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過マンガン酸カリウムの価数っていくつなんでしょうか?
調べてみたら、非酸性は3で酸性は5とあったのですが、普通実験などに使われているのはどちらでしょうか?

A 回答 (2件)

過マンガン酸カリウムの価数は+7です。


一般に金属は価数がその時の状態によってころころ変わるので、いつも同じとは限りません。
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#1 さんがお書きになっているのは「過マンガン酸カリウム中のマンガンの価数」です。

御質問にある「過マンガン酸カリウムの価数」とは異なります。

 では,「過マンガン酸カリウムの価数」とは何かですが,酸塩基反応であれば「H+ を何個出す(受け取る)か」がその酸(塩基)の価数になり,酸化還元反応の場合は「e- を何個出す(受け取る)か」がその還元剤(酸化剤)の価数になります。

 「過マンガン酸カリウム」の半反応式は酸性条件下と中性・塩基性(非酸性)条件下で次の様に異なります。

 酸 性: MnO4(-)+8H(+)+5e(-) → Mn(2+)+4H2O
 非酸性: MnO4(-)+4H(+)+3e(-) → MnO2+2H2O

 これで解る様に,【酸性条件下】では電子5個を出して反応しますので【価数は5】ですが,【非酸性条件下】では電子3個を出す反応しかしませんので【価数は3】になります。

> 普通実験などに使われているのはどちらでしょうか?

 上記の様に反応の目的によって条件を使い分けますので,どちらもあり得ますが,私の経験的には,酸性条件下での価数5の反応の方が多いと思います。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。過酸化水素の滴定をやったのですが、5でよかったみたいです。

お礼日時:2005/06/01 20:45

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