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この前何気なく南極探検隊の番組を観ていたら、カメラがニコンでした。何が何でもニコンなんですかね?

A 回答 (10件)

>ほかのメーカーはだめなんですかね?


他のメーカーと言えば、思い付くのは国産でキヤノン、海外でライカやコンタックスってどこか?
まず外国製は「一眼レフ」で出遅れた、これでフルイにかけられてアウト。
ライカは「ライカ版」で名前を残せたが、要は35mmフィルムで一眼レフ、がスタンダードとなったわけ。
キヤノンも出遅れ?要はニコンは報道含むプロユースで上手な営業戦略を取ってアドバンテージを構築できた。
自分もニコンユーザーだが、FやF2時代は価格統制(笑)をしていたよ。
小売店での値引きは15%を上限とし、それを超える安売りは許さなかったはずだ。
単に締め付けだけでなくプロフェッショナルの写真家にはキメ細かなフォローもした。
下に植村直己氏への改造の事例を挙げているが、植村氏のような高名な写真家だけでなくニコンにプロ登録をしたユーザーには細かな改造も応談で行った。
おそらく、だが、私も、だが、社風に好感を持てたユーザーが多かったのでは?
確かに巨大企業でもある、一ユーザーの要望をいちいち聞いていたらキリがないわけだが、多くの製品は期待を裏切らなかった。
保守本流(笑)、オリンパスのような革新的な製品は出遅れ感を否めないが。

それと一眼レフはシステムカメラ、カメラボディだけでは成り立たない。
交換レンズを始めとしたアクセサリーの充実さ、これはダントツだ。
何を撮影したいか=どのレンズを必要とするか、これでニコン以外の選択肢が無い場合もあったわけ。

ただし高い(高かった)よ。
先に話したように70年代までは小売店の販売価格に介入していたからね。
公取委の目をくらまして数量の販売規制的なこともしたと感じる。
だが、安売り、投げ売りをしないことはブランドイメージを下げなかった。
ある意味、商売上手でもあった。
もちろん製品も期待を裏切らず高品質であり、一般のユーザーに対しても十分なアフターフォローをしたからね。

企業イメージの例。
レンジファインダーのS3(白)、S3(黒)、.SPを、何と何と復元して再販をした。
自分は全て手に入れたけど、正直、このプロジェクトでニコンは倒産する、と思った。
だって、露出計も持たない、交換レンズもラインナップしない、重くデカく使い勝手がメッチャ悪いフィルムカメラが1台50万とか70万。。。
だが傾いただけで(笑)倒産はしなかったね。
キヤノンはこんなサービスはしない、絶対に、だ。
それは再販できるようなメモリアルのカメラを持たないこともあるが、株主が許さない。
だがニコンの株主はバカばっかり(笑・ファンばっかり)なのでスルーした。

保守本流、動かざる巨人と思えばこのようなサービスまで社運を傾けてまでしてくれる面白いメーカーだ。
Df、Zfc,Zf、これらは単にノスタルジックと思われるだろうが、中身は大したこと無い(笑)と思われるだろうが、他社にはノスタルジックで誘えるカメラが無い。
ニコンにしかできない。
それに今のデジタルカメラはコンピューターゆえ操作はコマンドダイヤルなわけで、電源を落としていても全ての設定を目視できるアナログの使いやすさは持てない。

ライカに負けて一眼レフに舵を切った、これが功を奏して世界を席巻できたわけで、運もあるだろう。
あ、あの戦艦大和の主砲の15メートル測距儀は当時の日本光学が作ったのは有名だ。
あの頃から技術は先んじていたわけで。
(ただし大和の主砲は使いものにならなかったらしいが)

だが世はデジタル全盛、デジタルカメラは撮影機能に特化したコンピューターなわけで、普及品は海外のどこでも作れてしまう。
光学系の設計も過去の製品を元にコンピューターで計算できる、ここに熟練工の経験は介入しない。
自社でセンサーを製造できるソニーにも敵わない。
長らくFマウントに固執したのはユーザーのためでもあるが、簡単にユーザーを切り捨ててマウント変更を行ったキヤノン含む他のメーカーは企業としての考え方が違う。
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この回答へのお礼

Bien!会社の胆力が違うのですな!

