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お味噌には、白味噌、赤味噌、赤だしとあると思うのですが、どう違うのでしょうか?
原料、製造工程や各お味噌の特徴、使い分けなどを詳しく教えてもらえるとうれしいです。
よろしくお願いします。(>_<)

A 回答 (5件)

味噌は、赤でも白でも基本的に大豆と麹(米、麦、豆)で作られます。

ですので、違いは製法にあります。

赤味噌に使う麹は、米、豆がもっぱらです。
作るときに大豆を蒸しますがこのとき、大豆のタンパク質が分解され、アミノ酸に変わり、糖と反応することで赤褐色になります(メイラ-ド反応)。
加えて、何度かかき混ぜて、長期間熟成させるので、いっそう反応が進み、濃い褐色になるのです。

一方、白味噌は、使う麹は、米がもっぱらです。
また、大豆を茹でて作りますが、このとき、糖がお湯の中に流出するため、反応が抑えられます。
加えて、熟成期間が短く、攪拌することもないので、大豆の色が残った、白っぽい色になるのです。

ちなみに塩分は赤が10%、白が5%ほどです(赤が高いのは長期の熟成に耐えられるようにするため)。

一方、gあたりの栄養価は赤のほうが高いです(白は茹でるときに栄養分も流れてしまう)。

赤だしは、赤味噌にカツオや昆布のだしを混ぜたものですが、米や麦麹のものをただの「赤味噌」と言う代わり、とくに豆味噌のことを「赤だし」と呼んで区別する場合もあります。

味としては、一般的に赤味噌は塩気、白味噌は甘味が強いです。ですが、赤味噌でも甘めのものもありますし、その逆も然りです。
ですので、特に使い分けと言うことはありません。あれこれ試してみて、好みに合わせて使うといいでしょう。

なお、赤だしはもっぱら味噌汁に使われます。
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この回答へのお礼

わかりやすい説明でした。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/19 13:37

白味噌と赤味噌は、その名の通り見た目の色の違いです。

また赤だしとは、もともとは赤味噌のお味噌汁を指してましたが、顆粒の出汁を加えたものを赤だし味噌としても販売しています。
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赤みそといえば、江戸甘みそ、仙台みそ、信州みそ、八丁みそなどが代表的なものとしてあげられます。

一方で白みそには西京みそなどがあります。赤みそと白みその大きな違いは、作り方にあります。基本的な味噌の製法としては、大豆に麹や塩を加えて混ぜ、発酵させて作ります。その際に赤みそは蒸した大豆を使いますが、白みそは煮た大豆を使って作ります。なお、赤だしみそは赤みその1種である八丁みそに米みそを混ぜ、調味料を加えて作った調合みそになります。
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味噌の色調は料理の外観には重要な要素ですが、味わいや特徴を分類する上ではあまり意味がなく、品質表示基準としては、原料麹の種類による分類が基本になります。



品質表示上の分類
  「米みそ」  米麹+大豆  白、赤、淡色など多様。
  「麦みそ」  麦麹+大豆  概ね淡色が多い
  「豆みそ」  豆麹+大豆  赤(黒っぽい)
  「調合みそ」 異なる種類の味噌や出汁を調合したもの(赤だしなど)


全国各地の味噌の特徴、製法、料理法などは、全国味噌工業協同組合連合会のサイトを参考にしてください。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/05/19 13:34
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この回答へのお礼

参考にしてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/19 13:33

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