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 中肉中背とは辞書によると「身長も体重も普通であること。標準的な体格。」とありますが、現代の日本の標準から言うと何cmぐらいで何kgのことなんでしょうか?
 また、「小太りな人」と「太った人」の境界線はどのあたりなんでしょうか?

A 回答 (2件)

こうした表現は主観的なものです。



何センチ、何キロ、境界線は何キロから・・
というように数字を持ち込むと
それは科学的な表現になり
文学表現とは離れていきます。

「うつむいた彼女の細い肩がふるえていた。
ふっくらした頬が桜色にそまっていく。」
例えばこの表現で
彼女は傾斜何度でうつむいていますか?
細い肩とは厚み何センチ幅何センチ?
ふっくらした頬の肉の厚みや頬骨の高さは何センチ?
桜色と桃色の境界線は?

主観でいいんですよ。
普通の体型の人が中肉中背
ちょっと太った人が小太りの人
です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

ということは、登場人物の設定として「中肉中背」「小太り」といった表現を使ったとしたら、読む人によって思い浮かべる人物像が違ってきますよね。
作者の考えた人物像を正確に伝えたければこういった表現は避けたほうがいいかな

お礼日時:2005/07/25 10:17

 現在の日本では、身長170センチ前後で肩に贅肉がついておらず、なおかつ頬骨がさほど出ていない状態のことを指します。


 これは俺自身の主観ですが、そう間違ってはいないはずです。

>作者の考えた人物像を正確に伝えたければ

 小説を書いてらっしゃるんでしょうか?
 俺もネット作家ですが、俺自身の経験からいうと、一度「中肉中背」と書いたら、読者がいかような想像をしていても構わない表現に努めるべきです。
 ただし小説は漫画などと違って絵がないので、その人の体格を本当の意味で精確に表すことはできません。
 よって、人物の様相を描写するときには、その人物を第三者が見たときに真っ先に目に付くような特徴を書けばいいわけで、「中肉中背」という描写は必要ではないはずです。

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 その男は中肉中背の、どこといって特徴のない雰囲気だった。
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 このような描写は、「どこにでもいるような人間」であることを特に強調したい場合を除き、積極的に避けるべきです。

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 その男は眉が濃くて堀が深く、一見するとハーフのように見えなくもなかった。
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 この表現においては身長や体格に関する描写は何もありませんが、ですが「ハーフのように」という表現が入ってることから、「中肉中背」よりも少し身長が高めであることを表しています。
 なぜならば、一般にはハーフは背が高いという固定観念があるからです。
 人間は「眉が濃くて堀が深い」ことによってのみ、「ハーフのようだ」と判断するのではなく、全体的な雰囲気を全て加味した上で判断します。なので上記の文は、眉と堀の深さ以外にもハーフっぽい特徴がいくつかあることをすでに表現しているわけです。

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 その猫背の男は、一見して憔悴した雰囲気が見て取れた。
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 この文章では、体格に関する表現は何もありません。
 ですがそのことにより、「体格に関して特長を見て取りにくい」ことを表現しており、よってこの男は「中肉中背」です。

 人物の描写において大事なのは、その人物の特徴のもっとも主だった部分はどこかを考えることです。
 身長や体重を正確に描写すると逆に文章が煩雑化し、読者に「わずらわしい」という印象を与えてしまいかねません。
 よって、作為的にわずらわしい文章を書きたい場合以外、そのような表現手法は避けるべきでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

あえて表現せずに読む側に伝える方法は勉強になりました。ありがとうございます。

私は170cmを超えると背が高い方かと思っておりました。やはり与える印象は人それぞれですね。

お礼日時:2005/07/25 11:20

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