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軍産複合体の力が強い強いと言ってる人から見たら、今のアメリカの、ウクライナ支援に弱腰な所は、不自然に映るんじゃないですか?

A 回答 (3件)

軍産複合体の力が強い強い


 ↑
それは昔の話です。
今でも結構強いですが、以前ほど
ではありません。


米国は1898年のアメリカ・スペイン戦争以来、
対外戦争で大きな利益を上げてきました。

第1次世界大戦、第二次大戦で大儲け。

古来、「戦争は儲かる」とされてきましたが、
まさに第2次世界大戦はアメリカにとって、
儲かる成功体験そのものであったのです。

それが、ベトナム戦争で大きな展開を
迎えました。

ベトナム戦争期、巨額の財政赤字がドルへの信用不安を引き起こし、
資金が海外に流出するなどの副作用がはっきりと現れはじめました。
戦争という「公共事業」が
景気刺激の効果を発揮しなくなっていきます。

その後の湾岸戦争は、1989年に2.48%だった1人あたり
GDP成長率が、1990年には0.61%、
1991年にはマイナス1.79%と低下しています。
戦争が景気刺激に効かなくなったのです。

1970年代以降、アメリカ経済全体に占める軍事費や関連部門
のシェアは低下します。
軍事部門だけが戦争で潤ったとしても、経済全体に、
その恩恵は及ばなくなっていました。

つまり、儲かるのは軍需産業だけであり、
国民には負担ばかりが増大することが明確になります。




と言ってる人から見たら、今のアメリカの、
ウクライナ支援に弱腰な所は、
不自然に映るんじゃないですか?
 ↑
映るでしょうね。

そういう人は、昔の複合体の力が
矮小化したこと、
米国経済全体にさほど利益が出なくなった
ことを知らないのでしょう。

つまり、世論の方が強くなった
わけです。
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2023/10/18 08:10

>軍産複合体の力が強い



ケネディ大統領のときには、他の産業の方が遥かに経済規模を拡大させていたので、相対的に軍需産業のロビー活動資金は小さくなっていました。つまり、その頃には軍産複合体は青息吐息か、一時的に青息吐息を脱した状態で、「軍産複合体ガー」といえる程の規模じゃなくなっていました。

となると目先の危機を訴えて軍事予算を増やさせようというのが、現実的な方法論で、それがキューバ危機だったりベトナム戦争だったりするわけです。

それでも何とか生き残っていた軍産複合体なのかもしれませんが、とてもやっていけなくなったのか、合併が相次ぎました。合併してしまって企業数が減ったのですが、今でもちょこまかと合併している状態です。

>軍産複合体の力が強い強いと言ってる人

そりゃ、「軍産複合体ガー」と言っている人が勤める会社よりは大きいでしょうけど、それだけのことです。
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支援疲れが原因でしょう


物価高騰で喘いでいる方にとっては
ウクライナに軍事支援しているから物価が上がっている
と考えている人もいます

アメリカのインフレや好景気は戦争が大きな理由です
アメリカは世界最大の武器商人で石油産出国です
日本とは真逆です

アメリカ経済を支えているのは、何においても大量生産・大量消費です
それを止めたら一気に景気が悪くなります
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