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ミクロ経済学の企業と家計の行動の基本的な定式化については現実問題から考えてさまざま問題点があると思いますが、具体的にはどういったものがありますか?また、その問題を解決するにはどういった方法が考えられますか?

A 回答 (5件)

まず#3の回答に対して二点ほど。



> 実際の企業行動を分析すると、シェア最大化を目指したり、
> 売り上げ最大化を目指している企業もあるようです。
とありましたが、ではなぜそうするのでしょう?
例えばシェアを最大化し、例えば独占状態になったとします。すると独占ですので、一般に利潤は大きくなります。すなわち長期的な視点での利潤最大化をしている、そのための手段(戦略)としてシェア最大化をしている、と考えれば、何の問題も無いです。売上最大化も同様に考えることができます。

>扱う商品量(品物の量)が普通のミクロ経済学では
>実数値をとることになっているというのも問題ですね。
理論的には、ミクロ経済学で扱う財には無限に分ける事ができるという仮定がおかれています。したがって実数値になります。ミクロ経済学と言っても、実際の数値を当てはめる段階では一人一人ではなくある程度の人数をまとめて分析します。ある程度の量(リンゴ10000個とか)を想像してください。この場合、一個の差は誤差の範囲内です。したがって理論的に実数値として考えても、何の問題もないです。

#4の回答に対して。
> 「食糧生産は十分されているのに、なぜ世界で飢餓が無くならないか。」
のミクロ経済学的回答は、
1.飢餓の人は充分な所得が無いから
2.食料の地域的な偏りがあるから
の二つになります。
ですから対処法としては、所得移転と食料市場へのアクセスの確保になります。
因みに食料を供給することは、経済学的に言えば(貨幣によらない)所得移転になります。
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訂正。



>効用概念をあてはめるのはちょっとおかしいのではないか。

これは言い過ぎですね。

>存在しても、生存に関係ないほど少量だったら、無差別じゃないですか。

単に無差別曲線が、(軸に平行な)直線になるだけです。

だから、論点を移して、
「食糧生産は十分されているのに、なぜ世界で飢餓が無くならないか。」
ということにします。
これに対するミクロ経済学的な回答は、
「食糧供給が十分な時に、個人への必要な供給を保証するような制度が市場に組み込まれていないから。」
ということでしょうか。
したがって、
問題点:食糧供給が十分な時に、個人への必要な供給を保証するような制度を市場に組み込むにはどうすればよいか?
解決策:最初からある一定量を、消費者に割り当てる、とか
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>例えば人間食べないと生きていけませんから、


>食料の入ったバスケットと入らないバスケットがあった場合、
>その何れかのみを選び続けるとすれば当然食料の入った方を選びます。
>食料が入っている方が「好ましい」ので、そちらの方が効用が高くなります。

そうでしょうか。
存在しても、生存に関係ないほど少量だったら、
無差別じゃないですか。
一日でも長く生きたいという人なら、別かもしれませんが。

つまり、食糧はある一定量存在しないと意味が無いのでは?というのが私の論点です。

>企業は「儲けよう」と考えて行動しているので
>企業行動は利潤最大化行動として理解できる、
>というところが実際の所です。効用最大化と同じ事情です。

実際の企業行動を分析すると、シェア最大化を目指したり、
売り上げ最大化を目指している企業もあるようです。
といって、参考文献を挙げられません。不勉強なもので。

あと、つけたし。
扱う商品量(品物の量)が普通のミクロ経済学では
実数値をとることになっているというのも問題ですね。
解決策:整数化する。理論的には、簡単に扱えなくなるので、
エージェントシミュレーションによるモデル化が
分かりやすいかもしれません。
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横レスで済みません。

#1の方には失礼ですが、誤解があるようですので書かせていただきます。

> 生存上どうしても必要なものに対しても効用概念を当てはめるのはちょっとおかしいのではないか
おかしくないです。例えば人間食べないと生きていけませんから、食料の入ったバスケットと入らないバスケットがあった場合、その何れかのみを選び続けるとすれば当然食料の入った方を選びます。食料が入っている方が「好ましい」ので、そちらの方が効用が高くなります。

> 例えば、企業は利潤最大化を目指していないらしい。
企業は利潤最大化を目指しています、ということではなく、企業は「儲けよう」と考えて行動しているので企業行動は利潤最大化行動として理解できる、というところが実際の所です。効用最大化と同じ事情です。
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例えば、生存上どうしても必要なものに対しても


効用概念をあてはめるのはちょっとおかしいのではないか。
(つまり、自分が死んでしまったら、効用も何も無いでしょう。)
解決策:最初からある一定量を、消費者に割り当てる、とか

例えば、実験経済学の結果では、
選好関係には推移性が無いらしい。
解決策:不明

例えば、企業は利潤最大化を目指してないらしい。
というか、そもそも最大化できるような
利潤構造になっていない可能性が高い。
(生産数が投入コストの線形な関数になっている、とか)
解決策:これも不明

などいろいろあります。
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