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戦国時代の刑罰に
磔と
逆さ磔の刑があったと言われますが、
この二つの刑の違いとはなんでしょうか。
どちらにしろ、磔された後、槍などで突かれ殺されるのでしょうが、
わざわざ逆さに磔ることに何らかの意味があったのでしょうか。

A 回答 (2件)

逆磔刑(読みは「さかばっつけ」か「さかさばっつけ」)は


最大限に苦しめてジワジワ殺す刑罰です。
人間は逆さに吊るされた状態では
血液が脳にたまり、脳浮腫をおこしてすぐに死んでしまうので
こめかみの静脈を切って少しずつ血がしたたるようにして
長く苦しんで死ぬようにされました。
これは戦国時代などは裏切った武将やその家族など、
江戸時代ではキリスト教徒を弾圧するために用いられた方法です。

いわゆる拷問処刑であって、
磔刑も、どちらにしろ槍でつかれるといいますが、
そんなに簡単には殺してくれません。
長く磔のまま放置され、乾きや餓え、痛みに苦しむことになります。

この種の刑罰は、受刑者が苦しむ様を見せることが
本来の目的であるため
できるだけ長く苦しむようにされました。
ですから現在の死刑とは全く次元が異なります。

磔、逆磔、串刺、鋸挽、牛裂、車裂、火焙、釜煎、簀巻、

すべて恐ろしい刑罰でどれも楽には死ねません。
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この回答へのお礼

この刑を執行した信長の怒りがいかばかりか判りました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/07 09:36

磔よりも逆さ磔のほうが重い刑ですね。


どちらも見せしめですが、そのへんの線引きについては権力者の考え方にもよりますが、反逆者などを逆さ磔にすることが多かったようです。
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