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期末実地棚卸売価に、売価還元原価法の原価率を掛けて算出された値と、売価還元低価法の原価率を掛けて算出された値との差額が商品評価損になるという計算式は分かったのですが、どうしてこの差額が商品評価損と同等とされるのかがよく理解できません。純値下額を控除しないことと商品評価損とどういった関係性があるのでしょうか。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

商品の値段を決める際に、商品の時価を反映させていると考えられるからです。



商品評価損は、ご存じのとおり、商品の取得原価よりも時価のほうが低い場合にその差額を計上するための科目です。

商品の値段は売主の意思決定で決まります。その意思決定は、商品自体の価値や同業者の価格つまりは市場価格を無視しておこなうことは出来ず、むしろそれらを取り入れておこなうものです。商品の値付けはその商品の時価を反映しておこなわれる、ということです。

ここから、商品の値下げは、低下した時価を反映しているということができます。値下げ分に対応する売上原価が商品評価損となります。

以上が、純値下額を考慮しない売価還元原価法による原価から、考慮する売価還元低価法による原価(=時価)を差し引いた額が商品評価損となる所以です。
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この回答へのお礼

商品の値下は市場価格を反映して決定されるので、その値下げ分を商品評価損とするということだったのですね。なるほどです。すっきりしました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/05 19:18

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