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工業簿記にて、材料の棚卸減耗費についてご教授願います。

棚卸減耗費がある場合、

(借)製造間接費 (貸)材料

としますが、製造間接費勘定へ振分ける理由は何故でしょうか。
消費がされていないのに、製造間接費勘定へ振分ける
理屈が見えてきません。

(例)
帳簿棚卸高:30個(@100)
実施棚卸高:28個(@100)

とし、2個(200円)を製造間接費勘定へ振替をしますが、
このような手順をする意図がつかめません。
(消費につながらず、売上原価を高める手続きになっている。)

ご教授の程お願い致します。

A 回答 (2件)

ご承知のように、棚卸減耗とは、帳簿上の数量と実地棚卸を行って数えた数量との差のことです。

実際の製造現場では、製造歩留まりや運搬中の破損のために廃棄してしまう部品であることが多く、「本来ならば」製品の一部として消費できたはずの部品なのです。
本来あるべき姿を重視して、「製造間接費」に勘定します。
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棚卸減耗の正常な発生高は、材料の保管という製造過程から発生したものと考えられるので、製造原価の範疇に含めます。


しかし、製造のために発生したものの、特定の製品とは関係ない費用なので、製造間接費として処理されるのです。

これは、製造上不可避のものと考えられるので、販売費一般管理費、営業外費用、特別損失のいずれでもなく、当然製造原価を経て売上原価の一部となります。
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