読書感想文の本選び（高校一年です）

Question

いざ、課題の読書感想文に手をだそうとしたところ、
読書感想文の本選びで行き詰まっています…。

(1)心理的なものとか。友人・対人関係とか。生や死など。身近なもので自分自身に結び付けて考えていけるもの。

(2)高校生に読んでほしい本など。

何かおすすめの本がありましたら、教えてください！
よろしくお願い致します。

akiko0112 · Accepted Answer

初めまして。私的な判断でですが、(1)と(2)を満たしたと思う本を挙げます。

『塩狩峠』　三浦綾子
キリスト教色の入り混じったお話ではありますが、読書感想文としては書きやすいかと。愛と信仰に生き、自らを犠牲にした青年の実話を基に作られたお話。

『こころ』　夏目漱石
夏目漱石嫌いだった私を変えた本です。名作といわれるだけのことがあります。エゴイズムを追求。

『友情』　武者小路実篤
タイトルの通り、友情についてのお話ですが、そこには大きく恋心も絡んできます。夏目漱石の『こころ』と似ているようで少し違う。友情と恋の辛いところを描いた作品。

『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』　滝本竜彦
多分今読むと共感できるんじゃないかなと。正直読書感想文に向いているかどうかは読み手次第ですし、設定もリアリティがあるとは言いがたいのですが、思春期特有の、行き場の無い漠然とした不安感、虚無感といったものはよく描かれていると思います。

読書感想文にする、しないにかかわらず、少しでも、ako_pati2さんが読みたいなと思ってもらえる本があれば幸いです。

marinara · Answer

”身近なもので自分自身に結び付けて考えていけるもの”という点と、感想文の書きやすさを考慮に入れて、つい最近直木賞候補になった『となり町戦争』をおすすめします。まず文章がとても平易で読みやすい。しかも、いまどきの戦争はこうなのかー、という感想が書きやすい。（戦争をめぐる感想って書きやすいでしょ？　作品を選ぶときはそういうズルさも必要。）
何も起こらないのに、戦争って怖いと思わせる作品です。

参考URL：http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087747409/qid%3D1123857099/249-0791170-4091515

haruchiyo · Answer

いろいろあります。
下にあがっている本も素晴らしい本ばかりなので、あえて入っていないものを。

金城 一紀「ＧＯ！」
窪塚洋介君で映画化もされましたが、在日朝鮮人の両親を持つ普通の高校生が直面する差別、恋愛、友情などのお話。

鷺沢萌「君はこの国がすきか」Ｎｏ．１さんがあげていらっしゃる「ケナリも花、サクラも花」もいいです。人種差別はひとつの面で、思いやりとか国籍とアイデンティティとか、とても身近にいろいろ考えさせられます。

北村薫「スキップ」　定番のようにあげていますが、
明日を夢見ていたひとりの高校生が目が覚めるといきなり２５年後にタイムスリップしていて…それでも前向きに生きていくお話。

子安美智子「日本（ヤーパン）の夏」
卒業旅行で来日したシュテファンの目を通して描いた日本。

maritama · Answer

映画にもなった、金城 一紀さんのフライ,ダディ,フライはいかがでしょう？
主な登場人物も高校生ですし、身近に感じられると思います。

cyunko · Answer

高１の娘がいますが、夏休みの宿題の読書感想文をこのあいだ書き上げました。

選んだ本は、図書館で借りた、峠三吉さんの『にんげんをかえせ』という詩集です。
戦争や原爆の悲惨さをリアルに伝えてくれる詩集で、娘はショックを受けていましたが、詩から受けた印象や怖さ、平和の尊さなど感じたことを、特に強く記憶に残った詩を引用しながら一気に書き上げていましたよ。

hagiyan · Answer

定番は、夏目漱石の『こころ』ですが、それじゃあ芸がないか。

僕が高校生の頃は、庄司薫の赤頭巾ちゃん四部作だったりしたんだけれど、、、、今、手に入るのかなあ。

Haru_Sakura · Answer

生や死をテーマにした作品では……。
　◎［小説］『僕の心臓を盗まないで』テス・ジェリッツェン（角川文庫）
　◎［エッセイ］『生命の不思議』柳沢桂子（集英社文庫）
　◎［エッセイ］『生へのアンコール』（集英社文庫）

高校生が主人公の小説は……。
　◎『ぼくは勉強ができない』山田詠美（新潮文庫）
　◎『十七歳だった！』原田宗典（集英社文庫）
　◎『あの頃ぼくらはアホでした』東野圭吾（集英社文庫）

高校生に読んで欲しい本は……。
　◎『ケナリも花、サクラも花』鷺沢萠（新潮文庫）［人種差別］
　◎『ひめゆりの塔をめぐる人々の手記』仲宗根政善（角川文庫）［戦争］
　◎『ここに地終わり海始まる』宮本輝（講談社文庫）［小説］
　◎『彗星物語』宮本輝（角川文庫）［小説・家族愛］

です。
まだまだたくさんあるのですが、とりあえずこの辺で。

読書感想文の本選び（高校一年です）

初めまして。

”身近なもので自分自身に結び付けて考えていけるもの”という点と、感想文の書きやすさを考慮に入れて、つい最近直木賞候補になった『となり町戦争』をおすすめします。

いろいろあります。

映画にもなった、金城 一紀さんのフライ,ダディ,フライはいかがでしょう？

高１の娘がいますが、夏休みの宿題の読書感想文をこのあいだ書き上げました。

定番は、夏目漱石の『こころ』ですが、それじゃあ芸がないか。

生や死をテーマにした作品では……。

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