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どうぞ、よろしくお願いします。
昨年2月から、空亡年・大運空亡・厄年です。それでなのか、やることなすこと裏目を引いて、周囲に迷惑かけっぱなしです。実家も大きな事業をしてたのに、最近廃業しました。私の式は、

癸卯乙 比肩・食神(長生)
乙丑己 食神・偏官(冠帯)七沖
癸未己 偏官(墓)
戊午丁 正官・偏財(絶)干合支合

です。時柱の「絶」が不安です。けれど「干合支合」で救われるのかなあと思ったりもします。

どなたか、どうかご教示お願いいたします。

A 回答 (5件)

『四柱推命』にも様々な流派が存在します。



 日本で現在盛んになっているのは、台湾の明澄透派系の『四柱推命』です。明澄透派13代目か14代目の張耀文氏の教えを受け、独自の理論を構築した武田考玄氏、内藤文穏氏、佐藤六龍氏などが代表的な明澄透派系の『四柱推命』の大家です。

 高根黒門氏によると、台湾でも明澄透派の占術はほとんど知られておらず、日本でのみ、「本場中国の占術」としてもてはやされ、隆盛を極めているようです。takedataさんは、よくは分かりませんが、どうやらこの明澄透派系の『四柱推命』を学ばれた方なのではないかと思います。

 私は『四柱推命』を用いる場合には、戦前から日本で研究されていた泰山流を基本にはしていますが、全面的に泰山流の考え方を採用しているわけでは有りません。

 これらの点を踏まえた上でこれからの説明をお聞き下さい。

 まず、空亡についてですが、泰山流では大運の空亡はとりません。これまで観させて頂いた方々の実態との適合性から考えても、大運の空亡はとらないという考え方で良いと思われます。

 また、空亡は、支合・三合・方合・冲によって解かれる(解空)と考えています。私のこれまで観させて頂いた経験上も、この考え方で良いと思われます。

 patek-pさんの命式の場合、日柱から見た空亡の支は申・酉ですが、年支・卯と酉は冲になるため、酉は空亡は解空していると考えます。

 空亡についてですが、日柱の干支から見た空亡は真空とし、存在しないものとして判断します。年柱から見た空亡がそれに次ぐ効果を持ち、月柱や時柱から見た空亡は半空として、該当する干支の効果を弱める働きを持つだけと考えます。

 具体例を上げると、昨年は申年でpatek-pさんの日柱から見た空亡に対して解空要素がありませんでしたので、昨年の年運を判断する場合には、年干支の甲申は存在しないものとして判断する必要があったことになります。つまり、空亡の年だからと言って、別にそのこと自体は、悪いことでもなければ良いことでもないのです。言うなれば、大運の影響を強く受ける年、といった意味になります。

 空亡の意味や用い方としては概ねこのようなことになります。

 次に細かな判断方法の説明をしなければならないのですが、これを説明しようとすると膨大な量になってしまいます。ですから、理解はできなくても、漠然と感じだけ掴んで下さい。

 日支の蔵干には、財を表す丁・偏財が隠れています。月支の蔵干には癸・比肩が隠れており、丁・偏財を守る働きをする干が日支蔵干には無いので、日支蔵干の偏財は比肩によって剋され、財は失われることを示しています。

 次に、時支蔵干には、財を表す丁・偏財と、主に不動産を表す丙・正財が隠れています。これらの財や不動産は、時干・日干・日支蔵干にこれらを剋する働きをするものが無いため、吉神として働きます。

 結果、財運・不動産運に関しては、日支蔵干に隠れている偏財が月支蔵干から剋されているため、当初は何かと支出が多くなりがちと考えられるものの、時支蔵干に隠れている偏財や正財は健在なので、財に関しても困窮するまでには至らず、不動産運に関しては良いものをお持ちで、晩年には自己名義の不動産を所有することができる、というような解釈になります。

 大運は辛酉。patek-pさんの命式中の丁・偏財は大運辛・偏印に対して剋そうと働きかけます。しかし、大運の辛は、人間の持つエネルギーに比べれば無尽蔵のエネルギーを持っていますので、剋し切れません。力を使い果たして疲弊します。幸い時支は午で丁を強力にサポートしていますので、patek-pさんに直接悪影響を及ぼすことは無いと考えられますが、偏財は父親も表しますので、ご実家の事業が疲弊して廃業に至ることを示していると考えることもできます。

