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会計期間はX21年4月1日からX22年3月31日まで

決算整理前残高試算表
繰越商品94,500 仕入1,228,000 売上1,750,000
期末商品に関する資料は下記のとおりである。なお、売上原価の算定は売上原価勘定で行い、棚卸減耗費費は販売費、商品評価損は売上原価の内訳科目として処理する。また、商品の払出単価の算定は先入先出法を採用している。
帳簿棚卸高
X22年2月仕入分:36,000個 原価:@1,850円 実地棚卸数量:49,700個
X22年3月仕入分:14,000個 原価:@1,900円 正味売却価:@1,880円

商品有高帳を使った場合はできるんですが受入や払出がなくて意味が分からないです。解説もお願いします

A 回答 (1件)

先入先出法で棚卸高を計算する場合、商品の払出単価は、仕入時期が古いものから順に定められます。

そのため、帳簿棚卸高に実地棚卸数量を充当する際、帳簿棚卸高の原価と実地棚卸数量の価格水準が異なる場合は、払出単価の調整が必要になります。

この問題では、帳簿棚卸高の原価は1,850円、実地棚卸数量の価格水準は1,880円です。そのため、帳簿棚卸高の原価を1,880円に調整する必要があります。

調整方法は、以下のとおりです。

帳簿棚卸高の原価合計を、実地棚卸数量で割ります。
1,850円 ÷ 49,700個 = 0.03713

調整単価を算出します。
1,880円 - 0.03713 = 1,842.87

帳簿棚卸高の原価を、調整単価で修正します。
36,000個 × 1,842.87 = 663,423.20

帳簿棚卸高を、調整後の原価で修正します。
663,423.20 + 14,000 × 1,900 = 777,423.20

以上の計算により、帳簿棚卸高は777,423.20円となります。

なお、棚卸資産の評価損は、以下のとおりです

実地棚卸高 49,700個 × 正味売却価 1,880円 - 帳簿棚卸高 777,423.20円 = 112,576.80円

したがって、棚卸資産の評価損は112,576.80円となり、売上原価に計上されます。

このように、先入先出法で棚卸高を計算する際は、帳簿棚卸高の原価と実地棚卸数量の価格水準が異なる場合は、払出単価の調整が必要になります。

商品有高帳を使った場合は、受入や払出の記録に基づいて、払出単価を自動的に調整することができます。しかし、受入や払出の記録がない場合は、上記の計算方法で払出単価を調整する必要があります。
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この回答へのお礼

助かりました

本当にありがとうございます‼︎

お礼日時:2023/12/19 19:29

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