お礼日時:2023/11/14 23:39

「陸のトーコー・海のニッコー」から始まっています。

トーコーは東京光学で、現在のトプコン、ニッコーは日本工学で今のニコンです。戦後、民生品カメラメーカが乱立しました。当時のキヤノンはニコンからレンズ供給を受けていました。

一眼レフを発売した頃には、ほぼカメラメーカはレンズメーカでもありましたが、そこで図抜けたシステムを確立した会社がニコンです。ライカMシステムと並立しうるニコンFシステムを確立し、ライフ誌に採用されました。

採用は歴史や実績に拠る部分もありますし、迷信も多々あります。しかしながら、かつて会社の屋台骨だった民生品カメラは、いまや主体ではありません。ニコンの映像事業の売り上げ比率はニコン内では一番なものの36%ほどですし、キヤノンのイメージング事業の売り上げ比率は20%で、プリンティング事業の半分以下です。
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この回答へのお礼

そうでうすか!なんだかんだで国産カメラの代表格だったのですね。

お礼日時:2023/11/17 08:09

「Nikon Fの時代から不動の地位を築いている」



Fの時代に現在の地位を確立した経緯でしょうか。
言ってももうすぐ終わりますよ。

2022年カメラ&レンズ売上
キヤノン 6000億円
ソニー 4200億円
富士フィルム 2800億円
ニコン 1700億円

という感じだったので、もうとてもニコンが1位争いをするような位置にはいません。追いつくことは絶望的です。

下手したらパナソニックやオリンパス、レンズだけならサードパーティのタムロンにも負けるかもしれないレベルです。

その証拠に、ニコンはF0.95を100万円と意味不明なレベルの高額レンズを出しており、一般受けはもう捨てていると言っていいです。このレベルならすぐにキヤノンやソニーが50万円代で出しそうなレベルですが、相当焦ってもがき苦しんでいると言えます。
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この回答へのお礼

なるほど!過去の栄光なのですね。

お礼日時:2023/11/15 07:38

たまたま担当のカメラマンがニコンだったのでしょう。



基本的にカメラメーカーは宗派を分けるかのごとくです。
カメラがニコンだとレンズもニコンのものしか使えないので。

今でこそソニーがミラーレスで飛び出ましたが、昔はキヤノンとニコンの二強だったのですよ。昔からニコンを触っている人はマウントの問題からずっとニコンになってしまうんです。
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この回答へのお礼

それはそうだけど、Nikon Fの時代から不動の地位を築いている。

お礼日時:2023/11/14 23:41

亡くなった冒険家の植村直己さんのために


ニコンF2チタン寒冷地用カメラを作りました。世界で3台。
※その後市販された「titan」のネーム入りのカメラとは別物です。
オリンピックなどの緩い条件ではなく
厳寒や沼地など極限状態での使用に耐えるカメラでは
信頼性が他のメーカーとは違っていました。
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この回答へのお礼

やはり他とは一線を画している!

お礼日時:2023/11/14 10:04

一眼レフのFにおいて、報道関係者などから評価を受けたことで、伝統的にニコンは報道用として使われています。


アメリカの航空宇宙局であるNASAも、宇宙空間で使うカメラとしてニコンを採用した実績もあります。

それに追随したのがキヤノンで、スポーツ報道のカメラにおいてはトップシェアを誇っています。

その2社に対抗すべく最近になって活発に動いているのがソニーとなっています。
現状、過酷な状況で使われるカメラとなると、この3社しか採用されません。
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この回答へのお礼

なるほど!過酷な現場に耐えるカメラというのは限られていますね。

お礼日時:2023/11/14 10:03

>ほかのメーカーはだめなんですかね?


ダメって言えばダメかもしれないが・・・多分、質問者サマが考えているダメとは違うんだろうなぁ・・・

カメラも”極地仕様”になるんでノウハウの有無が重要になるんだけど、南極観測隊が使うようなカメラは、作りっぱなし/売りっぱなしが出来ない。
現地(当然、南極だ)で故障したときなどの保守の必要があるので、要員の派遣などのサポート体制が求められる。
台数が出るわけがない南極観測隊用カメラにサポート体制を取れるなんて酔狂なメーカーはNikonしかないってコトなんだろうな と。
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この回答へのお礼

さすがにカメラ屋は付いていかないですよ。

お礼日時:2023/11/14 10:02

「ニコン」


日本人の手先の器用さを活かした手作業による製造技術で、
精密機器の精度に対する信頼性の高さから世界的地位を確立した企業。

過酷な環境変化にも対応できる精度の高さは、世界中から信頼を得ている。

その技術に対する信頼度は、
観測研究、精密検査の分野で群を抜いている。
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この回答へのお礼

群を抜いていますか!

お礼日時:2023/11/13 23:06

過酷な環境で使うモノは、1社か2社が独占してるケースが多いです。


寒冷地仕様と言えば、ロシア製カメラなどはそれが標準仕様ですけど、故障が多くでダメみたいです。
スポーツの大会などてロシアにニコンのカメラを持っていくと、法外な高値で譲ってくれなんて誘われるケースなどがあるそうです。
ニコンの優秀さは世界中で認知されてました。
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この回答へのお礼

まるでNikonてNiponですよね。

お礼日時:2023/11/13 22:09

ニコンFが、戦場カメラマンたちに愛用されてました。

地雷などで本人が即死しても、カメラはそのまま使用可能なぐらい。
その時代から、ニコンを愛用してる人が多いです。
南極で使用なら、寒冷地用の調整が必要でしょう。それができるメーカーはごく少数です。
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この回答へのお礼

ほかのメーカーはだめなんですかね?

お礼日時:2023/11/13 21:55

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