 戊癸干合は、通常は、時支蔵干に隠れている己・偏官の働きで癸が剋されるために干合は解かれています。そのため、偏官と正官が同一命式中に存在する、いわゆる官殺混雑の状態になっていますが、月支蔵干に隠れている辛・偏印がそれらの力を集約した上、冲によって偏印の悪い面が削がれているため、印綬の持つ健康・学業面の優秀さなどに加え、偏印の持つエネルギーが社会で活発に活動する方向に作用していると考えられます。

 ところが、大運が辛・偏印であるため、時支蔵干に隠れている己・偏官はそちらに力が奪われて癸を剋することができず、戊癸干合は午という根を持った安定した干合となり、動けない状態になります。
 その上、今年の年運は乙・食神の年なので、日支蔵干の己・偏官は剋され、結果としてpatek-pさんの命式中で月支蔵干辛・偏印に力を与えていた官星の全てが、動けないか剋されて無力の状態に陥っています。

 ご存知のように、官星は職業・仕事をも意味します。命式中の官星がこのような状態にある時には、仕事上での失敗・挫折・トラブルなどを意味します。

 ただ、月干・乙は、年干・癸、日干・癸から力を与えてもらえる関係にあります。そのため、何があっても目上・同僚・目下の全ての周囲の人から援助を受けて、無難に切り抜けることができる基本運をお持ちであると考えられます。

 いずれにしろ、財に関しては支出は多いものの困窮するまでには至らないと考えられますし、ご本人の能力も高く、仕事に関しても、多少の挫折・障害・トラブルに見舞われることはあっても、いずれも周囲の支援を得ることができて無難に乗り越えることができると考えられます。今年だけがその中でも少し不運な年、というだけです。

 結果として、それほど悲観すべき「命」とは考えられません。


 以上、多少、分かり難い部分もあったかと思いますが、最初にも申し上げたように、詳しく説明しようとすると、おそらくここでご説明した内容のさらに何倍もの説明をしてもまだ足りないことになると思いますので、この辺りでご勘弁願いたいと思います。

 それでは、お元気で。
 patek-pさんの今後益々のご健勝・ご活躍をお祈りいたします。
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この回答へのお礼

nobitattaさん、ありがとうございます。救われました。
私は今まで、逆境でも逃げずにこつこつ切り開いてきました。ところが、16年2月頃から、燃え尽きたかのように、腰砕けになってしまった。不安でこちらに来たんですが、nobitattaさんにお会いでき本当に救われました。
あと、私は帝王切開で生まれたのですが、そういうのは何か影響あるんでしょうか。
他のご回答で、「生時とつむじ」のことを書かれておられたので、なにかあるかなと思いました。

お礼日時:2005/07/14 10:48

 今回は、単なる命式の解釈の仕方の問題と考えたために回答しましたが、私が人を観る場合には、必ず「つむじ」などの身体的特徴やご兄弟姉妹の数、これまでに経験した事象の発生時期とその種類など、いくつかの客観的事実を確認した上で判断するようにしています。



 そうしないと、日本標準時で記録されている生時と、占術上で考えられる生時との間に1,2刻ほど、前後のどちらかにズレているとしか考えられない方がおられるからです。私の経験上、こういう方が全体の約3割ほどおられます。当然のことながら、そのままご本人の申告通りの時間で判断した場合、判断結果と実態とはズレてしまう結果をもたらすことになります。

 「つむじ」が「正中線(正面から見た時に、眉間~鼻の頭~お臍を通る、体の中心線のことです)」上にあって数が1つの場合、生時は子・卯・午・酉刻のいずれかと考えられます。
 また、「つむじ」が正中線からズレている場合、生時は寅・巳・申・亥刻のいずれかと考えられ、「つむじ」が複数あるか正中線からかなりズレている場合、生時は丑・辰・未・戌刻のいずれかと考えられます。

 私の経験上、母子手帳に記載されている生時や、それを基に計算で求めた生時などより、この「つむじ」の位置と数によって推定される生時を基に判断した方が、占断結果と実態は一致します。

 ちなみに、人の身体は完全に正確に左右対称にできているわけではないので、正中線から1cm以内程度のズレはズレとは考えず、正中線上にあるものと考えます。正中線から2cmとか3cmとかズレている場合に、初めて正中線上からズレているという表現を用います。

