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クラシックギターをやっています。カタロニア民謡「盗賊の唄」はタイトルに似合わず、どうしてあんなにロマンチックで美しい旋律なのでしょうか。何か元になるストーリーがあるのでしょうか。教えて下さい。

A 回答 (3件)

ホセ・カレーラスがカタロニア民謡を歌っているCDがあり、そのジャケットに訳がのっているそうです。


友人がその訳を教えてくれました。昔の「現代ギター」にも浜田滋郎訳の同様の歌詞がのっていたそうです。以下訳文。

おいらがガキでいたころは
伊達を気取って うぬぼれて
見せびらかしのスカーフに
足には白いワラジばき

さらば、紫のなでしこよ!
さらば、夜明けの明星よ!

大の男になったいま
よからぬ道にはいりこみ
盗っ人稼業が板につき
来る日来る日のなりわいに

  ☆ 市場がえりの荷運びが
     通りかかれば たちまちに
     銭金すべて召し上げた
     積んだ荷物もご同様

さらば、紫のなでしこよ!
さらば、夜明けの明星よ!

金がしこたま 手にはいりゃ
つぎにねらうは娘っ子
おいらの嫁にしてやると
ころりだまして連れてきた

  ☆ お上がおれを捕まえて
     暗い牢屋にぶちこんだ
     お上はおれを捕まえて
     命でつぐないさせる気さ

さらば、紫のなでしこよ!
さらば、夜明けの明星よ!

(CDの歌詞では、なでしこが、カーネーションとなっています。)

私も友人からこの歌詞を教えてもらって感慨ひとしおでした。ただただ甘いわけではなく、盗賊になった男の最後の「伊達男を気取った強がり」が感じられませんか。この歌詞を知ってしまったら、演奏もただただ甘い雰囲気ではない、毅然としたものを少し出したい気がします。

紫のなでしこも、夜明けの明星も、かつて愛した女性を思い出しているのでしょうか。ますますこの曲への愛着が深まりまりますね。(^^)
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この回答へのお礼

こんな歌詞があったんですね。ものすごく感動しました!「伊達男を気取った強がり」、とは本当に言いえて妙、ですね。ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/15 08:15

「とっつかまった盗賊が、故郷やらなんやらを思って唄った」


のだそうです。
だからロマンチックで懐かしいかんじがするんでしょうねぇ

検索で出てきました。↓
綺麗な風景見ながら聴けます。
http://www.geocities.jp/akira_tashiro/list/ladro …

参考URL:http://www.geocities.jp/akira_tashiro/list/ladro …
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この回答へのお礼

聴いてみました。画像もとてもすばらしいですね。ありがとうございました。感謝です!

お礼日時:2005/07/11 11:25

いい曲ですよね~・・・どこか懐かしさを感じるメロディーです。



処刑場にひかれていく(カタロニア地方の?!)盗賊が歌った曲だそうですよ。
盗賊でも人間ですからねぇ・・・家族や愛する人たちを想ったのでしょうか・・・
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この回答へのお礼

荒くれ男の心の中に、美しいもの、温かいものがあるなんて、ますますロマンチック!演奏のヒントになりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/11 11:23

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