて、西洋的な価値観がほとんどありません。

人種や宗教の平等については、キリストの代わりに「天皇の元で、四民平等」としたので、それほど問題は無かったのですが、男女平等は「元々権利を持たず、義務もなかった西洋女性」と「元々権利もあり、義務は家庭経営という形で立派に果たしてきた日本女性」では、とうぜんながら社会の有り様も価値観も全く違うわけです。

だから、日本で「男女平等」の議論をすると、必ず「男女の役割は違う」という主張が出てきます。そしてその主張の根幹は「男と女は体のつくりが違い、女は重いものを持てない」という程度の主張でしかないのです。

でもこれは階級平等・人種平等を踏まえた男女平等である、ということを認識すれば、全く通用しない議論であることがわかると思います。

たとえばアメリカは「全部平等」を目指す国ですが、アジア人男性のほうが白人(ま太は黒人)女性よりも体格が劣る、なんてことはざらにあるからです。

でも日本ではそういうことは無視して「男は重いものを持つ」なんてことを、男女平等の議論にするので全く話が進まないのです。

最初に書きましたが「完全な平等」というものは存在しません。階級平等・人種平等・男女平等だけでなく経済力の平等とか頭の良さの平等とかを含めた「平等」なんて作り出すことは実際には不可能です。

でも、今言われている階級平等・人種平等・男女平等はそうではなく、あくまでも「権利を平等にして、その代わり義務も平等にする。そうして、平等な権利者全員が社会(国家)を維持させる義務を負う」ものなのです。

平等な権利者全員が社会(国家)を維持させる義務を負う
という認識に立ってみると、いわゆるジェンダーギャップ指数で日本のランクが低い理由がわかるはずです。

日本のランクが低いのは主に「政治や経済などの社会的な義務を負う男女比」だからです。

この点、西洋社会では「そもそも、権利者は義務者なのだから、権利を得た女性達は男性と同等に社会的義務を積極的に果たすはず」という前提があります。

だから「政治や経済などの社会的な義務を負う男女比」で女性が少ないなら《社会的な不平等が女性の積極的な進出を妨げている(はず)》という判断になり、それが日本のランクの低さにつながっています。

でも実際日本は、男女の雇用機会が均等になってからそろそろ40年、学歴や被選挙権は80年近く前から平等で、女性の社会進出を阻む社会的要素はありません。(これを書くと、女性の大学進学は反対される、などの主張がでますが、それは個人の問題であって社会制度の問題ではないです)

逆に男女平等が進んでいると言われる北欧は、共働きが多く、企業幹部や政治家に女性も多いですが、実は徴兵も男女平等の国が多いです。
 またウクライナ戦争で、ロシアが侵攻した地域の女性市長が殺されたりしています。

日本で男女平等をさらに推し進めるには、権利平等ではなく《義務の平等》の議論が必要な時期に来ています。

具体的には「日本の女性が、働くことや政治的な負担を担うなど、社会・国家の維持の義務を男女平等にすること」が、今日本でやるべき男女平等の具体的なものです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
男女の役割は違うという主張の原因はそういうところにありましたか。
ちなみに性別役割分業ですが日本では妻は家というより女性も働いていたのではないでしょうか。

お礼日時:2023/09/01 19:08

これは具体的に何をすべきという話なのでしょうか?


 ↑
男女に性差があるから、お互いに補え合う。
そうすれば、完全。
そういう意味でしょ。



具体的な例が力仕事(買い物の例)くらいしか書かれておらず、他の場面では性別は関係ないんですね?という気がするのですが。
 ↑
色々な、得手不得手があると
思います。

命がけで子を守る、育てる、という面では
女性の方が上手です。

○男性ばかり救助の理由「女性は子供抱えたまま溺れた」
 移民750人乗る船沈没…82人死亡500人超不明 ギリシャ沖
https://www.fnn.jp/articles/-/545986




男女平等ってなに?
 ↑
男と女性とで、人間の価値に
違いは無い、という意味です。

それを勘違いして、男と女性は
同じ事をやれ、という風潮がありますね。

同じ事をやるなら、男女という性の
存在意義が無くなります。

それぞれ、得意、不得意があるのですから
男女それぞれ向いていることをやり
不得手なモノは互いに補う。

というだけです。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2023/09/01 18:54

ついでに、へんな論法を取っている人がいるので、西洋基準の男女平等の視点をご紹介しておきます。



>家事
家事は主に女性が担っていたのは西洋も同じ、しかし家計を管理していたのは夫で、妻はビタ一文も自分のお金になりませんでした。

だから、今の欧米は共同財布でどちらも家事を担います。

>育児
西洋では、男性は家父長で妻・子供・使用人・家来・奴隷、まあ誰でもいいですが「身内」とされる範囲に監督権限と命令権限を持っていました。だから「主人」です。

で、育児は「女性がするもの」でしたが、主人からすれば別に「母親がする必要はない」ということで、上流階級などは乳母が育児をするのが普通でした。もちろん庶民は妻がしましたが、家事と同様に《お金の管理は夫なので、自分が子供を私立幼稚園に行かせたいと思っても、夫の許可が必要》でした。

>世帯主
西洋社会では「世帯主」という考え方はなく、また女性解放以前は「絶対的な家父長=男」しかありませんでした。
 日本では武家であっても女城主が居たり、老舗旅館や飲食店だと、親から相続した女性(女将)が店主としての役割を担っていたりします。

そもそも西洋社会では女性に財産権・契約権がなかったので、女性が店主になることは不可能でした。それに比べると日本の朝ドラに、どれだけの女性立志伝があるか比べたらわかるでしょう。

>姓を変える
日本において姓を変えるのは「親から受け継ぐ生活の糧をにぎっていない方」です。

もちろん相続は「男子優先」だったので、日本でも多くの場合「田畑を相続した男・商売を相続した男」と結婚した女性側が姓を変えます。

しかし西洋ではそもそも女性に相続権がなかったので、姓を変えても変えなくても「従うべき主人が父親から夫に代わっただけ」です。

日本では女性にも相続権があり、その場合婿入りする男性もいましたが、その場合「婿」である男性は相続された財産に手を触れることはできませんでした。だからこそ、必殺仕事人の渡辺小五郎や中村主水のように「婿殿!」と揶揄される夫が成立したのです。
 
 逆にダウントン・アビーを見ると、イギリス貴族と結婚した元アメリカ女優は、女優時代に稼いだお金を結婚して夫の財産として取られ、さらに娘しか生まれなかったので、財産相続は親族男性が担うという悲哀を味わいます。

「姓」にこだわって男尊女卑を議論するなら「生活の糧」という本質的な部分を見極める必要があります。
 

結果として、日本には男尊女卑と言えるようなものは存在していなかった、と断言できます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2023/09/01 19:09

こんばんは



家事は誰の仕事?

育児は誰の仕事?

世帯主は誰?

結婚したら姓を変えるのはどっち?

一般的には、上から、母・母・父・女 と答えると思いますが、これが男尊女卑で男女平等では無いのです。

恐ろしい事に、日本は国民全体にこのように刷り込まれています。国民がこれに気が付かないうちは少子化は止まりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2023/09/01 18:54

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