 「つむじ」が正中線上に1つだけあり、ご兄弟姉妹の数が2人であった場合、占術上における生時も、現在お考えの生年月日時と考えておられて良いと思われます。

 しかし、そうではなかった場合、「つむじ」の位置と数、ご兄弟姉妹の数、お子さんの数、過去に自分の意志で転居したことがある場合にはその時期、過去に経験した事象の発生時期とその種類などの多くの情報を提供して頂いた上で、占術上での生年月日時を割り出す作業をしなければならなくなります。

 この作業は、生年月日までは特定できており、生時だけを特定すれば良いというだけであっても、かなり膨大な作業量になります。そのため、仮に生時が午刻ではないと考えられる場合であっても、生時の特定作業を私がやるということについてはご勘弁願いたいと思います。
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この回答へのお礼

膨大な作業が必要なんですね。すごいですね。
私個人のことでなく、一般論として質問させていただきました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/14 21:29

答にしようかアドバイスにしようか迷ったのですがアドバイスにしました。



命式の四柱八字が誤入力なのか判りませんが、このような干支の並びには成りません。
命式そのものの再点検をなさってはどうですか。

癸年が正しいのであれば、丑月は必ず癸丑の月になります。

乙丑月が正しいのであれば、年の干は甲か己に成ります。

今一度ご確認なさって貴方の持っている本などで、その他、色々な判断や象意を見て下さいね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確認しましたが、やはりこの式になってしまいます。
もう少し調べてみようとおもいます。

お礼日時:2005/07/14 10:31

 「雨中の鳥」というのは、戊(山)の上に乙(鳥)と癸(雨)が並び、丙(太陽)がない命式を言います。

冬の癸日という規定はありませんが、冬月では丙がない悪さが強く現れます。

 命式というものは、生年月日時から受けた影響による人間の心理と生理を測り、体質や才能を見るものですから、親の遺産の有無などが含まれないのは当然の事です。

 良い命式とは、官運、財運、名声などの社会的才能が見られるものを言います。従って、芸能や職人技などはあまり評価の対象にはなりません。むしろ芸能や職人技は、磨けば磨くほど出世や金銭から遠ざかるもので、命式が悪いから技が劣るというものではありません。

 親の遺産があるなら、たいへん幸いなことですから、絶対に事業や投資などに使うことなく、職人技を磨くことだけに専念されましたら、その方面で大成することは十分に可能です。ただ、命式から見る限り、財や出世や名声にはつながらない、というだけのことです。

 少しでも改善したいということでしたら、住居や親の墓を、吉相の風水(地形)に構えることです。ご実家が芦屋や田園調布あたりなら、風水も吉相である可能性が高いので、あとは、三式(太乙神数、六壬神課、奇門遁甲)などを使って家相の方位など調整され、そちらにお住みになると良いでしょう。
 天然の風水に恵まれなくても、200坪以上程度の敷地があれば、人工的に風水をつくることも可能です。
 莫大な遺産の使い道としては、非常に合理的で有効な方法かと思います。 

 
 
 
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この回答へのお礼

口がすべって「莫大な」と表現しましたが、そこまでの大家ではないです。
申し訳ありません。
フォローのご回答をありがとうございました。

お礼日時:2005/07/14 10:27

 この干の組み合わせは、「雨中の鳥」と言うもので、非常に恵まれない命式です。

季節は丑月で冬ですから、雨は雪に変わり、ひどくみじめで厳しい運命を味わいます。ただし行運は吉運が多く、命式の割にはひどいことにはなりません。

 空亡などは全くどうでもよいことで、甲乙の年は凶運ですが、今の大運は一応吉運で、趣味的な分野では上達があります。
 一生を通じて、大金や出世には縁がありませんが、自分の力量をよく測って行動すれば、それなりの成果は得られるでしょう。 
 腎臓病、胃腸病、荒淫に注意しましょう。
 

この回答への補足

厳しい診断ですが、真正面から受け止めて「ガンガ」と生きて行こうと思います。ども。
若いうちに甲乙をすませていて、実家の莫大な財産贈与が確定しているのが、救いっちゃー救いですね。できれば、私も「富を生産する能力に恵まれた人材」になりたかったんですが、器ですかねえ。
ただ、私、これでも職人としてはピカ1なんだけどなあ…。
反論いいですかあ。
冬の癸日(この五行は人気ないですねえ)生まれのひとは、全員「雨中の鳥」になっちまうんじゃないですか?
すみません。あんまりショックなんで、一応反論しました。
それと、凶意を抑える方法がもしあれば、伝授お願いします。

補足日時:2005/07/13 02:38
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